【自転車】冬の阿武隈山地・里山ツーリング(磐城浅川→植田)by ARAYA MuddyFox
<実施日>H27.12.20(日)
<車種>ARAYA MuddyFox(MF26EXP-K)
<起点>水郡線・磐城浅川駅(有人/自動販売機あり)
<終点>常磐線・植田駅(有人/自動販売機あり)
<距離>49.5km(磐城浅川10:40dp/植田駅14:10av)
▲雰囲気の良い木造駅舎である磐城浅川駅をスタート
今年の冬は、気温が高めなので「まだまだツーリングに行けるかな」と思って周囲にお声をかけたものの、「年末の業務多忙」「今年は打ち止め宣言」などもあったので、久しぶりにソロ。そしてDAHON DASH X20のホイール交換の目途が経たないため、25年以上使っている古豪ARAYA MuddyFox(MF26EXP-K)を引っ張り出して、阿武隈山地方面へと出かけました。
今回は、水郡線・磐城浅川駅まで輪行して、そこから福島県道71号線で阿武隈山地を横断して、太平洋側のいわき市植田地区へと抜けます。この時期は北西の風が吹きますので、風を背負うことになる北西から南東方向への移動をチョイスしました。ルートラボを見ると分かるのですが、今回の区間は距離こそ50km以下ですが、標高450mぐらいまで登ったあと、アップダウンしながら500m~650mぐらいの峠を4つ越えることになります。
▲浅川から鮫川村市街地までは道がよい県道71号
磐城浅川駅を出て、県道71号に入り集落を出るとすぐに5%以上はありそうな連続勾配となりました。浅川―鮫川村間は、白点線の上下2車線の良い道路ですが、車も時々だんごなって走っています。まずは、ひとつ目の峠を越えて鮫川村の市街地へ入ってきました。鮫川村からも県道71号を走りますが、ここから25km先の田人黒田地区の交差点までは、狭隘区間が頻発して、さらに鮫川村・古殿町の境に587m、古殿町・いわき市の境に648m、最後に550mの峠と3つと勾配も続き、一部には9%という勾配標識もあります。かなり、山が深いイメージがありますが、無人地帯ではなくところどころに集落や民家がある里山で、南側に並行している国道289号沿線よりも人は住んでいるかもしれません。
▲鮫川村中心部から県道71へ
標高の高いところでは気温は5度、天気が良く太陽があることから寒さは思ったよりもひどくありませんでした。それでも登るとき暑くなるのでジャケットを開いて、そして下るときは締めて繰り返して、ムレと体温低下を防止しながら峠に対応しました。最後の峠から海岸線にある植田へは一方的下りとなるので、あまり漕ぐことなく一気に平地まで下り、途中から県道105号、県道20号とつないで植田駅に到着し終了しました。
▲鮫川~古殿~いわきは、狭隘道路と整備済道路が輻輳します
福島県道71号は、勿来と浅川をまっすぐに結ぶ県道となっていますが、実質は、いなか道をつぎはぎにして行政の管理上から1本となっている感じで、この区間を通しで走る車はまずいないようです。なんといっても車が少ない、見晴はよくありませんが峠4つのインパクト、加えて、里山の中をのんびり走る雰囲気の良いルートで、冬でも楽しいツーリングとなりました。
▲県道71号ではたんぼのあぜ道のような区間もあります
▲里山を行くいなか道は自転車向きです
▲自転車に気づいても猫はのんびり歩いていました
▲古殿・いわき境にある峠。本日の最高地点
▲峠を降りてくると、椿も咲いていました
▲勿来には行きませんので、途中から県道105号へ
▲無事に常磐線・植田駅に到着
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