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【鉄道】中国地方・乗り歩き<その6>末端区間は超不便な芸備線を走破

H25.8.10 広島の宿屋が高かったので、呉に宿を取りました。せっかく来たので、朝一番でヤマトミュージアムを見学してから呉線に乗って広島へ。本日は、一日掛かりで芸備線を走破します。

芸備線
▲1858D三次行きは、帰省時期ということで4両編成の大サービス

芸備線は、広島から備中神代までの159.1kmの路線ですが、時刻表でも掲載は広島―三次、三次―新見に分かれていて、まともに列車が走っているのが広島から三次。その先は、いわゆる「JR西日本やる気のない区間」で備後落合から東城間は本数が激減し、乗り継ぎも悪く乗車が難しくなります。

夏休み期間は、備後落合から木次線の臨時観光列車の「奥出雲おろち号」が12:45に出発しているのですが、その列車に乗れる三次からの芸備線の臨時列車の設定はなく、広島から同列車への乗り継ぎは事実上無理という状態。JR西のやる気のなさが如実に表れていて、ネット上でもいろいろ不満も出ているようです。せいぜい、お盆期間ぐらいは、全車指定席でも良いので「おろち・リレー号」があってもよいと思います。

芸備線
▲広島-三次間は列車本数が多いので、頻繁に行き違いがあります

このようなことから広島側から芸備線を走破しようとすると、日中に乗れる列車は444D備後落合14:34発新見行しかありません。鉄道趣味系の人たちは、この列車を目指して、乗列車を乗り継いでゆくことになり、前々の長門本山駅と同様、444D列車は18キップのシーズンともなれば鉄道趣味人ご用達列車となってしまいます。

芸備線
▲備後庄原で小休止する「備後落合行き」

444D列車に乗るべく、1858D広島11:00発三次行に乗車します。2両編成だと予想してホームで待っていると帰省時期ということで増結されていてキハ47の4両編成となっていました。三次―備後落合の臨時列車はやらなくても、こういうサービスはちゃんとやっているようです。三次まで本数が多いとはいえ、広島都市圏を過ぎると、4両編成は持て余し気味。おかげて、行き違いの写真を撮ったりと、ゆったりしたローカル線の旅をすることができました。

三次に到着すると、15分の待ち合わせで336D三次13:06発備後落合行乗り継ぎです。三次駅のホームで外国人から「ショーバラ?」といきなり聞かれ、土地勘ないだけに時刻表を見て「備後庄原」ということが分かったので、キハ120を指さして「OK!」と案内をしました。ここで乗り遅れれば2時間近く待つことになるので、たいへんです。

備後落合駅
▲山間の分岐駅「備後落合」は無人駅。日に1回だけは双方向に乗り換え可能

336Dは、座席が埋まり少々の立ち客を乗せて定刻13:06に出発しました。ロングシートに座っているので、なんとなく落ち着かず車窓に堪能することができずに、広島-三好間に比べると印象薄となってしましました。備後庄原を過ぎて、さっきの外国人や地元利用者が降りてしまうと、いよいよ閑散区間に入ったようで、乗客の大部分は鉄系趣味人という状態で備後落合に到着しました。

備後落合駅は、芸備線と木次線分岐駅ですが、3方向相互に両線を乗り継げるベストタイミングが下記時間帯。というか1日に1回しかありません。
木次線       1447D備後落合14:22着―1462D備後落合14:44発
芸備線(広島系統)356D備後落合14:31着―359D備後落合14:38発
芸備線(新見系統)443D備後落合14:24着―444D備後落合14:34発

当然、この時間だけに鉄系趣味人が凝縮される訳で、18キップの時期ともなれば、無人駅は大賑わいとなります。予想通り、備後落合駅に着くと、たくさんの趣味人がホームがいましたが、最初に付いているはずので、木次線の列車がいません。

猛暑でレールが伸びたとのことで木次線が遅れているそうで、本来であれば自分の乗っている芸備線356Dが最後に備後落合に到着するので、新見行444D列車の席取りは厳しいはずですが、おかげでボックス席の窓側に座ることができました。写真を撮っていると15分ほど遅れて木次線が到着し、たくさんの人たちが三次行と新見行に乗り継ぎました。

備後落合駅
▲左が新見行き、右が三次行き

備後落合から新見の間は、数年前の冬に乗っていますが、しばらくは山越えのノロノロ区間の夏の車窓を楽しみました。始発落合駅で、座席がすべて埋まってそれなりの乗車率ですが、途中、東城駅で何人か乗り降りのあっただけで、それ以外の駅での乗り降りはほとんどありません。18キップ利用者を差し引いてしまうと、普段の利用者は数人。沿線での利用促進やマイレール活動も感じることができず、使わないかがら列車減便、使いにくいのでますます使わないという負のスパイラルに陥っているかもしれません。

備後落合駅
▲レールの過熱で遅れてやってきた木次線が到着。たくさんの人が待っています

15分も遅れて備後落合を出発したものの、途中駅の乗り降りもほとんどないことから、少しずつ遅れが回復して、最終的には数分の遅れで新見到着。丸一日掛で芸備線を完乗することができましたが、距離の割の変化が大きい線区でした。

今夜の宿は、米子駅前に取っていますので、新見からは、新見16:32発831Mに乗り換え米子へ。少し時間があったので、改札を出てビールを買おうと思ったのですが、駅売店はなく、駅前でアルコールを売っている店もなく断念・・・。仕方がなく、お茶を飲みながら米子へと向かいました。

<続く>
【鉄道】中国地方・乗り歩き<その1>みすゞ潮彩号で美祢線へ
http://asian-train.cocolog-nifty.com/blog/2013/08/post-4736.html

【鉄道】中国地方・乗り歩き<その2>宇部線、小野田線+本山支線
http://asian-train.cocolog-nifty.com/blog/2013/08/post-4a73.html

【鉄道】中国地方・乗り歩き<その3>10周年を迎えた九州鉄道記念館
http://asian-train.cocolog-nifty.com/blog/2013/08/10-3679.html

【ふね】中国地方・乗り歩き<その4>関門汽船で関門海峡を渡ってみる
http://asian-train.cocolog-nifty.com/blog/2013/08/post-c8d4.html

【船】中国地方・乗り歩き<その5>宮島航路で宮島へ
http://asian-train.cocolog-nifty.com/blog/2013/08/post-8bda.html

【鉄道】中国地方・乗り歩き<その6>末端区間は超不便な芸備線を走破
http://asian-train.cocolog-nifty.com/blog/2013/08/6-d16b.html

【鉄道】中国地方・乗り歩き<その7>山陰~福知山線で米子から大阪へ
http://asian-train.cocolog-nifty.com/blog/2013/08/post-a148.html

新見に到着した芸備線からのキハ120
▲夕立のなか新見に到着

115系(新見駅)
▲新見から米子へは115系2両です

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