« 【鉄道】米沢盆地で米坂線を撮る | トップページ | 【書籍】運輸と経済 2019年12月号 »

【書籍】田中宏昌著 南の島の新幹線ー鉄道エンジニアの台湾技術協力奮戦記―

Img_036_20191228090701

著者:田中宏昌
定価:1700円+税
単行本(ソフトカバー): 238ページ
出版社: ウェッジ (2018/2/16)
言語: 日本語
ISBN-10: 4863101961
ISBN-13: 978-4863101968
発売日: 2018/2/16
梱包サイズ:  19 x 13 x 1.3 cm

 

新幹線の初の海外輸出と注目される台湾新幹線ですが、当初は欧州車両システムだったものが逆転して新幹線へ。しかし、インフラ部分は欧州規格のまま、そして欧州と日本のベストミックスを頑なに主張する台湾側、新幹線へのネガティブキャンペーンを張り、我田引水を図る欧州メーカー、新幹線はインフラ、ソフトを含めた全体システムと主張するも理解されない日本側のジレンマ・・・。台湾新幹線プロジェクトに携わった鉄道エンジニアが、そんな紆余曲折のエピソードをまとめた一冊で、台湾新幹線に乗るならば、ぜったい読んでおきたい本です。

はじめに
第1章 年の瀬の台湾高速鉄道紀行
 1 台湾高速鉄道に乗りたい理由
 2 久しぶりの台湾
第2章 台湾高速鉄道受注競争
 1 台湾高速鉄道の概要
 2 敗者復活戦
 3 プレゼンテーション
 4 鍵握るJR
 5 啓蒙活動
 6 張栄発氏からのコメント
第3章 知的格闘技
 1 ユーロトレインの戦略とネガティブキャンペーン
 2 日本側の戦略
 3 ネガティブキャンペーンへの反論
 4 地震セミナーと正式調印
【解説】システムインテグレーション
第4章 車両とインフラのシステムインテグレーション
 1 機電システムとインフラ建設
 2 車両とトンネルのシステムインテグレーション
 3 車両と橋梁のシステムインテグレーション
 4 レールと分岐器と小さな駅
 5 ドイツ製分岐器の後日談
第5章 機電システムのシステムインテグレーション
 1 機電システムの契約調印とスペック変更協議キックオフ
 2 台湾高鐵のスタンス
 3 JR/JARTSのスタンス
 4 日本連合のスタンス
第6章 機電システム 新幹線と技術的相違点
 1 運転室のレイアウト
 2 700T車両
 3 通信システム
 4 信号システム
 5 総合指定室とユニバーサルコンソール
第7章 機電システム 実績ある技術への変更努力
 1 料理のレシピならば
 2 台湾への働きかけ
第8章 台湾高鐵の要員養成
 1 リファレンスシステム教育
 2 台湾高速鉄道と九州新幹線
 3 KTXの開業準備行程
 4 リファレンスシステム教育の開始
 5 規程類の改訂と技術者派遣
第9章 運転士の海外調達と開業延期
 1 運転士の海外調達
 2 スケープゴードにされたJR
第10章 走行試験
 1 走行試験開始
 2 遭遇したトラブルやハプニング
 3 台湾高速鉄道の開業と日本連合支援の終了
第11章 高雄にて
おわりに

T_dsc_6995

|

« 【鉄道】米沢盆地で米坂線を撮る | トップページ | 【書籍】運輸と経済 2019年12月号 »

書籍」カテゴリの記事

海外の鉄道」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 【鉄道】米沢盆地で米坂線を撮る | トップページ | 【書籍】運輸と経済 2019年12月号 »