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【鉄道】大井川鉄道・井川線-秘境路線に感激

大井川鉄道は、過去に千頭までは2回程乗っているものの、その先の井川線は未乗車でしたので、秋の行楽シーズンも落ち着いた12月の一週目に訪れてみました。

大井川鉄道
▲元南海車、これに乗れたのもラッキーでした

井川線は、全線通しの列車が4往復しかなく、しかも12月で日没も早いので、一日で往復するとなると行程はほぼ限定的。朝早く出て、可能であれば途中下車して列車を撮影しながら戻ってくることにしました。きっぷは2日間、大井川本線・井川線全線乗り放題の「大井川周遊きっぷ」4,900円を使うことにしました。大井川鉄道は、普通運賃が割高のため、このきっぷを使うとたいへん安くなります。ただし、急行列車に乗る場合は、急行料金が別途必要になります。
R01.12.8に乗車した列車は下記の通り
3列車 金谷7:48→千頭9:03
201列車 千頭9:12→井川10:59
202列車 井川11:28→長島ダム11:13
204列車 長嶋ダム13:29→千頭14:21
EL102 千頭14:53→新金谷16:09
86列車 新金谷16:19→金谷16:24

大井川鉄道・井川線
▲千頭で井川線の小型車両に乗り換え

金谷から普通電車に乗り千頭で井川線へ乗り換えます。井川線ホームに行くと車体の小さい機関車と客車が乗客を待っています。客室は狭くドアは側面1か所で手動式、客車同士を行き来する貫通路もなく、しかも一部の車両には暖房もありません。日本の標準となっている1067mm軌道を走る車両とは思えない程のナローゲージ風です。走り始めるとかなりキツイカーブが連続して車輪もきしんでいます。もちろん速度もだせませんし、乗り心地も決して良くありませんが、井川線は観光鉄道化していて、その野趣ぶりがウリ。乗客はそれなりに楽しんでいるようです。今年の紅葉は遅いようで12月に入ってもまだ落葉せずに残っていて、川と紅葉が楽しめました。

途中、アプトいちしろ駅―長島ダム間は、アプト式電気機関車が連結され、これも見どころのひとつ。そして奥大井湖を鉄橋で渡り、秘境駅として有名となった「奥大井湖上駅」に停車。乗客の大部分がここで下車していましたので、終点井川まで行かずここで折り返す人が多いのかもしれません。確かに、ここまでくれば結構な乗車時間で「鉄系趣味人」でないと「お腹いっぱい」という感じでしょう。自分は、この駅は車窓から見るだけにして、井川まで乗り通しましたが、かなりの秘境路線で沿線人口はほとんどないという感じですが、どの駅もシンプルなものの意外に小綺麗にしていて、朽ちて落ちぶれた赤字ローカル線のような感じがしません。ナロー風の鉄道施設、山深く、渓谷に沿う車窓は感動的な時間でした。欲をいえばトイレでもあれば、「飲み鉄」もできそうですが、まあ車両が小さいのでなかなか難しいことでしょう。

大井川鉄道・井川線
▲アプトいちしろ駅で後部にアプト式電気機関車が連結されます

井川駅発11:29千頭行で折り返します。出発までの約30分を利用してダムまでいってみましたが、ダム資料館は休み、駅前にある売店も1軒だけが開いているだけで、既にシーズンオフ体制。駅でブラブラしながら列車の写真を撮るに留まりました。折り返しは空いている暖房なしの客車に乗りましたが、車掌氏がわざわざやってきて「暖房ないけど大丈夫ですか?」と尋ねられ、「着込んでいるし長島ダムまでなので大丈夫です」と回答しました。

この列車は、ちょうど1時間後に後続列車があるので、どうせなら機関車交換のある長島ダム駅と思い下車。機関車連結やアプト式電気機関車が協調運転している走行写真も撮れ、さらにダムなども散策できたちょうど良い時間でした。ダム近くの「ふれあい館」にいってみると次のアプトいちしろ駅までは下り坂で、距離も長くないので徒歩も可能とのことでしたが、気温も高くないので歩きはやめることにして、長島ダムから再び井川線に乗りました。

井川線で千頭までもどり、ここから急行ELかわね路号へ。指定券を買うと、暖房がないので携帯カイロをどうぞときっぷと一緒に渡されました。確かにここにある電気機関車にはSGやEG装置がないので旧型客車は非暖房に。まあ、それも面白いかなと冷え切った車内ですが、お酒などを買い込んで汽車旅を楽しみながら新金谷まで乗車しました。新金谷から金谷行のシャトルに乗り継ぎ本日の大井川鉄道の旅が終了です。金谷から井川までの往復は丸一日かかりですので、地方私鉄でそんなに距離もないようでも、時間的にはかなり乗りごたえがありました。

きっぷは翌日も有効ですので、明日は撮り鉄もやってみます。

大井川鉄道・井川線
▲接岨峡温泉駅で区間運転列車と交換

大井川鉄道・井川線
▲ホームがカーブしている井川駅

大井川鉄道・井川線
▲井川線の終点井川駅。周辺に人家はなし

大井川鉄道・井川線
▲ELに押されて長島ダム駅に到着する井川行

大井川鉄道・井川線
▲長島ダムの脇の急勾配を登る井川行

大井川鉄道・EL急行
▲EL牽引の旧型客車もなかなか良いものです

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