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【自転車】下北半島・海峡ラインを走る(その1/脇野沢→福浦)by DAHON DASH X20

<実施日>H26.7.5(土)
<車種>DAHON DASH X20
      TYRELL FSX
<起点>シイライン・脇野沢港(有人/売店・自動販売機あり)
<終点>青森県下北郡佐井村長後福浦集落(民宿/商店あり)
<距離>44.8km(脇野沢港11:00/牛滝港14:20/仏が浦15:00/福浦16:40)

シイライン・ポーラースター(青森港)
▲青森港で出発を待つ佐井行

<【自転車】[輪行]陸奥湾ほぼ一周<その2>下北・脇野沢・青森by DAHON DASH X20
http://asian-train.cocolog-nifty.com/blog/2014/05/by-dash-x20-e23.htmlの続き>

前回(H26.4)はむつ市から脇野沢までツーリングをしましたので、今回はその続きとなる脇野沢→大間となります。この区間は、たいした距離ではありませんが、下北半島一周しようとすると最大難所区間ともいえます。

このあたりは山が深く集落が海沿い点在していて、それを結ぶように国道338号が通っています。つまり海抜0の集落から峠を越えると次の集落に行くために再び0m近くまで降りるというパターンを繰り返すことになります。脇野沢→大間は、526mの峠を最初に越えてから、以降100m~200mの峠を何度か越えながら進んでゆきます。ちなみに、大間→脇野沢の逆ルートを選択すると徐々に越える峠が高くなるので、ラストはたいへん厳しくなるようです。

シイライン(青森→脇野沢)
▲陸奥湾のど真ん中から脇野沢までは窓ガラスにしぶきがかかる状態

このような厳しいロケーションではありますが、車は劇的に少なく、しかも景色は良いところなので、急ぐのは止めにして、途中仏が浦も見物して、大間と脇野沢のほぼ中間に位置する「福浦」集落に宿泊しながら2日間で走り抜けるのんびりな行程にしました。

脇野沢のアプローチは、青森市と下北半島西部を結ぶ定期航路「シイライン」に輪行です。料金運賃2610円+特殊手荷物代730円で、自転車は受託荷物扱いとなるので荷物室に預かることになります。101tの小さな船ですが時速40km/hぐらいで走る高速タイプで、青森港を出ると陸奥湾を横断して脇野沢を一直線に結びます。出向したときは晴れていましたが、湾の真ん中までくると曇り空と東風が強まり波も高くなってきました。窓がしぶきで真っ白になるぐらいで、手すりにしっかりつかまらないと船内移動ができないぐらい揺れましたが定刻10:40に到着しました。

シイライン(脇野沢港)
▲自転車は船の後部の荷物デッキから出てきます

脇野沢港で下船すると風が強くしかも気温は20度ないようで青森と比べるととても寒く感じます。あわててウインドブレカーを着て自転車を組み立て11:00に港を出発しました。脇野沢市街地に商店がありますがコンビニなどはありませんので、国道338号の集落のはずれにある「みちの駅・わきのさわ」で昼食を食べ、飲料水関係も購入しました。地図だけでみると道の駅付近は、既に山の中にあるようですが、海から川をさかのぼったところにあるのでそれほどの標高はありません。

下北半島・海峡ラインを走る(その1/脇野沢→福浦)by DAHON DASH X20
▲11:00脇野沢港を出発。風が強く肌寒い・・・

実際本格的に登り始めるのは、港を出発して約7km付近にある峠前最後の集落・源藤城を過ぎたあたりからとなります。それ以降は10%~12%の連続勾配で526mの峠を目指すことになります。勾配はきびしいですが、車はほとんど通らないので自分のペースで漕ぐことができます。H26.4の恐山への10%以上の勾配では無理しすぎて両足の太ももが同時に吊るという事態に陥ったので、今回は、非常にゆっくりしたペースで着実に高度稼ぐようにしました。

そのせいでしょうか、バテ感を感じることもなく、みちの駅から1時30分で1つめの峠に到着しました。

下北半島・海峡ラインを走る(その1/脇野沢→福浦)by DAHON DASH X20
▲国道338号で北上。これから越える山が見えてきました

心配された天気は、峠の手前から急速に回復して快晴となり、ところどころから津軽海峡が見えていました。一方、野生動物は多いようで、道路上は動物のフンがたくさん落ちていて、サルやテンを見かけることが何度かありました。幸い熊に出会うことがありませんでしたが、地元の人によると車で走っていてもけっこう遭遇しているようです。まさに日本の秘境を走っていることを実感です。

