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【鉄道】産業鉄道としても魅力的な黒部峡谷鉄道に乗る<その2>

<【鉄道】産業鉄道としても魅力的な黒部峡谷鉄道に乗る<その1>
http://asian-train.cocolog-nifty.com/blog/2014/06/post-8e89.htmlの続き>

黒部峡谷鉄道
▲駅意外でスノーシェッドがないのは区間は意外に少ない

宇奈月12:50発の325列車で旅客列車の終点欅平まで向ました。電気機関車EDR24と25の重連を先頭にオープン客車と特別車の13両編成でオープン客車の方には観光バスからの乗客でにぎわっていますが、特別車の方は1車両に4~5人なのでゆったりとしています。出発すると室井滋のアナウンスによる観光案内が流れて、終点欅平まで車窓やプチ情報を解説・説明してくれました。

黒部峡谷鉄道
▲宇奈月ダムサイトを走るため車窓には湖が見えます

宇奈月を出発してすぐにトンネルを出るとさっそくこの鉄道の見どころのひとつ新山彦橋を渡り川と山々の風景がいきなり広がります。そして宇奈月ダムが見えてきたらと思っていると車窓にはエメラルドグリ-ンのダム湖。気温26度がありましたら、車内を抜ける山の風はたいへん快適で、出発してすぐに抜群の車窓がはじまることには驚きました。だた、山岳鉄道だけにトンネルが多いことに加えて、軌道のほとんどにスノーシェッドがかかっているので、列車をきれいに撮影するのは至難の業かもしれません。

黒部峡谷鉄道
▲山の上のゴミはコンテナで搬出されるらしいです

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▲森石駅で混合列車と交換

黒部峡谷鉄道は、全線が単線で宇奈月と欅平の間に8駅あり、列車本数が多いため大部分の駅で側線や行き違い施設を持っていますが、乗降できるは黒薙、鐘釣2つだけ。黒薙駅、猫又駅、小屋平駅には発電所への専用線も見えるので、景色だけではなくそっちも気になってしまいます。乗降可能に関係なくほとんどの駅で列車交換があり、旅客列車のほか、混合、貨物列車のほか、猫又駅ではディーゼル機関車牽引の貨物列車を見ることができました。もし全ての各駅に下車できれば、駅ではスノーシェッドがないのでかなり良い写真が撮れることでしょう。きっと・・・。

黒部峡谷鉄道
▲撮影名所にもなっている黒薙駅

2つの乗降可能駅では、乗り降りはほとんどないのかと思っていたら、観光バスの団体さんの大部分は、鐘釣で下車。一気に列車がガラガラになってしまいました。この鐘釣の周辺も散策ができるようですが、それも去ることながら駅自体も「鉄的見所」で、勾配と狭い構内で長大編成どうしを交換させるために上り下りとも突っ込み線があるユニークな線路配置。このため、乗客の乗り降りが終わると交換ポイントまで後退してから出発させるようになっていて、こういうやり方は今では日本唯一かもしれません。

黒部峡谷鉄道
▲ディーゼル機関車牽引の猫又駅始発の貨物列車が出発準備中。

いよいよ出発して約1時間20分で終点欅平駅に列車は到着。この駅は崖に張り付いたような駅で、乗車と降車ホームを設け、分岐側線をうまくつかって列車をさばくようになっていました。この先に続くいているはずの線路も気になるところですがトンネルになっていて見ることができませんでした。初乗車で絶景車窓に加えて産業向けの鉄道施設、交換するユニークな列車など、飽きることなくあっという間に着いたという感じがします。

黒部峡谷鉄道
▲鐘釣駅で行き違い。交換ポイントを越えて停車中

欅平駅の周辺は、本来であればそれなりの恰好でやってくるような山岳地帯で、まさにここまで誰でも軽装で訪れることができるのは鉄道のおかげ。何よりで車でアプローチすることが不可能なため駅前には自動車は走っておらず、自然環境が抜群なことに加えて、観光客も安心して道を歩けるようになっています。

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▲欅平駅に到着。ただ今機回し作業中

1時間ほど駅周辺を散策してから欅平15:19発の330列車で戻ることにしました。330列車は普通車だけの編成で、欅平を出発したときはガラガラだったので、終点までこのままと思っていたら鐘釣駅からどっと団体客が乗ってきました。夕方になってきましたが、交換する欅平行列車にはまだまた観光客が乗っていました。

黒部峡谷鉄道
▲旅客の終点「欅平駅」売店や食堂もあります

平行道路がなく輸送を鉄道にまかせるというスタイルは海外にはありますが、日本ではここでしか見ることができません。たまたま開発したのが鉄道全盛期という歴史や電源開発向けのインフラということで存在している鉄道だと思いますが、このような愉快な鉄道が他にもあっても良いのではないかと、思いながら宇奈月に帰ってきました。

せっかく来た宇奈月ですから、駅から徒歩5分の共同湯「温泉会館」350円で一風呂浴びてから富山へ戻ることにしました。

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▲帰路では貨物列車と交換。最後尾には車掌車代用の客車の姿も

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▲旧山彦橋が見えてくると終点・宇奈月

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▲駅から徒歩5分の「宇奈月温泉会館」良い湯でした(350円)

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