【自転車】[輪行]国道344号青沢越え(新庄→清川)by ミニベロ
<実施日>H27.7.5(日)
<車種>DAHON DASH X20
Tyrell FSX
Pinarello FP1
Giant Escape
<起点>奥羽本線・新庄駅(有人/売店あり)
<終点>陸羽西線・清川駅(無人/周辺に自販機あり)
<距離>81.5km(新庄駅10:20dp/清川駅16:00av)
▲4台が新庄駅に到着。輪行袋を持って駅前へ
7月に入り、日曜日の天気予報に晴れマークが付きましたので、H27.7.4にツーリングへ出かけることにしました。今回は前々から気になっていたルートである国道344号の青沢越を走ってみることにしました。
▲駅前でセットしてスタートします
めずらしく今回のツーリングは、ミニベロ2台、ロード1台、クロス1台という車種バラバラの混成チーム。すれ違っう方々から見ると、ずいぶんバライティに富んだ面白いメンバーに見えるかもしれません。走行性能はそれぞれ違うのでしょうが、それぞれにペースを合わせて、ストレスもなく走ることができました。
▲真室川手前では奥羽本線と並走
新庄駅前でセットしていると改札で自転車4台が目立ったのでしょうか、駅員氏が珍しく「今日はどちらまで?」と尋ねてきました。「あえて国道344号の山経由で酒田です」と回答すると、ピナレロ氏が「いや~、坂キライなんだよね~坂の話はなしね」といいながらセット中で、駅員氏も苦笑いしながら「お気をつけていってらっしゃい」とお言葉をもらいました。
▲国道344号の脇には巨大水車がありました
10:20に新庄駅を後にし、市街地にある城跡を見みて、国道458号を使って鮭川村目指します。新庄を出ると徐々に高度を稼いでゆくのかと思っていたら、アップダウンはあっても全般的に下りぎみ、鮭川村から県道35号に入っても似たような感じで高度は稼ぎません。このあたりは抜け道でもないので、大型車はほとんど走らず、地元の方の自家用車が通るだけで、交通量が少な目な快適ロードでした。
▲これから越える山が近づいてきました
途中から奥羽本線の線路が並走してきて羽前豊里駅前を通過、その先に国道344号方面へのショットカットルート(県道321号)の案内表示ありましたが、それを無視して真室川の街中へ。ここまではたいした坂もなく楽勝ルートで、真室川駅前のコンビニで休憩となりました。
▲いよいよ青沢越えへ
真室川からはいよいよ山越えルートとなります。駅前から走り始めるとすぐにキツメの登り勾配がはじまりました。後方を走るメンバーから「この坂が峠までずっと続くのかぁ」などと聞こえてきました。実は先のショートカットルート(県道321号)を使えば、この坂はパスできることをナイショにしつつ登ってゆきます。スキー場まで来るとしばらくは下り坂となり、上った高度は相殺されてしまいました。鮭川を渡ってから再び登りとなりますが、川の沿って遡るように国道ルートがあるので勾配は緩やかです。
▲渓谷に沿って高度を稼いでゆきます
国道344号は真室川市街地を出るとほとんど民家はないのかと思っていましたが、1~2kmおきに集落があり、田んぼなどは草刈りがきちんとしているところが多く、きれいな農村風景の中が続きます。坂が本格的にキツクなるのは、人家がなくなりダム管理事務所を過ぎたあたりからで、つづら折りで峠へと登ってゆきますが、道路整備は進んでいて峠でも上下2車線の快適ロードとなっていました。
▲峠となる青沢トンネル(600m)
本格的坂道に入ったことで、自転車の性能や乗り手の性能差がでて、それぞれのペースで漕ぎはじめます。気温は30度近くありましたが、みなさんバテルことなくあっけなく最高地点となる青沢トンネルに到着。みなさん「あれれ」という感じで「たいした峠ではないな」というのが率直な感想のようです。トンネルを過ぎたところにある駐車スペースで昼食となりました。
▲トンネルを抜ける酒田方面へ下り坂
昼食のあとは庄内平野へと一気に下りとなります。道は真室川側とは違い酒田側はカーブ・勾配ともに緩やかで、峠を境に向かい風となりましたが、それをもろともせずハイペースで自転車を進めます。酒田市八幡まで来ると鳥海山も見えてみましたので記念写真。ここからは国道345号で庄内平野の東端を走ってゆきます。最上川や風力発電所、そして本日の風呂ポイントとなる「松山温泉観音湯」も山の中腹に見えてきました。
▲酒田市八幡まで来ると鳥海山が見えました
最上川にかかる清川橋の手前を曲がり温泉へのアクセス道路に入りましたが、短いとはいえキビシイ上り坂。後から判明しましたが、本日の最勾配でした。最後にたっぷり汗をかいてから温泉に入りましたが、庄内平野が一望できる風呂で、値段も安くたいへん良い温泉でした。
入浴後は、最上川を渡ってすぐの陸羽西線・清川駅から輪行となりました。初の4人での輪行ということで、列車に乗っても自転車談義に華を咲かせながらの楽しい帰路となりました。
▲最上川に沿って清川方面へ
▲本日一番の急坂となった温泉への道
▲風呂からの眺望がすばらしい観音湯
▲本日の終点は温泉に近いという理由で清川駅
▲最上川に沿って走る陸羽西線で帰路へ
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