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【鉄道】起点と終点で雰囲気が全然違う姫新線を走破(姫路→新見)

キハ127(姫路駅)
▲姫路6:56発播磨神宮行きキハ127×2両

10月の三連休は「鉄道の日きっぷ」を使って中国地方の鉄道を乗ることにしました。10月12日は東海道~山陽線の普通列車を乗り継いて姫路泊という単なる移動日として、翌13日の早朝から「乗り鉄」行動を開始しました。

姫新線は、姫路から新見までの158.1kmの地方線ですが、姫路―作用―津山―新見と列車の運行が分かれていて直通列車は1本もありません。さらに末端の中国勝山―新見間は、列車本数が激減するので、姫路から太陽のあるうちに全線走破するなら859D(津山10:05発新見行)と861D(津山12:46発新見行)のどちらに乗る必要がありるので、限定的な行程となってしまいます。

今回は全線走破にあたり乗った列車は下記の通りです。
1823D姫路6:56/播磨神宮7:30(キハ127×2)
3823D播磨神宮7:45/佐用8:16(キハ127×1)
2825D佐用8:32/津山9:31(キハ120×1)
859D津山10:05/新見11:44(キハ120×1)

キハ127系(姫新線・太市駅)
▲太市駅で姫路行き1824Dと交換

姫路から乗ったキハ127系2両は早朝でしたが乗客は30人ほど、途中すれ違った姫路行は乗客でいっぱいでした。姫路・佐用間は、新型気動車が投入以来速度も速くなり、駅も整備されているので都市近郊鉄道という感じでした。

智頭急行との接続駅となる佐用駅で乗り換えとなり、ここから津山までキハ120となりました。佐用駅は、高速新線と在来線のクロス駅ですが、ほくほく線と飯山線の十日町駅のように両者の線路はつながっていないと思っていたら、智頭・姫新線ともに仲良く同じ高さに配線されている構造で、乗り換えにも隔たりがなく良い駅だと思います。

キハ122形(姫新線・三日月駅)
▲三日月駅で3834Dキハ122播磨神宮行きと交換

佐用を出発すると兵庫県最後の駅となる「上月」。行き違い施設があるだけで特に大きな駅ではありませんが、沿線自治体が資金を出してキハ127系を導入したので、ここまでキハ127系が乗り入れてくるので、ホームのかさ上げなどの整備も行われていました。

この駅の先にあるトンネルを抜けると岡山県となります。車窓には中国自動車が見えてきて津山の近くまで並走することになりますが、列車とは圧倒的に速度が違いどんどん抜かされて行きました。乗り放題きっぷの「鉄道の日きっぷ」の時期なので鉄道ファンも多いだろうと予想していましたが1両に約10人という感じでした。県境では空いていた車内も林野駅を過ぎるころには乗客も増えてきて、立って乗る人も出てきました。このまま津山まで増えるのかと思っていたら因美線との分岐駅・東津山駅で何人が下車。駅前には郊外型店舗がたくさんありましたので、買い物に行くのかもしれません。吉井川を渡って鉄道の拠点駅津山に到着しました。

キハ120形(佐用駅)
▲佐用駅で、3列車が並びました智頭急行(左)と姫路行き(右)

ちょうど、因美線・智頭から、津山線・岡山から、姫新線・中国勝山からの列車は到着する時間帯なので、降りて来た乗客の中には今日が公開日となっている旧津山扇型機関車庫へ向かった人もいるようでした。扇形機関庫も気になりますが、こちらはホーム端から眺めることにして次回としました。

津山発新見行きもキハ120型で、座席が2/3ほど埋まり津山を出発しました。閑散線区ということであまり設備投資が行われていないようで、木造駅舎が多く残っていて、ひとつひとつ丁寧にまわりたいと思うほどです。また、沿線各地で、ちょうど秋祭りが行われているようで、祭りを知らせる幟がはためき、集落の人たちが祭衣装で歩く姿を車窓から何度も見かけ、日本のローカル線の原風景を体験することができました。

津山駅ホーム
▲津山駅ホームは国鉄時代を思いださせてくれます

津山・新見のほど中間地点となる久世駅で津山行き858Dと行き違いました。次の中国勝山駅を過ぎると勾配がきつくなりトンネルも多くなり中国山地の奥へと入ってきました。人口も少ないようで駅間距離もぐっと長くなり、各駅ではほとんど乗り降りがありません。今日は座席が1/3ぐらい埋まる程度乗っていますが、その中には鉄道ファンが含まれていますので平日なると数人の利用者となっているのかもしれません。

姫新線は、佐用から新見にかけては、高速道路が平行していて、車窓には、あっという間に抜き去る車を姿が何度も見えました。カーブが多く速度も遅く、しかも本数が少ないとなれば通学生以外の利用者はあまりいないようで、結局、新見に進むにつれて乗客も増えることもなく11:44に姫路から4本の列車を乗り継ぎ新見に到着しました。

姫新線車窓
▲姫新線の沿線各地は秋祭り。車窓からも祭りの準備が見えました

なかりの津山から一緒だった鉄道ファンと思える何人かは、この先芸備線443Dで備後落合方面へ抜けるのか駅舎へと向かっていました。自分はこの先、伯備線新見11:54発岡山行きで岡山へ、その先は津山線に乗ることになります。

姫新線はひとつの線ではありますが、起点と終点では車両も雰囲気大きく違う鉄道で、このギャップは面白いところだと思います。

<続く>

【鉄道】高規格ローカル線・智頭急行線に乗る(鳥取→上郡)
http://asian-train.cocolog-nifty.com/blog/2013/10/post-96d7.html

【鉄道】中国山地横断路線・津山線~因美線(岡山→鳥取)
http://asian-train.cocolog-nifty.com/blog/2013/10/post-46a8.html

キハ120形(姫新線・久世駅)
▲久世駅で858D津山行きと交換

キハ120形(新見駅)
▲11:44に新見駅に到着!姫新線を走破しました

新見発岡山行き852M
▲津山線に乗るために新見から岡山へ移動

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