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【鉄道】大都市のローカル線―東海交通事業・城北線.

東海交通事業・城北線
▲城北線の高架線路は中央西線の手前で終わっています

R1.5.5 中央東線を途中下車して明知鉄道に乗った後は、同じく中央西線の勝川で下車して、東海交通事業の城北線(勝川―枇杷島/11.2km)を乗ります。この鉄道の存在は知っていたものの、なかなか乗る機会がなく未乗線区となっていました。城北線は東海道本線と中央本線をショートカットした貨物線を旅客線に転用したもので、起点・終点を含め6駅と短めの路線です。

中央西線勝川駅と城北線勝川駅は、けっこう離れていて歩いて5-6分かかりました。当初は、中央西線から線路が分かれるように設計されていたそうですが、線路は今だにつながっておらず、城北線の高架橋が中央西線の直前で途切れています。両線をつなぐ工事をするというアナウンスもないので、諦めた可能性もありです。

東海交通事業・城北線
▲城北線はキハ11が運行

勝川駅は、高架線路にホームをくっつけただけの無人駅で、自動券売機もトイレもなく殺風景です。ホームで待つ乗客もおらず、なんとなくですが苦戦している鉄道ということが伝わってきます。折り返しとなる枇杷島からのキハ11の単行列車が到着しましたが、降りてきたのは10人ぐらい。折り返し枇杷島行きも乗客数人でした。

この線は、実質全線無人駅で、車内で清算してしまうので、手元に残るきっぷなどはありません。今回は、片道乗車でもったいないのですが、一日券を買おうと到着した列車に乗り込み乗務員に、その旨を告げると露骨に嫌な顔をして無言。数時間前まで愛想の良い「明知鉄道」に乗っていただけに、この『塩対応』にびっくりです。結局、折り返しの枇杷島行きの運転手となる人が対応して買うことができました。やはり、ここの鉄道経営の厳しさもあるようで、職場のモチベーションも下がっているかもしれません。

東海交通事業・城北線
▲全線高架線路でグレードは高い

列車は、勝川を出ると駅ごとに1~2人が乗ってくる感じで、枇杷島に向かって利用者が増えているのですが、なにせ中間駅は4駅で終始、車内はガラガラ。ほぼ全線高架複線で、線路形状もよいものの車窓にみえた他線とは乗り換えが便利ではないようです。人口が多い都会を走っている割には、線路と人の動きがアンマッチなのか、あまり活用されていない鉄道のようです。仮に勝川で中央西線と接続しても劇的に利用者は多くならないでしょうから、それもなさそうです。

過去の桃花台の新交通システムが廃止になった地区だけに、もしかすると廃止ということもありえるかもしれません。施設が立派なだけにもったいないなと思う都会のローカル線でした。

東海交通事業・城北線
▲なぜかステップは埋めてありました

東海交通事業・城北線
▲唯一記念となる一日券

 

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▲枇杷島駅で乗客を待つ勝川行キハ11

 

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