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【自転車】豊後水道・半島めぐりツーリング(宿毛→宇和島)

豊後水道・半島めぐりツーリング(宿毛→宇和島)

高知県道7号愛媛県道7号愛媛県道298号愛媛県道297号
国道56号愛媛県道292号愛媛県道318号愛媛県道287号
愛媛県道37号愛媛県道269号

<実施日>H30.11.23(日)
<車種>DAHON DASH X20
<起点>土佐くろしお鉄道・宿毛駅(有人・自販機あり)
<終点>予讃線・宇和島駅(有人・売店あり)
<距離>117.2km(宿毛駅7:15dp宇和島駅16:30av)

豊後水道・半島めぐりツーリング(宿毛→宇和島)by Dahon
▲肌寒い天気の中、宿毛駅をスタート

地図を「ぼーっ」と眺めていると、豊後水道に面した四国の西側海岸はかなり入り組んでいることに気づきました。その中でも高知県宿毛から愛媛県の宇和島の間は、四国本土から細く尖った半島がたくさん出ていて、こんな地形(海岸線)が続くのは全国的にみても少ないような気がします。国土地理院の「うおっ地図サイト」で地形図を見てみると、海岸線に沿って道もあり、集落も点在していて、急峻で勾配もキツそうですが、景色は良さそうで「自転車で走ってみたいなぁ」という思いが募ってきました。

豊後水道・半島めぐりツーリング(宿毛→宇和島)by Dahon
▲ちょっと走ったら愛媛県入りです

H30.11月の3連休に四国まで行き、宿毛→宇和島を海岸線に沿って自転車で走ってみることとしました。前夜に特急南風に輪行して宿毛に入り駅前のホテルに宿泊、朝7:15宿毛駅をスタートしました。当日は、この秋一番の寒さということで、予想最高気温14度、最低気温5度でしたので出発時点では、四国とはいえ耐寒対策をしての出発です。宿毛から宇和島までは、国道56号線を経由すると約62km、それを海岸線に沿って海に突き出た半島をひとつひとつトレースすると200km近くになります。完全トレースは、1日ツーリングにしては長すぎますので、体力と相談しながら、なるべく国道56号を使わずに宇和島を目指しました。

豊後水道・半島めぐりツーリング(宿毛→宇和島)by Dahon
▲宿毛湾を見ながら愛南町城辺へ

宿毛から県道7号で愛媛県愛南町へ向かいますが、宿毛市街地では県道と海はそんなに近くありません。出発して30分もしないうちに、ようやく海沿いに走ると思ったら愛媛県入り。ここから先は、海岸線に沿いますが、決して平たんではなくアップダウンのある道で、本日のこの先を予感させてくれる道でした。標高200mほどのサミットを越えて愛南町の中心地城辺へ。ここのスーパーで小休止です。地図を見ると、ここから東へ逆L字状に半島が突き出ていて道もあり面白そうです。しかし、宇和島までのツーリングははじまったばかりで、まだまだ先は長く、体力温存のため今回はパスすることにしました。城辺から先は、代替えルートはないので心配の国道56号を走ります。2桁国道らしくカーブも勾配も緩やかではありますが、決して平たんではなく、アップダウンの連続です。しかも大型車を含めて交通量がたいへん多く、常に自動車が脇を抜けて行く状態なので、とても気を使いながらの走行となります。

豊後水道・半島めぐりツーリング(宿毛→宇和島)by Dahon
▲県道7号の黒崎鼻近く

国道56号線の脇にあった愛南町内海支所でトイレ休憩です。地図を見るとここからすぐ先にある「内海トンネル」を通らずに海岸線を遠回りする旧道があります。走ってみると、まったく車がおらず、落ち着いて景色を楽しみながら走ることができましたが、「内海トンネル」は車道とは別に自歩道トンネルがあったので、遠回りしなくても良かったようです。ぐるりとまわって再び、国道56号に戻ってきました。このあたりのレクリエーションスポットになっている「須ノ川公園」を過ぎ、その先には「鳥越トンネル」があります。このトンネルは「由良半島」の付け根をショートカットしていて、我慢してそっちを通ればかなりの距離を短縮することが可能です。ただ、それでは、面白くないので、あまり奥まで入らず、半島真ん中に掘ってある「船越運河」までいってみることとしました。このあたりまで来ると、豊後水道の最短距離のようでうっすらと九州が見えていました。さらに由良半島は、尾根が市境となっていているので、途中から「宇和島市」に入りました。

