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【時刻表】システム手帳のリフィルと同じ大きさの台湾の鉄道時刻表

台湾の鉄道時刻表は、けっこう昔からあるので非鉄日本人旅行者でもその存在を知っている人は多いのではないかと思います。だた、インターネットで時刻検索ができる時代になってしまい現地の人はもちろんとして、旅行者にとっても冊子による時刻表の重要性は台湾でも年々下がる一方のようで、昔はどこの駅の売店でも買えたのが、今では大きな駅にある鉄道土産店でしか買えなくなってしまいました。

台湾・火車時刻表
▲台湾の鉄道時刻表の表紙。PP張りとなっていてきれいになりました

台湾の時刻表は、95mm×170mmというバイブルサイズのシステム手帳のリフィルを同じ大きさで、これは昔から変わらないのですが、なぜこのサイズなのかはよくわかりません。表紙はカラー刷り、本文は緑と赤の2色刷となっていて、色の使い分けに加えて網掛けで列車等級を区別したり、休日運休列車などを上手に区分しています。

構成は、西部幹線、東部幹線、南廻線の最初に、優等列車(自強、莒光)のみを掲載しています。西部幹線と東部幹線のみ左とじ編集となっているので、日本の時刻表同様に1本の列車を1筋で追うことができます。ただし、南廻線は駅や列車が少ないので、上とじでページレイアウトがされています。このページでは、列車種別と列車番号のほか、自強号ではあれば、推拉式(プッシュプル)、電車組(電車型)の車種、莒光号は、あまり利用者には関係ないように思えるのですがドアの自動か手動なのかも記載してあるので、見ていて一番楽しいセクションかもしれません。

台湾・火車時刻表
▲優等列車のページは右とじで編集されています

優等列車の次は、区間車(日本でいうところの普通列車)の時刻表となります。

面白いのは、区間ごと上り・下りを入れて進んで行くのではるなく、東部幹線であれば北から基隆→台北→台中→嘉義→高雄の順番に「下り」だけを延々とページを変えて続けてゆく編集になっています。日本だと、東京から博多まで下りが延々と続き、それから博多から東京まで上りが続く編集といった次第です。

普通列車は、名前の通り区間利用者が多いのでしょうから、基隆―台北―台中 上り・下り、次に台中―嘉義―高雄上り・下り、ブロックごとに上り下りをまとめた方が見やすいとは思います。実際に区間列車で往復するのと行きと帰りのページがすごく離れているので、探すのに一苦労です。

また、西部幹線系と東部幹線系の区間列車は、台北駅周辺は重複して運行しているのですが、こちら他方へ乗り入れない限り重複掲載はしていませんので、首都圏で区間車を利用のときは両方を見た方がより精度の高い情報を得ることができます。

台湾・火車時刻表
▲こちらは首都圏にあたる新竹-台北-基隆の区間車の時刻

幹線系の区間車が終わると2つの支線の時刻表となります。それに続いて阿里山森林鉄道、そして最後に台湾新幹線の時刻がきて、在来線の料金早見表となります。台湾には、台北と高雄に地下鉄が走っているのですが、こちらに関してはまったく情報がないので、完全無視という感じです。新幹線が最初に来る編集でもよさそうですが、森林鉄道の後ろにあるというのは、在来線が新幹線をライバル視していることなのかもしれません。

台湾・火車時刻表
▲海線については、莒光号と区間車しか走っていないため両方掲載混合型

日本人にもっとも馴染みやすい海外時刻表なのですが、ひとつ不満なのは略図でも良いのも路線図がほしいところで、これがあればパーフェスト。

この時刻表は、台湾の在来線の大きな駅の「台湾鉄道故事館」という鉄道関係の土産物店で25元で購入ができます。ガイドブックなどには、駅構内のコンビニにもあると書いてあるのですが、コンビニで尋ねると出てきたことがないので、大部分のお店では扱っていないのかもしれません。
台湾鉄道故事館
http://www.tr.net.tw/index.asp

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