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【鉄道】富山地鉄鉄道線全線乗りつぶし・特急アルペン号(宇奈月温泉→立山)【その3】

特急アルペン号(宇奈月温泉→立山)
▲宇奈月温泉8:30発普通122列車は14720形使用でこちらも気になりました

<【鉄道】富山地鉄鉄道線全線乗りつぶし(富山→宇奈月温泉)【その2】
http://asian-train.cocolog-nifty.com/blog/2014/06/post-2504.htmlの続き>

急行B107列車 寺田7:18→宇奈月温泉8:30(16010形アルプスエキスプレス)で宇奈月温泉に到着しました。こちらの到着を待って発車する普通122列車は、あまりお目にかからない湘南タイプの14720形が使われていました。丸い行き先表示が民鉄ぽくて、一度撮り鉄に来たくなる電車です。ホームからは黒部峡谷鉄道の入れ替え作業なども見えますが、前日チェックしましたので、深追いせずに特急AP4列車 宇奈月温泉9:06→立山10:38(16010形アルプスエキスプレス)を駅待合室で待ちます。

特急アルペン号(宇奈月温泉→立山)
▲上市駅で進行方向変更中の特急アルペン号

特急AP4列車「特急アルペン号」は3両編成で中間車が指定席になるため、窓口にいって指定券を求めると車内で買ってほしいとのこと。そうこうしているとアテンダントの女性が改札口に立ち「指定席希望の方は申し出ください」と呼びかけたを始めました。指定券はオンライン化されていらず、手持ちの座席表にチェックマークを入れて販売するようになっていました。どうやら自分が最初のお客のようで、座席は選び放題だったので、外向きカウンター席をGETしました。待合室で立山行きの列車を待っている乗客は20人ほどいますが、割高になるためか自分の他に希望したのは2人だけでした。

特急アルペン号(宇奈月温泉→立山)
▲アルプスエキスプレス中間車の水戸岡デザインの室内

9:06に自由席2両に30人ぐらい、指定席車1両10人ぐらいとなり立山駅を出発。富山を経由しないで末端と末端を結ぶ列車ですが、オンシーズンの土・休日には宇奈月→立山の観光需要があるようです。

それほどの料金差はないのですが、指定席は空いていて、この車両は、列車種別が「急行」「普通」の時は追加料金不要の自由席扱となり、分かりにくいこともあるのかもしれません。一旦座席に座った乗客が、アテンダンドに指定席券220円の追加の話をされ、退散しるケースもありました。富山地鉄全般に言えますが、特急料金と指定席券について不案内で分かりにくいと思います。

特急アルペン号(宇奈月温泉→立山)
▲喫茶店のようなイスとテーブル。イスが固定されています

指定席車は外見こそ西武カラーですが、車内は水戸岡デザインのウッディな仕上げになっています。4人用のファミリー席やカップルシートなど工夫を凝らした座席があり、勝ち席だろうと希望してカウンター席に座ったものの座り心地が悪く、喫茶店のテーブルとイスような方に移動しました。このイスも床に固定されていて、私の体との相性が悪く落着きが悪いようです。

特急アルペン号(宇奈月温泉→立山)
▲寺田駅で本線から立山線へ入る特急アルペン号。本線の上下線ホームが見える

指定席車の端には、サービスカウンターがあり、アテンダントがマイクを使ってそこから観光案内をしています。一応、パンフレットには「サービスカウンターで地酒や地ビール、グッズの販売」と書いてありますが、既に営業はやめているようです。あくまでも推測ではありますが、90分も所要時間でありながら車内にトイレがないのは致命的で、これでは飲み物は売れないと思います。すわり心地はともかく、大きなテーブル付の座席に座っているのですから、雄大な立山連峰を見ながら、一杯やりたいところです。せっかくの水戸岡デザインも活用しきれていないようでもったいない気がします。

特急アルペン号(宇奈月温泉→立山)
▲立山線のハイライト・千垣橋梁から見る立山と常願寺川

特急アルペン号は、上市駅で進行方向が逆になり、わずか4分走った立山線の分岐・寺田駅で再び進行方向が変わります。寺田駅でのスイッチバック方法は、本線のホームで客扱いをした後、富山方面へ出発。そして、構内の本線と立山線の分岐ポイントを通り過ぎた本線上で一旦停車、運転台の交換ののち、立山線方向へ動きだします。立山線のホームはそのまま通過すると思ったら停車して再び客扱いしましたので、寺田駅は都合2回停車していました。ちなみに寺田駅での乗降は0でした。

特急アルペン号(宇奈月温泉→立山)
▲10:38分に立山に到着。折り返し普通列車となるため、ヘッドマークがはずされました

寺田から先の立山線内は、時刻表上でノンストップ。途中運転停車で、ダブルデッカーエクスプレスとすれ違いましたが約34分で終点立山に到着します。沿線に民家が点在しているのも岩峅寺までで、その先は常願寺川の両サイドに山が迫ってくる感じで、勾配もキツクなっています。そして、観光案内アナウンスがあり、立山線のハイライトともいえる千垣駅-有峰口駅間の千垣橋梁上で徐行運転となりました。

遥か遠くには残雪の山々が見えてたいへん素晴らしいで、乗客たちが窓から写真を撮ると同時に平行する道路橋から列車を狙う人たちの姿も見えました。本宮駅を過ぎていよいよ山岳鉄道のような雰囲気になってきたところで終点立山に到着しました。立山駅自体は観光で見るところはありませんので、アルペン号から下車した乗客は、ほぼみな立山ケーブルの方へ進んで行きました。

特急アルペン号(宇奈月温泉→立山)
▲ケーブルカーとの接続となる立山駅

一方、自分は乗りつぶしで立山にやってきましたので、折り返し普通320列車立山11:22発富山行きまで時間があります。立山駅のみやげやを冷かしてから立山カルデラ博物館で立山砂防軌道の展示を見ることにしました。博物館に隣接している「立山砂防軌道」が、もしかして動いていないかと期待したのですが、日曜ということで車両動きも人の気配もまったくありませんでした。

立山からは岩峅寺で乗り換え、上滝・不二越線で電鉄富山へ向かいます。

<続く>

特急アルペン号(宇奈月温泉→立山)
▲立山カルデラ博物館の立山砂防軌道の機関車

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