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【自転車】奄美大島西海岸縦断ツーリング(古仁屋→名瀬)by Dahon Dash x20

鹿児島県道79号

<実施日>H28.2.21(日)
<車種>DAHON DASH X20
Tyrell FSX
<起点>古仁屋(サンフラワーシティホテル前)
<終点>名瀬(ホテルウエストコート奄美前)
<距離>98.1km(古仁屋8:20dp/名瀬17:50av

●奄美大島の海岸線をトレースする鹿児島県道79号で名護へ
H27.2.21(日)、奄美遠征ツーリングは、古仁屋から名護まで鹿児島県道79号を使い奄美大島西岸に沿って走ります。前日が雨であったために、ツーリングはできず、レンタカーで古仁屋入りしていますが、今回は、自転車を漕がないサポート氏が同行してくれたおかげで、車を名護に回送してもらうことができました。

奄美大島西海岸縦断ツーリング(古仁屋→名瀬)by Dahon Dash x20
▲8:20に古仁屋中心部にあるサンフラワーシティホテルを出発

朝、ホテルの窓を開けると天気は曇り。少々、西寄りの風がありましたが、気温は15度とツーリングにはベストコンディション。サポート氏に見送られて、古仁屋を8:20に出発しました。途中で食堂やコンビニはないこと予想して古仁屋市街地のコンビニで簡単な昼飯も買い、古仁屋のメイン通りである県道79号で市街地が出ました。建物がなくなるとさっそく大島海峡が左手に見えてきました。大島海峡に面した海岸は、一昨日の加計呂麻島と同じくリアス式であるため、集落は湾の奥の海抜0mあたりにあります。

奄美大島西海岸縦断ツーリング(古仁屋→名瀬)by Dahon Dash x20
▲穏やかな大島海峡の島々を見ながら進みます

そのため道は湾の沿って走り、岬や半島があればその尾根に向かって登ってから、再び集落へ下ることになります。サミットの高低の大小や勾配の強弱の違いはありますが、基本的に宇検村・久志集落まではこれの繰り返しとなります。とはいえ、一部で狭隘区間のあるものの白点線のセンターラインを持つ片側1車線の道で、舗装はよく、通過車両も少ないのでたいへん走りやすい道路です。なんといっても、少し高度を稼ぐと内海である大島海峡が見えますし、通過する集落付近の海は沼か湖かと思うほど静かで、しかも水もきれいであるために、景色にあきることはありません。

奄美大島西海岸縦断ツーリング(古仁屋→名瀬)by Dahon Dash x20
▲湾の奥は、静かな水面で沼のようです

●奄美大島南部はリアス式海岸の絶景ルート
出発して1時間経った頃から少しずつ雲が取れてきました。陽が差すと海がエメラルドグリーンや緑になるところも多く、南の島にいるということを実感させてくれる景色が続き、古仁屋を出て約1時間50分で、久慈湾の畔にある久慈集落に到着・休憩としました。ここまでの走行距離は20km、アップダウンがあるせいか、いつもに比べると決して速くはありません。この集落は、西古見を経由して大回りする鹿児島県道627号とこれまで走ってきた県道79号の分岐となる場所で、前夜のホテルでは、県道627号・大回りなどと豪語しましたが、現在のペースではとてもまわるわけにはゆきません。素直に県道79号をたどることにしました。

奄美大島西海岸縦断ツーリング(古仁屋→名瀬)by Dahon Dash x20
▲久慈湾と焼内湾を結ぶ峠道

しかしながら、地図上だと、直線で2.3.kmしか離れていない久慈湾と焼内湾を簡単にショートカットできでそうですが、標高200mの尾根を越えることになります。休憩場所の公園からは、尾根筋にこれから登る県道79号がところどころに見えていまして、「まずはかんばりましょう」とタイレル氏に声を掛けて出発しました。つづら折りの峠道で狭隘区間もありましたが、木々の間からははるか下に大島海峡や加計呂麻島なども見えて、あっけなくピークとなっている瀬戸内町と宇検村の境に到着しました。ただ、気温も20度近くまで上がりましたので、けっこうな汗もかいてしまいました。

奄美大島西海岸縦断ツーリング(古仁屋→名瀬)by Dahon Dash x20
▲焼内湾に沿う道はフラットですが、向い風

尾根から一気に焼内湾に下ってきました。ここから先は、焼内湾に沿ってUの字状に「ぐるっ」と回ります。対岸には、道路が見えていますが、そこまで海に沿って湾入り口の久志集落まで大きく迂回することになります。この湾に沿う区間が今回もっともフラットとなるのでスピードを上げようと思っていたのですが、西~北西の強風となり、向かい風になることが多くなってしまいペースダウン。湾の一番奥に位置する宇検村の役場付近の産直売店のベンチで昼飯としました。昼食後は、再び海岸に沿って、今度は先程まで自分たちが走ってきたルートを対岸に見ながら進みます。Uの字の湾なので、回り込めば追い風になると期待したものの、巻いているのかほとんど向かい風でした。いよいよ焼内湾も広がってきて、その先に枝手久島が見えてくると久志集落に到着です。海底遺跡があるといわれている奄美大島と枝手久島の間の水路からは東シナ海が見えましたが、風で荒れているようで白波がたっていました。奄美大島の端っこともいえる場所なので、ここまでくると人もあまり見かけませんし、車に至ってはめったに走りませんでした。

