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【海外の鉄道】[フランス]ニースのLRTに乗る

<【海外の鉄道】[フランス]ニースLRTは5月1日メーデー全面運休
http://asian-train.cocolog-nifty.com/blog/2013/03/post-5681.htmlの続き>

ニースのLRT
▲ニースの見どころのひとつマセナ広場。架線レス区間で、観光客もLRTにカメラを向けます

前日(5/1)がメーデーで、まさかの公共交通全面運休。午後にはマルセイユへ移動するので、それまでの間にLRTをチェックしました。

2007年に開業したニースLRTは、現在1路線(8.7km)で運行されていて、海岸近くにある街の中心部からV字の路線を形成していて、両終点ともに中心部よりも高いところにあり、意外に勾配があるLRTです。軌間1435mmの全線複線で、車と同じく右側通行。一部に芝生軌道がありました。

ニースのLRT
▲Saint-Roch停留所付近の芝生軌道

電源は、直流750Vが使われていますが、中心部の2カ所の広場で架線がなくなり、その間はパンタグラフを下げてバッテリーで走行しています。使われているのは、フランスでは標準的なアルストムの5車体3台車のシタディス302型で、車内に書いてあった表示によると座席54人、立ち座162人となっていました。ループ折り返しではないので、両運転台となっていて、エンド交換で折り返しをします。

ニースのLRT
▲終点のLas Planasは車庫とパーク&ライド駅になっています

料金は1回1ユーロ、1日券は4ユーロですので、1日券の方が断然お得です。ここのLRTの見どころは、電車と景観を非常に意識して整備したマセナ広場で、アート作品の中を架線レスのトラムが走りぬけるシーンは、ニースの見どころのひとつになっているようです。3~5分間隔で電車がやってきますので、観光客には、見ていて飽きない広場ですが、LRTは地中海沿いを走ることはなく、沿線に観光地などはないので、利用となると観光客には縁のない乗り物です。しかしんがら、パーク&ライドも整備されていているなど、地元の方の利用は多く、地域の足としてどの電車も混み合っていました。路線は、さらに延長される計画で、今後も発展してゆくことでしょう。

早朝から午前中いっぱいを使ってニースLRTの試乗と撮影して、午後の急行でマルセイユへ移動しました。[2011.05訪問]

ニースの公共交通の案内サイト
LIGNES D AZUR
http://www.lignesdazur.com/

<【海外の鉄道】[フランス]地域圏急行列車でニースからマルセイユへ
http://asian-train.cocolog-nifty.com/blog/2013/10/post-8b08.htmlに続く>

ニースのLRT
▲シタディス302の車内。刻印機が柱についています

ニースのLRT
▲Massena停留所は軌道を下げて乗り場のフラット化をしていました

ニースのLRT
▲丸み帯びたデザインのシタディス302形

ニースのLRT
▲終点Pont Michelから先は延長が計画されています

ニースのLRT
▲Las Planasに向かって坂を上ってくるLRT

ニースのLRT
▲中心市街地のLRT停留所近くにはコミュニティサイクルも完備

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