« 【鉄道】2015秋・関西鉄道めぐり<その7>南海電鉄・支線巡り/和歌山港線と汐見橋線 | トップページ | 【書籍】鉄道建築ニュース2016年2月号(No795) »

【鉄道】「ワイドビューしなの9号」に大阪から長野まで乗り通し

ワイドビューしなの9号(大阪→長野)
▲大阪駅11番線ホームで出発を待つ「ワイドビューしなの9号」長野行き

<【鉄道】2015秋・関西鉄道めぐり<その7>南海電鉄・支線巡り/和歌山港線と汐見橋線
http://asian-train.cocolog-nifty.com/blog/2016/02/2015-2f28.htmlの続き>

H27.11.24関西の鉄道めぐりを終えて帰路に着きますが、そのままストレートに東海道線ではもったいないので、昼間特急としては国内最長となる「ワイドビューしなの9号」に大阪から長野まで乗り通すことにしました。

「ワイドビューしなの9号」は、大阪から長野まで441.2km、JR3社にまたがり走ります。大阪駅を8:57に出発し、名古屋を経由して長野到着は13:53。たっぷりと乗鉄を楽しめる列車であります。この乗車した時はまだアナウンスはなかったのですが、その後の発表で、まさかH28.3ダイヤ改正で大阪―名古屋間が廃止になろうとは・・・。今回乗車していてホントよかったです。

ワイドビューしなの9号(大阪→長野)
▲ワイドビューしなのの383系グリーン車は2×2列

今回は、長時間乗車でかつ全面展望を楽しむため、奮発をして1号車のグリーン車に乗ることしました。しかし発売初日でもっともよく前面が見える1Cや1Dは売り切れ・・・。1Aや1Bでは乗務員のすぐ後ろになってしまうためによくありません。ちょっと離れて、木曽川も楽しめる2Aとしましたが、この席でも全面展望は楽しめました。

ワイドビューしなの9号(大阪→長野)
▲グリーン席なのでシートはデカイ

しなの9号の大阪駅出発ホームは北陸特急が発着する11番線で、ここから乗る人は多くないだろうと思っていたらホームには結構な人が待っていましたので、乗り換えなしのメリットなのでしょう。入線は8:54と出発ギリギリで、写真などをのんびり撮っている暇はなく、急いで乗り込むと1号車には10人程乗っていました。

8:57定時に大阪を出発です。複々線区間を新快速同様にスピードを上げて、普通電車などをどんどん追い抜いてゆきます。駅の通過や信号確認では乗務員の指差喚呼がガラス越に見えるので臨場感があり、時々車庫や操車場もなど見えるので前面展望は愉快で飽きることはありません。あっというまに京都についてしまい、1号車へも数人が乗ってきました。

ワイドビューしなの9号(大阪→長野)
▲大阪-草津間の複々線区間で普通列車を追い抜き

会社境の駅米原で、JR西日本の乗務員からJR東海に交代となります。この先、米原から大垣にかけては関ヶ原の山越えで、連続カーブで上り勾配や、関ヶ原から先の下り勾配で大垣にかけて下って行く様子も前面展望だととてもよく見えました。今まで何度も乗っているはずなのに本線と勾配緩和線、美濃赤坂線との位置関係や絡みなど自分なりにいろいろな発見がありました。そして、10:58に名古屋に到着です。大阪を出てこの2時間だけでも東海道線を十分に楽しめて満足感があったのはこの車両だからこそで、この区間の廃止は実に残念です。

ワイドビューしなの9号(大阪→長野)
▲米原でJR西日本からJR東海へ乗務員の交代

名古屋では2分停車で発車11:00。普通車にはたくさんの乗客が乗ってきて、グリーン車もさらに10人ほどが加わりました。名古屋で飲み物を調達したいところですが停車時間が短いので断念。やはり、車内販売がないのは不便です。途中、名古屋都市圏の千種に停車して、高蔵寺を通過すると少しずつ民家も少なくなり、名古屋を出て約50分で中津川着。大阪から乗ってきた乗客1~2人が下車しました。この先、停車ごとに降りる人がいて、少しずつ車内も空席が多くなっています。