下北半島・海峡ラインを走る(その1/脇野沢→福浦)by DAHON DASH X20
▲峠を登りはじめると天気が急速に回復してきました

ピーク付近にある「汗流台展望台」で小休止。ここから先は海抜0mの牛滝集落へ向かって下るだけです。途中、川内村方面からの県道253号の合流まで10%ぐらいの下り勾配なので、漕ぐことはなくブレーキ操作を強く行うので手が疲れるほどでした。ひとつ峠を越えましたので牛滝港にて休憩としました。港で写真を撮っていると、観光船の発券所兼待合室からお声がかかり待合室でオバちゃんとしばし雑談をしました。

下北半島・海峡ラインを走る(その1/脇野沢→福浦)by DAHON DASH X20
▲山の向こうに津軽海峡、そして津軽半島が見えました

14:30牛滝を出発して、本日の宿泊地福浦へ向かいます。牛滝から距離にすると14kmですが、220mの峠を越えることになります。牛滝から再び坂を上りはじめますが、下りに対して上りの時間があまりに長すぎるために一日中ずっと登っているような気がしてきて、宿泊地を福浦にしたのは正解と思った次第です。

牛滝と福浦の中間ぐらいの国道脇には、仏が浦観光のための駐車場があり、そこに自転車を停めて見に行きました。駐車場から徒歩15分ですが、駐車場と海岸の標高差がけっこうあって、砂利道、木道、最後は階段を下りて海に到達します。お年寄りなどは途中で貸してくれる杖をついて昇り降りしていました。歩きは面倒でしたが、天気も良かったのでウサワ通りのすばらしい景色の場所でした。

下北半島・海峡ラインを走る(その1/脇野沢→福浦)by DAHON DASH X20
▲最初のピークまではあと少し・・・。登ってきた道が眼下に見えました

観光の後は、再び国道を登りはじめ、仏が浦を眼下に見ながら標高220mの最高点へと高度を稼いで行きました。確かに高いところまで来ると海もきれいに見えることには見えていますが、木と木との間から見えるので景色に広がりがありません・・・。公園に指定されているので樹木の伐採ができないでしょうが、せっかくの名勝なんだか「少し切って広がりの景色を」と思うのは私だけではないと思います。

そんなことを思いながら峠を越えると本日泊まる「福浦」の港が眼下に見えてきました。あとは一気に下るだけなので漕ぐことはなく、ブレーキコントロールだけで「福浦港」16:40に到着しました。

下北半島・海峡ラインを走る(その1/脇野沢→福浦)by DAHON DASH X20
▲前方に何か!野生動物が多い場所なので、けっこう遭遇しました

福浦集落は、山と山に挟まれた地形に100人ほどが住む漁業の町で、ここのウニやあわびは絶品なんだとか。これといった見どころはありませんが、港には木造の漁師小屋などが立ち並んでいます。本日の宿泊先は民宿ゆづき荘、1泊2食付6000円。夕飯にはミニあわび丼が出来てきました。宿で一緒になった方々は、釣りマニアで泊まり込んで早朝から釣り三昧で成果もなかなかのようでした。

風呂に入って、おいしいごはんと酒で眠くなってしまい。午後9時前には寝てしました。
明日は福浦から佐井を経由して大間、そして大間からフェリーで函館へ向かいます。

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http://asian-train.cocolog-nifty.com/blog/2014/07/2by-dahon-dash-.htmlに続く>

下北半島・海峡ラインを走る(その1/脇野沢→福浦)by DAHON DASH X20
▲牧場の牛もいました

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▲佐井村牛滝港で休憩

下北半島・海峡ラインを走る(その1/脇野沢→福浦)by DAHON DASH X20
▲国道338号駐車場から仏が浦への道はけっこう勾配があります

下北半島・海峡ラインを走る(その1/脇野沢→福浦)by DAHON DASH X20
▲晴れて視界良好なら絶対に行くべきポイント仏が浦

下北半島・海峡ラインを走る(その1/脇野沢→福浦)by DAHON DASH X20
▲仏が浦駐車場には熊注意の看板。エサをねだるキツネも出るらしい

下北半島・海峡ラインを走る(その1/脇野沢→福浦)by DAHON DASH X20
▲仏が浦を眼下に見ながら本日最後のピークへ

下北半島・海峡ラインを走る(その1/脇野沢→福浦)by DAHON DASH X20
▲16:40佐井村福浦港へ到着

下北半島・海峡ラインを走る(その1/脇野沢→福浦)by DAHON DASH X20
▲本日の宿「ゆづき荘」

下北半島・海峡ラインを走る(その1/脇野沢→福浦)by DAHON DASH X20
▲夕飯のはあわび&ウニ丼も登場

下北半島・海峡ラインを走る(その1/脇野沢→福浦)by DAHON DASH X20
▲山と海に囲まれた人口100人の福浦集落

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