« 【鉄道】富山地方鉄道の鉄道線全線乗りつぶし【その1】 | トップページ | 【書籍】鉄道建築ニュース2014年6月号(No775) »

【自転車】パナ製ライトウイングの大改装・フロントフォーク(その2)

パナソック製ライトウイング大改装(20インチ・ティアグラ化)
▲20インチ・ティアグラ化した10年落ちのパナソニック製ライトウイング

<【自転車】パナ製ライトウイングの大改装・既存パーツの取り外し(その1)
http://asian-train.cocolog-nifty.com/blog/2014/06/post-cf3a.htmlの続き>

パーツ類がはずされて、いよいよ改装作業へと移ります。
ライトウイングのフロントフォークとフレームになったところでフロントとエンドのオーバーロックナット寸法(OLD幅)の測定をします。

測ってみると
フロント:94mm
リア:130mm

このフロント94mmがクセもので、ママチャリ規格。対して、ロードバイク系の幅はフロントが100mm、リア130mmが標準。標準とライトウイングの幅の違いが分かったことで、「何のハブを使うのか」と「何しなければならないか」を考えなければなりません。

当初は予定では、小径車向けのギア設定となっているカセットスプロケット(9、10、11、13、15、17、20、23、26T)が9速の『シマノ・カプレオ』をつけようと思っていましたが、カプレオのリアOLDは135mmなので、カプレオのハブは幅的が難しいことが判明しました。

リア幅は、だいだいのロード系のパーツが入ることが分かりましたが、問題はフロントOLDの94mm。結論的にはこの幅を100mm対応に広げることにしました。

パナ製ライトウイングの大改装・フロントフォーク
▲片方のフォーク先端をナットで固定して、もう片方を広げ、それの繰り返し

カタログでは、アルミ製と書いてあるライトウイングですが、それはフレームだけの話で、フロントフォークは「鉄製」となっています。アルミ製のフロントフォークは、無理やり広げると折れらしいのですが、鉄フロントフォーク・94mm幅を無理やり手で広げて100mm幅ハブを突っ込むという荒業もあるらしく、周囲のご意見を総合すると鉄ならは100mmぐらいに広げても問題ないと判断しました。

幅を広げるにあたっては、6mmの長ネジ(長さ300mm)を軸受けに渡し、フォークのそれぞれの先端をナットで固定します。一気に広げると左右のバランスが崩れそうなので、時間をかけて少しずつ広げてゆきます。

やり方は、右のフォーク先端を2個のナットで挟み固定したら、左側フォークの内側のナットを回して2mm程度外側に広げて、1週間ほど固定。それが終わったら、次は逆側に広げます。左側フォーク先端をナット固定して、右側フォークの内側ナットを回して2mm外側へ広げ固定して1週間。これを何度か繰り返して、最終的に105mm程度まで広げた状態で、1カ月固定して、鉄にクセをつけるようにしました。1ケ月後、長ネジを外すと少し戻ってきますが、ノギスで図ってみると幅99.7mm。わずか0.3mm足りませんでしたが、なんとかハブが入る幅になりました。

パナ製ライトウイングの大改装・フロントフォーク
▲フォーク先端の軸受け。これの幅を広げる必要があります

これは後から判明したのですが、フロントの幅は広がったからといってもまだ安心できません。実はライトウイングのフロントフォークの軸受けの幅が微妙に小さく、シマノのティアグラのハブがきちんと収まってくれません。測ってみると軸受幅8.5mm、これを8.7~9mmに広げる必要があり、コンマ以下のわずかな数字なのですが、広げないと入らないのです。これは模型用のルーターに金属を削るヘッドパーツを付けて、削ることにしました。

パナ製ライトウイングの大改装・フロントフォーク
▲模型用ルーターで少しずつ削って行きます

適当に削ると左右の中心がずれてしまいますので、軸受を真横から見てリア側の面だけをノギスで図りながら0.1mmずつ削りました。結果的には幅8.7mmまで削ったところでハブが入りましたので、この幅で終了です。

最終的に選んだハブは、値段とグレード、そしてアルミ地ということでフロント・リアともにシマノのティアグラとしました。ちなみにリアについては、特に手を加える必要はなく、ティアグラのHB4600とFH4600が収まりました。

パナ製ライトウイングの大改装・フロントフォーク
▲シマノ・ティアグラHB4600がフロントに収まるようになりました

ホイールは、楽天市場のサイクルGIROで出している、アレッククリムを使った「20インチ406サイズ 組み上がりホイールTIAGRA 前後輪セット」を使いました。

まとめとしては、
ライトウイングにロード系パーツを組み込みためには、フロントフォークのOLD幅と軸受けの幅の改造が必要です。

実際にはBB作業を先にやったのですが、フロントフォークの改造は時間がかかるので最初に手を掛けて、その間に他の作業をした方が効率的かもしれません。

さて、フロントフォークの改造後、半年ほど経っていますが、今のところトラブルはなく、左右バランスや軸のバランスも崩れなかったようで、きちんと走っています。

<【自転車】パナ製ライトウイングの大改装・ボトムブラケットとクランク交換(その3)http://asian-train.cocolog-nifty.com/blog/2014/07/3-02d4.htmlに続く>

|

« 【鉄道】富山地方鉄道の鉄道線全線乗りつぶし【その1】 | トップページ | 【書籍】鉄道建築ニュース2014年6月号(No775) »

自転車」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/530472/59818769

この記事へのトラックバック一覧です: 【自転車】パナ製ライトウイングの大改装・フロントフォーク(その2):

« 【鉄道】富山地方鉄道の鉄道線全線乗りつぶし【その1】 | トップページ | 【書籍】鉄道建築ニュース2014年6月号(No775) »