豊後水道・半島めぐりツーリング(宿毛→宇和島)by Dahon
▲交通量の多い国道56号

由良半島を回って宇和島市津島町付近で再び国道56号に戻ってきました。このあたりの海は、湾の奥で波も穏やかなことから真珠の養殖が盛んで、道路脇には作業場となっている「はしけ」がたくさん浮いていました。そして、国道は津島町の少し先から内陸を通って、宇和島方面へ、変わって海岸線を行く県道がありますのでそちらを走ることになります。津島町嵐集落のコンビニで休憩の後、県道287号、さらに県道37号で海岸線に沿って走ります。本日は北西の強めの風、西に突き出た半島の南側を走るときは、風がブロックされ影響はないのですが、岬を回り、北側に入るとサイドから風に煽られます。道は集落ごとにアップダウンを繰り返し、東北地方の三陸海岸同様の海岸道路ですが、標高差があまり激しくないので、順調に進んでいきます。

豊後水道・半島めぐりツーリング(宿毛→宇和島)by Dahon
▲国道56号のトンネルを迂回して柏崎を遠回り内海を見ながらの走行

結出漁港まで来ると半島からさらに突き出た半島があり、いってみたい気もしますが、距離も走り、時間もだいぶ押していますので深入りせず「新辰野トンネル」を使って宇和島方面へ。ただし、そのまま県道37号ではなく無月集落からは、海岸線に沿って外回りする国道269号に入りました。しばらく走ると、宇和島海に浮かびながら四国本土とは陸と橋でつながっている九島も対岸に見えてきました。この島も自転車で回ることが可能ですが、時計は16時前を指していて、島を一周するには時間切れ。そのまま宇和島市街地へと向かいます。

市街地に入ると高速道の下を走って、宇和島港脇にある「道の駅 みなとオアシスうわじま」にちょっと立ち寄り現地の情報収集。そして、宇和島駅へ椰子の木の街路樹がある通りを走って16:30に宇和島駅に到着。四国とはいえ、16時を過ぎるとひんやりで、防寒対策をした状態での到着となりました。到着時間は、快適に走れる時間のほぼ限界点だったので、ほぼ時間ぴったりでした。もしどこかの半島で深入りしていると宇和島到着は日没になっていたはずで、絶妙な判断でした。残念ながら、ひとつひとつの半島を丁寧にトレースして走ることはできませんでしたが、なるべく国道を避けたことで、この付近の独特の海岸線を満喫することができました。アップダウンが厳しいことはありますが、海岸線の風景が変化に飛んでいるので、そんなに負担になることなく楽しく走ることができます。東京から遠いせいか、雑誌などでも紹介されることのないエリアですが、遠征してみて損がないルートです。

豊後水道・半島めぐりツーリング(宿毛→宇和島)by Dahon
▲柏崎近くにある天皇訪問の碑。眺望は最高です

豊後水道・半島めぐりツーリング(宿毛→宇和島)by Dahon
▲由良半島の船越運河

豊後水道・半島めぐりツーリング(宿毛→宇和島)by Dahon
▲みかんの産地ということで、沿道にはたくさんのみかんがなっていました

豊後水道・半島めぐりツーリング(宿毛→宇和島)by Dahon
▲観光地となっている日本庭園の「南楽園」

豊後水道・半島めぐりツーリング(宿毛→宇和島)by Dahon
▲県道269号に入ると自転車ツーリングルートを示すブルーの線が宇和島市内まで続きます

豊後水道・半島めぐりツーリング(宿毛→宇和島)by Dahon
▲九島と四国本土を結ぶ九島大橋が見えれば宇和島もすぐ

豊後水道・半島めぐりツーリング(宿毛→宇和島)by Dahon
▲16:30宇和島駅に無事に到着しました

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