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【自転車】奄美群島・加計呂麻島(かけろま)縦断ツーリング

鹿児島県道614号(加計呂麻島)
<実施日>H28.2.19(金)
<車種>DAHON DASH X20
<起点>生間港(きっぷ売り場/自動販売機あり)
<終点>加計呂麻バス・芝バス停(無人/自動販売機あり)
<距離>40.1km(生間港8:40dp/芝バス停12:50av)

●奄美大島の南にある加計呂麻島
H28.2.19奄美群島の加計呂麻島のツーリングに出かけました。この島は、奄美大島の大島海峡を挟んだ南側に位置していて、面積77.25kmで人口1600人程の離島です。アクセスは、奄美大島の古仁屋(こにや)港から加計呂麻島は瀬相(せそう)港と生間(いけんま)港へ、所要20-25分で町営フェリーが計7往復運行されています。このほか、瀬相港には民間の定期船も運行されていているので、アクセスは悪くありませんが、自転車ツーリングする人は、あまりいないようです。

調べてみると海岸になるべく沿って本気で1周すると90kmぐらいですが、獲得高度は2500mとかなりアップダウン。自分の足では、日帰りで一周するのは無理と判断して、生間港をスタートして島を縦断するコースとしました。

加計呂麻島・自転車ツーリング
▲運賃270円、自転車140円。輪行袋にいれれば運賃のみです

加計呂麻島・自転車ツーリング
▲天気もよく大島海峡はベタ凪でした。間もなく生間港

 ●加計呂麻島東部の生間(いけんま)港からスタート
古仁屋港8:10発「フェリーかけろま」に自転車ごと乗り、加計呂麻島の東部の生間港に到着。天気は晴れ、気温は15度ぐらいのベストコンディションです。折り返しの船を見送り、静まり返った生間港を8:40にスタートしました。まずは、鹿児島県道614号を海岸線沿いに進み島最東部の安脚場(あんきゃば)集落に向かいました。県道ですが、車はほとんど走っておらず、集落からの生活音もほとんどしないので、鳥の声が良く聞こえました。また、2月ですが、梅の花が咲いて、民家の敷地では花も咲いていて、南の島に来たということで体感できてうれしくなってきした。

 

加計呂麻島・自転車ツーリング
▲古仁屋行きのフェリーを見送って生間港を出発

安脚場の集落は砂浜ですが、その周囲には荒々しい岩場の海岸線もあります。ガイドブックなどでは、集落の先に旧日本軍の見張り台が残っているとのことでしたが、高度100mぐらい上った高台にところにあるので断念し、諸鈍へ向かうことにしました。安脚場から諸鈍へは県道をはずれた小さな道となり、すぐに勾配で上りはじめます。あまり使われていない道のようで、両サイドから雑草が伸びて、枝や石が落ちていて、出水もずいぶんとありましたが、舗装されているので走行には問題ありません。この峠は100mぐらいですが、途中、荒々しい海岸線に挟まれた砂浜にある安脚場集落が展望できてまさに辺境に来たなということを感じさせてくれます。そして、ピークを越えるとブルーの海の諸鈍湾が見えてきました。急な下り勾配ですが、道は狭く小石も多いので速度を押さえて諸鈍集落へと降りてきました。

 

加計呂麻島・自転車ツーリング
▲安脚場の砂浜。写真奥の山の上に旧見張台がある

加計呂麻島・自転車ツーリング
▲山の上から見た安脚場

●加計呂麻島の名所・諸鈍海岸とデイゴ並木
この集落には、学校や郵便局、商店や交流センターもあり、生間や安脚場に比べるとまとまっています。そして、ここには島の名所・デイゴ並木と諸鈍長浜があります。南国の木であるデイゴが並木状になっているので圧巻で、その下を走ってから長浜で休憩しました。
夏には海水浴客もけっこういるのでしょうが、シーズンオフでビジターは浜には自分ひとりで貸切状態でした。ほんといい所で、ここでビールでも飲んで昼寝でもしたら最高かもしれません。公園には「男はつらいよロケ地」とも書いてありました。

