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【ふね】鹿児島県/瀬戸内町営航路・フェリーかけろま

【ふね】瀬戸内町営航路・フェリー
▲古仁屋に向かう「フェリーかけろま」

奄美大島の第二の町・古仁屋と加計呂麻島は、瀬戸内町営航路で結ばれています。古仁屋(こにや)-加計呂麻島・瀬相(せそう)と古仁屋―加計呂麻島・生間(いけんま)の2つの航路があり、三角運航はせず、それぞれ交互に往復して一日合計7往復ありますので、離島航路としては、かなり本数があると思います。

【ふね】瀬戸内町営航路・フェリー
▲朝古仁屋に到着したフェリーからはたくさんの人が降りてきました

航路は古仁屋を出るとほぼ直線で大島海峡を渡って加計呂麻島に向かいますので、どちらとも長い航路ではなく、生間ルートが所要20分で運賃270円、瀬相ルートが所要25分で運賃370円となっています。

使用されているのは、「フェリーかけろま」1隻。平成6年に長崎県の前畑造船で建造されたもので、同社のwebサイトによると船の諸元は下記のとおり。
全長:35.50m
幅:8.60m
総トン数:194トン
旅客定員:160名(最大300名)
航行区域:平水
車輌搭載台数:大型バス2台及び普通車4台
主機関:1400馬力×ディーゼルエンジン1基
推進器:スクリュープロペラ×1
航海速力:約12.0ノット
前畑造船webサイト
http://maehata-zousen.co.jp

【ふね】瀬戸内町営航路・フェリー
▲古仁屋から生間へ。静かな大島海峡を渡る

船首にランプウェイを1つだけ持つ構造で、人も車両もそこから出入りします。車両については、バックで船に入り、前進で下船することになります。船内は、車両甲板1層、旅客用甲板2層がありますがモノクラスで、身障者用に小部屋がありました。常時1隻で運航していますので、船舶検査のときは代替え船となり、その場合は、車の航送が中止となるとのことです。

【ふね】瀬戸内町営航路・フェリー
▲普通船室

H28.2.19に自転車のツーリングのために、行き:古仁屋→生間、帰り:瀬相→古仁屋を利用しました。出発して10分もすれば海峡の真ん中に到達しますが、大島海峡は非常に穏やかな海域なので、揺れることもなく、さらに入り江の奥にある生間港は湖のように静かでした。海峡横断航路といっても、あっというまの船旅で、どちらという渡し船的な感じでした。朝と夕方は、人の行き来があるので、船内もにぎやか。昼間の便も、配達車両や工事をはじめとした仕事関係の車が搭載されていて、たいへん生活感のある航路でありました。

【ふね】瀬戸内町営航路・フェリーかけろま
▲生間港に到着。岸壁には加計呂麻バスが待っていて、瀬相にも行けます

生間港は、折り返しの船が出ていってしまうと港には人の姿もなくなり、車も走っていないのでたいへん静かなで、聞こえるのは、鳥の鳴き声だけになってしまいました。対して、瀬相港は、病院が隣接しているなどしてちょっとだけにぎやかでした。

奄美大島からわずか20分で渡れる加計呂麻島は、観光客はほとんどおらず、車も少ないのでのんびりしたところです。古仁屋まで来たら足を延ばしてみると面白いかもしれません。加えて、瀬相港、生間港では、船の発着に合わせて島の各地への加計呂麻バスが連絡していて、2つの港を結んでいる路線もあるので、フェリーで瀬相→バス→生間からフェリーまたは逆ルートという利用の仕方もあるかと思います。

瀬戸内町webサイト
http://www.town.setouchi.lg.jp/senpaku/chogai.html

【ふね】瀬戸内町営航路・フェリーかけろま
▲生間港で古仁屋行くに乗り込む乗客たち

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▲瀬相港にあるオブジェと船の待合所兼券売所

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▲古仁屋から瀬相へフェリーが到着

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▲車両や人が行きかうランプウェイ

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▲瀬相港。奥の建物は病院

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▲瀬相から加計呂麻島を見ながら古仁屋へ

【ふね】瀬戸内町営航路・フェリーかけろま
▲古仁屋に到着。クロネコも郵便局の車もフェリーでやってきます

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▲わずか20分ですが、大島海峡の船旅を楽しめる「フェリーかけろま」

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コメント

私も奄美大島の瀬戸内までは行ったことが…
空港から高低差のあるワイデングロードと野うさぎ注意!
の文字を思い出しました。

投稿: 佐藤(^-^ゞ | 2016年3月31日 (木) 03時28分

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