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【鉄道】在来線昼行特急の長距離3位の「スーパーおき」に乗ってみる

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▲新山口駅に入線するスーパーおき4号

R1年5月現在の昼行特急の長距離ベスト3というと
1位 にちりんシーガイア 411.5km
2位 宗谷 396.2km
3位 スーパーおき3、4、5号 378.1km
となっています。
この中でも、気動車特急かつ基本2両編成というローカル特急ぶりで、しかも山口線から山陰本線に走り抜けるロケーションは、とても魅力的ということで、R1.6.22新山口から鳥取への「スーパーおき4号」に乗ってみることにしました。
主な停車駅と時刻
3004D スーパおき 4号
新山口12:53dp→津和野13:55dp→益田14:30dp
→出雲市16:13dp→米子17:08dp→鳥取18:16av

新山口駅でSLやまぐち号を見送ってから、一旦駅前で本日の長時間乗車に備えて、アルコール、飲み物やつまみ、食べ物を購入してからホームで「スーパーおき」の入線を待ちます。10:15新山口着の米子発の「スーパーおき1号」が、折り返し「4号」となりますが、ホームからは一旦引き上げていて、12:30過ぎに2番線に入線してきました。通常は、2両編成ですが、この日は連休でもないのに3両編成でした。乗車するのは、日本海が見える1号車の7番D席の指定席で、窓に柱も来なかったのでアタリでした。

12:53に新山口を定刻発車。この時点では、圧倒的に自由席が埋まっていて、指定席は20人ぐらい。自由席は停車毎に動きがありますが、指定席が津和野で少し降りる人がいた程度。自由、指定ともに益田で半分が入れ替わりました。益田で、里山や中間山間地域の車窓の山口線から山陰本線へと入り、車窓に日本海が広がりました。今回取った指定席は、もちろん海側ですが、以前は、2編成と3両編成では、アルファベットが逆になる現象があり、指定を取ってもリスクがあったとのことですが、現在は増結しても指定席車の向きが逆にならないようになったので、安心して指定席が取れます。

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▲表示は、数少ない行き先の鳥取

日本海の車窓、小さな駅での行き違いや追い越しに加えて、どんどん駅を通過して行くのも、普通列車とはまた違う乗り鉄の楽しみがあります。途中止まった江津は、ちょっと前まで、三江線の列車が出ていた分岐駅ですが、三江線の跡は草に埋もれてすっかり中間駅となっていました。そして、風景が海ではなく平野になると出雲市です。今までとは違って、自由席は数十人の乗車があり、伯耆大山までは電化区間ということで、普通電車や381系電車がいて、交換列車も増えて、賑わいのある区間に入ってきました。

時計は16時を過ぎましたが、日が長い6月なのでまだまだ外は明るく、宍道湖の車窓が楽しめます。松江には16:43着。時刻表を見ているだけですと単なる中間駅ですが、県庁所在地だけに指定席、自由席ともに乗降がけっこうありました。続いて、宍道湖と繋がっている中海をチラチラと見ながら山陰の鉄道の拠点米子に到着です。米子は、当列車も3分停車、この駅でも多くの乗り降りがありました。米子から先は、遠目に時々日本海が見えるだけで、岸ベタを走ることはありませんが、米子―鳥取(92.7km)の間は、高速化整備が行われているので、俊足ぶりを発揮します。米子から鳥取は所要時間1時間5分で、途中倉吉停車があるので、非電化在来線としては、優秀なスピードで、キハ187の本領発揮といったところでしょう。

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▲1号車指定席。海側はD席です。

鳥取大学前で申し訳程度に停車しますが、降りる人はおらず、ホームにいる乗客もすぐ後に、鳥取行き普通列車があるので乗車する人はいません。ドアが閉まると終点鳥取に向けて、加速、途中、JR西日本・鳥取鉄道部の車両基地が見えて、貨物ターミナルの跡地の脇を高速で走り抜けて、18:16定刻に鳥取に到着しました。結局、新山口駅から鳥取まで指定席で乗り通したのは、私のほか同業者の方1名。長距離運転の特急列車ですが、区間利用が主となっています。

山口線〜山陰本線を抜ける乗り鉄旅でしたが、18きっぷなどで一駅ごとに止まる普通列車ももちろんよいのですが、乗り換えることなく、同じ車両・同じ座席でじっくりと乗り通すのもこれまた良いものです。結局、終始、お隣(通路側)は来ませんでしたが、ローカル色も強く、呑み鉄にはもってこいの特急列車だと思います。

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▲益田から先の日本海の車窓。天気はイマイチ。

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▲単線長距離にもかかわらず定刻18:16に鳥取に到着

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