加計呂麻島・自転車ツーリング
▲諸鈍のデイゴ並木

諸鈍海岸ですっかり気分を良くしてしまいました。当初の予定は、諸鈍から先は、南側海岸から離れ、県道614号を北上して縦断とするつもりでしたが、南国らしい島の雰囲気とすばらしい海の景色なのでエスカレーションを決行。南側の海岸線をさらに進むことにしました。諸鈍湾から伊子茂湾と移動するのですが、150mの峠を一つ越えて海抜0mの秋徳集落、そして再び150mの峠を越えて、ようやく伊子茂湾にある佐知克(さちゆき)集落に抜けることができました。この2つの峠ともに、10%以上ある激坂で、午前中だけでパワーを使ったという感じです。だた、佐知克先からは、大きなアップダウンはなく白い砂浜と透きとおったブルー海のすばらしい海岸線ですが、はやりこちらも観光客の姿はありませんでした。

加計呂麻島・自転車ツーリング
▲誰もいない諸鈍大浜で休憩

●加計呂麻島の南側は激しいアップダウン・・・
伊子茂湾の一番奥にある於斉(おさい)集落に到着しました。南側海岸線に沿って西阿室集落へ行くルートと島の中心地・瀬相への分かれ道となりますが、地図を見ると南側海岸線は200mの峠越え。岬に向かってクネクネと登っている道も見えて、行けば絶景を楽しめるということは予想できるのですが、これにチャレンジするパワー切れになりそうな気がして断念しました。トンネルを抜けて島の中心地・瀬相集落へ行き、そこから県道614号で北上することにしました。

加計呂麻島・自転車ツーリング
▲サミットからこれから下る秋徳集落が見えました

瀬相からの県道は片側1車線・白点線のセンターラインもあるグレードになりました。大島海峡に沿って走るために海は湖のようにたいへん穏やかです。南側に比べると集落の間隔が短く100m以上の峠を登ることはありませんが、やはり海抜0mと10-50mのアップダウンを繰り返し、突き出た岬は、根元をパスして進んで行きます。小さな島でも、大島海峡側と南側の道では大分様子が違うことが分かりました。

加計呂麻島・自転車ツーリング
▲透き通る海の伊子茂湾に沿って走る

加計呂麻島・自転車ツーリング
▲カジュマルのある瀬部のバス停でランチ

●加計呂麻島最北の芝集落からバス輪行に
瀬相を通りすぎて、途中で持参してきたパンで昼食。薩川集落で県道と別れ最北の集落・芝を目指しますが、そのまま海岸線に沿って着くのかと思ったら、集落手前に50mのアップダウン。いつもならば大した上りではありませんが、朝からずっと登ったり下ったりの繰り返しで、さすがに疲れがでてきて体に応えましたが、坂を越えて13:00に海に面した小さな集落・芝に到着し、自分的には「加計呂麻島縦断達成!」です。

加計呂麻島・自転車ツーリング
▲県道614号から見る大島海峡の海も穏やかできれい

集落をぐるりとまわり、芝バス停を見ると、ちょうど加計呂麻バスの13:32発の瀬相港行きのバスがあることがわかりました。これを知ってしまうと急速に同じ道を戻る気が失せて、輪行体制に移行しバスに乗ることにしました。バス停に隣接する漁港で、海を眺めながらバスを待つことにしました。バスの乗客は、私だけで途中1人が加わって20分で瀬相港に到着。瀬相港14:35発の古仁屋行きの「フェリーかけろま」に間に合いました。たぶん、バスを使わずに同じ道を戻った場合、フェリーには間に合なかった可能性があります。

加計呂麻島・自転車ツーリング
▲加計呂麻島最北端の芝集落

●自転車ならばオフシーズンでも楽しめる加計呂麻島
小さい島なので楽勝と訪れた加計呂麻島でしたが、この日距離こそ40kmでしたが、獲得高度は950m。自転車にとってはけっこうハードで10%以上の勾配が多数あってアップダウンに容赦はありませんが、島だけに車が極端少ないので、自分ペースで走ることが可能でした。通り抜ける小さな集落、峠から見える海、近くに見る砂浜や青い海と絶景が続くのは魅力的で、大満足の「島ツーリング」でした。2月の奄美地方は気温が15-20度ぐらいになる日も多く、シーズンオフで観光客もほとんどいないので、オススメです。

集落には飲み物の自動販売機は、島内には商店・飲食店がかなり少ないのでツーリングをするのはちょっとした食べ物と飲み物は持参した方がよいかと思われます。

加計呂麻島・自転車ツーリング
▲芝集落の中にはサンゴ石の石垣もありました

加計呂麻島・自転車ツーリング
▲芝バス停から瀬相港までは、加計呂麻バスを利用

 

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