奄美大島西海岸縦断ツーリング(古仁屋→名瀬)by Dahon Dash x20
▲焼内湾の入り口にある枝手久島が見えてきました

●久志から峠を越えて荒々しい東シナ海岸へ
久志集落からは、これから登る山が「どーん」と見えて、かなり上の方にガードレールが見えています。本日の2つめの峠のはじまりで、標高約250m。ところどころで10%近い勾配もあって、難所としてチェックしていた区間です。坂に弱い自分なので、FSX氏には先にいってもらい自分ペースで、ゆっくりと高度を稼いでゆくこととしました。坂の途中から振り向くと、枝手久島や久志集落が眼下に見えて、サミットを越えたあたりからは東シナ海も見えてきて、まさに絶景ルートで厳しい坂を忘れさせてくれました。このあたりにはもちろん、人家などはありませんので、車の通行はゼロ。この風景や雰囲気が下北半島の脇野沢から牛滝への国道337号海峡ラインにとても似ていて、日本の辺境とは似てくるのかもしれません。この難所は何度か休憩しましたが、無事にクリアして東シナ海に面した大和村・今里集落へと降りてきました。

奄美大島西海岸縦断ツーリング(古仁屋→名瀬)by Dahon Dash x20
▲久志集落から登ると枝手久島が眼下に見えてきました

今里集落からは名瀬にかけての後半は、東シナ海に沿って進んで行きますが、今までのリアス式海岸とは違い外洋に浸食された荒々しい海岸線と小さな浜が現れる景色となります。さらに、西風で海が荒れていることもあって、海岸には白波が打ち付けているので、内海コースの前半とのギャップを感じます。今里から名瀬にかけては、数キロ起きに集落があり、道もぐっと良くなります。少ないながらも車も走っていて、路線バスとも何度かすれ違いましたので、島の生活感が出てきました。この雰囲気は、植生はもちろん違いますが、やはり、津軽半島や下北半島でと似ているような感じがします。

奄美大島西海岸縦断ツーリング(古仁屋→名瀬)by Dahon Dash x20
▲峠を登りきると東シナ海が見えてきました

県道79号は、海岸に沿って走っています、断崖絶壁となり海岸付近に道が作れなくなるとトンネルや勾配で尾根をパスしたりしています。今里からはいつくかのトンネルを走るので勾配はありませんでしたが、戸円集落まで来ると、海岸線をカーブしながら登って行く道が確認できました。本日3つ目の峠で200m。頂上付近には展望台もあって、前半と違う切り立った断崖と東シナ海が見えたので休憩して記念写真。その先は一気に下って、大和村中心部にある野生生物保護センターに立ち寄って、奄美の自然についての知識を深めることにしました。

奄美大島西海岸縦断ツーリング(古仁屋→名瀬)by Dahon Dash x20
▲今里からは海岸線に沿うも峠が待っていました

●日没直前にようやく名護へ到着!獲得高度は1835m
大和村から先も海岸にしばらく沿って走ってから「どーん」と登るというパターンは変わらず、大和村・奄美市の境で高度166m、さらに名瀬の市街地手前の奄美海洋展示館入口付近で高度110mとサミットが続きます。いつもは坂に強いFSX氏も高度166mを過ぎたあたりからペースダウンし、自分もさすがに疲労してきました。最後の110mのサミットを前にした知名瀬集落で休んでいると、へばっている我々の姿を見つけたのか、近くの餅工場の方からよもぎ餅をもらいました。休憩がてら餅食って水分を取って、気を取り直して最後のサミットへ。いつもならたいしたことない高度と勾配ですが、さすがに体にこたえて疲れました。

奄美大島西海岸縦断ツーリング(古仁屋→名瀬)by Dahon Dash x20
▲海岸線から勾配を登りはじめると、今走ってきた戸円集落が見える

ここを越えてしまうといよいよ名護市街地。ガソリンスタンドや大きな病院などもあり、はっきりと車の量が増えることを感じながら、トンネルを抜けて名護新港地区を抜けて本日の目的地・ホテルウエストコート奄美に17:50到着。本州に比べて日没が遅いので、なんとか日のあるうち着くことができましたが、当初は、途中、観光や記念写真に立ち寄っても16時頃には着くだろうと思っていただけに久しぶりの大幅遅延到着となりました。もっとも、結果としては、厳しいコースではありましたが、前半と後半で海岸の雰囲気は違うなど絶景コースであることは間違いなく、たいへん充実したツーリングであったことは間違いありません。

おまけとしては、この日のツーリングで自分、FSX氏ともに体力を消耗したようで、翌日の島北部ツーリングは中止となり、予定ルートをレンタカーで回ることとなり、5日間の遠征が終了となりました。

奄美大島西海岸縦断ツーリング(古仁屋→名瀬)by Dahon Dash x20
▲東シナ海を見ながら名瀬へと進みます

奄美大島西海岸縦断ツーリング(古仁屋→名瀬)by Dahon Dash x20
▲途中でいただいた「ヨモギもち」

奄美大島西海岸縦断ツーリング(古仁屋→名瀬)by Dahon Dash x20
▲日没直前に名瀬のホテルに到着しました

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コメント

久々に脚にきたツーリングでした。最後は膝上の筋肉に力が入らなくなってしまい失速しました。
前半はりきりすぎたかも。またどこかの島に行きましょう。

投稿: nobu | 2016年3月 6日 (日) 20時28分

nobuさま

奄美大島、観光客もおらず静かなシーズンということで、楽しかったですね。
ただアップダウンはすごかったです。あれ逆コースだとバテたかも・・・。

それにしても、やっぱり島旅は自転車ですね。
またよろしくお願いいたします。
まずはお世話になりました!

投稿: ブログ管理人 | 2016年3月 6日 (日) 20時38分

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