ワイドビューしなの9号(大阪→長野)
▲中央西線の見どころは山と川の車窓

中津川から長野県に入ると塩尻にかけては、山岳路線。最初は、木曽川に沿って走り、サミットを越えて、奈良井川に沿って塩尻へと下りてゆきます。前面展望から前を見ているとカーブで振り子機能が働いて車体が傾いていることははっきりと分かりました。

13:53塩尻に到着し、JR東海からJR東日本の乗務員に交代です。塩尻発車するとこれまで加速の感じがちょっと違います。これまでJR西、JR東海の乗務員は発車と同時にすぐに加速していましたが、塩尻からはじわじわと動き出して、それから加速という感じ。東海道、中央西線ともに飛ばしてきましたが、塩尻から先は抑え気味という感じがします。

ワイドビューしなの9号(大阪→長野)
▲塩尻でJR東海からJR東日本の乗務員へ交代

塩尻から約10分で松本駅に到着しましたが、乗客のほとんどが入れ替わりました。大阪から乗ってきた乗客は全て降りてしまったので、大阪―長野の通し客は私一人となりました。例の1C席の方も降りていったので、空くのではと期待したのですが、松本から長野までは夫婦が乗車してきました。

13:05松本駅定刻に発車したものの、2つ先の明科駅で貨物列車の交換待ちで6分の遅れが発生しました。大阪から松本まで定時で走ってきたにもかかわらず、松本―長野間で遅れてしまうとは・・・。結局、長野まで遅れを回復することなくありませんでした。

聖高原を過ぎて、車窓の方は、姥捨駅付近の三大車窓のパノラマ風景が見えてきました。天気も良く見晴がきくので、反対側の座席の方も移動して、写真を撮ったりして楽しんでいました。ここまでくれば長野もすぐです。篠ノ井で数人が下車して、約10分で終点・長野駅に約6分遅れの13:59に到着しました。

ワイドビューしなの9号(大阪→長野)
▲明科駅で貨物列車と交換。ここで6分の遅れとなりました

実は、この先、東京方面へ13:05発の「あさま616号」の指定席を取っていたので、半日過ごした383系の余韻に浸る間もなく、バタバタと新幹線乗り換え口に向かうことになりました。新幹線の席に落ち着いて、ようやく大阪―長野の長距離特急の素晴らしさを振り返りました。

ワイドビューしなの9号(大阪→長野)
▲姥捨駅付近のパノラマが見えてくると終点長野まであとわずか

しなの号のグリーン車に乗るならばやはり、先頭になる長野行き。これに大阪発の9号であれば前面展望にプラスして、大都市の複々線区間から関ヶ原越え、そして木曽路の山岳&渓谷、最後は姨捨のパノラマとなかなか充実の車窓が楽しめます。加えて、3社にまたがり乗務員交代があることも楽しみのひとつかもしれません。実際には、大阪から終点・長野まで通しで乗る人はほとんどいませんでしたが、どうせ乗るなら「しなの9号」に大阪からがオススメと言いたいところですが、H28.3には東海道区間廃止なってしまうので、楽しめるのもあとわずかです。

ワイドビューしなの9号(大阪→長野)
▲長野に到着した「WVしなの9号」。大阪からの直通運転もあとわずか

|

« 【鉄道】2015秋・関西鉄道めぐり<その7>南海電鉄・支線巡り/和歌山港線と汐見橋線 | トップページ | 【書籍】鉄道建築ニュース2016年2月号(No795) »

鉄道」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/530472/63228024

この記事へのトラックバック一覧です: 【鉄道】「ワイドビューしなの9号」に大阪から長野まで乗り通し:

« 【鉄道】2015秋・関西鉄道めぐり<その7>南海電鉄・支線巡り/和歌山港線と汐見橋線 | トップページ | 【書籍】鉄道建築ニュース2016年2月号(No795) »