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【書籍】田中靖浩著 会計の世界史 イタリア、イギリス、アメリカ 500年の物語

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難しい会計用語は使わず、会計の発達を世界史と絡めながら解説してくれています。意外にも、19世紀に入るとイギリスでの鉄道の誕生やその後のアメリカでの鉄道発達と会計が結びついていることが分かりました。例えば「減価償却」という考えかたも鉄道会社ならではとのことで、鉄道に関連したエピソードもたくさんできてきました。厚めの本ですが、楽しく会計の歴史を学ぶことができました。

著者:田中靖浩
定価;2200円+TAX
単行本(ソフトカバー): 424ページ
出版社: 日本経済新聞出版社 (2018/9/26)
言語: 日本語
ISBN-10: 4532322030
ISBN-13: 978-4532322038
発売日: 2018/9/26
梱包サイズ: 20.8 x 13.6 x 3 cm

<目次>
旅のはじめに「会計の歴史ツアー」へようこそ
本書の構成
第1部 簿記と会社の誕生
 3枚の絵画―「トビアスと天使」「最後の晩餐」「夜警」
 第1章 15世紀イタリア 銀行革命
 1 絵描きに「トビアスと天使」の注文が殺到した理由
 2 地中海で大活躍したリズカーレとそれを助けるバンコ
 3 イタリアの黄金期を支えたバンコと簿記
 第2章 15世紀イタリア 簿記革命
 1 レオナルドと「簿記の父」の運命的な出会い
 2 処刑を免れたコジモが支えたルネサンス
 3 公証人を頼らず、自ら記録を付けはじめた商人たち
 4 簿記革命とメディチ銀行の終わり
 第3章 17世紀オランダ 社会革命
 1 神が中心から人間が中心の時代へ
 2 レンブラントとオランダの栄光
 3 オランダで誕生した株式会社とストレンジャー株主
 4 短命に終わったオランダ黄金時代
 第1部のおわりに
第2部 財務会計の歴史
 3つの発明-「蒸気機関車」「蒸気船」「自動車」
 第4章 19世紀イギリス 利益革命
 1 「石ころ」の活用から世界トップへ躍り出たイギリス
 2 蒸気機関車のはじまりと固定資産
 3 画家も株主も興奮した鉄道狂時代
 4 19世紀の鉄道会社からはじまった「利益」
 第5章 20世紀アメリカ 投資家革命
 1 西の新大陸へ、海を渡った移民と投資マネー
 2 崩壊前夜、ニューヨーク・ラプソディ
 3 大悪党ジョー、まさかのSEC初代長官に就任
 4パブリックとプライベートの大きな別れ目
 第6章 21世紀グローバル 国際革命
 1 自動車にのめり込んだ機関車運転士の息子
 2 海運とITで覇権を握ったイギリスのグルーバル戦略
 3 金融資本市場のグローバル化と国際会計基準
 4 増えるM&Aとキャッシュフロー計算書
 第2部のおわりに
第3部 管理会計とファイナンス
 3つの名曲―「ディキシー」「聖者の行進」「イエスタデイ」
 第7章 19世紀アメリカ 標準革命
 1 南北戦争から大陸横断鉄道へ
 2 大量生産する工場の分業と原価計算
 3 ライバルを潰しながら巨大化する企業
 4 南部から北部へ旅立つコカ・コーラとジャズ
 第8章 20世紀アメリカ 管理革命
 1 シカゴからはじまったジャズと管理会計の100年史
 2 分けることでわかる「管区」由来のセグメント情報
 3 フランス系・デュポンの起こした管理会計革命
 4 クロスオーバーがはじまった音楽と会計
 第9章 21世紀アメリカ 価値革命
 1 マイケル・ジャクソンに学ぶ価値思考
 2 企業価値とは何か?
 3 投資銀行とファンドの活躍を支えたファイナンス
 4 うつろいやすい「価値」を求め、さまよう私たち
第3部のおわりに
エピローグ
旅のおわりに あとがきに代えて

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