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【鉄道】列車代行自転車・石巻編(小牛田→女川)by DAHON DASH X20

線路の復旧を願って、不通区間は自転車で代行して全線を走破します。

列車代行自転車・石巻編(小牛田→女川)

実行日:H24.10.8(祝・月)
<鉄道区間>
1631D小牛田9:19→渡波10:17[キハ48+キハ48/2両]
<自転車代行区間>
渡波駅10:30→女川11:20

石巻線は、小牛田から女川までの44.9kmの路線で、震災の影響で渡波と女川間9kmが不通となっていてバス代行が行われています。津波の壊滅的な被害を受けた女川については駅の再建場所が未定となっていますが、それ以外の駅では復旧工事が行われていて、運転区間がさらに伸びるかもしれません。

列車代行自転車・石巻編by DAHON DASH X20
▲仙台→小牛田→石巻というルートを使い人も結構いるようです。

仙台8:01発の電車に輪行して小牛田で石巻線へ乗り換えます。小牛田-石巻は比較的本数が多いのですが、渡波乗車となると日中は2~3時間に1本となるため、さらに自転車を活用するとなれば、9:19発1631Dに限定され、これ乗車して現在の終点渡波駅に向いました。

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▲震災前にはなかった渡波行き。ちゃんと幕になっています

さて、石巻線の不通区間を自転車で代行するにあたって、女川駅・渡波駅をどちらを出発するのかを考えたのですが、天気予報が東風であったことから、距離が長い女川から仙台で追い風にするために、渡波を出発として、女川で折り返し石巻経由仙台ということにしました。

列車代行自転車・石巻編by DAHON DASH X20
▲前谷地で5分停車。たぶん今後は貨物列車の行き違い設定があるのだと思います

1631Dはキハ48-1500+キハ48-500のワンマン仕様2両編成で、東北本線から乗り継ぎ客を乗せて3割ぐらいの乗車率で出発しました。仙石線が不通であることの影響なのか、震災前に比べると乗客は多くなっているように思います。石巻へ向かう人が多いようで、駅ごとに乗客が増えてきました。沿線の駅の近くには仮設住宅が建てられているところもあり、それも利用者増になっているのかもしれません。列車は涌谷で小牛田行きと交換、前谷地では、貨物行き違い設定なのか5分停車、そして鹿又で再び小牛田行きと行き違いして、10:04に石巻駅に到着しました。ほとんどの乗客が降りて行きましたので、石巻・渡波はガラガラと思っていましたら石巻から10人ほど乗車がありました。

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▲途中、沿線で仮設住宅をよく見かけます

渡波の手前の陸前稲井駅では、ワンワンに慣れていない乗客が2両目で「ドアが開かない!」とあせっていましたので「一番前から降りるよ」とアドバイスして一件落着しました。陸前稲井を過ぎてトンネルを過ぎるとその先は津波で水没した地域で、耕作ができずに放置のまま田んぼや壊れたままの住宅などを見ながら渡波駅に到着しました。

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▲10:17に渡波駅に到着

渡波駅は津波で水没しましたが建物はそのままに復旧され2面のうち1面だけ使っていました。もっと閑散としているのかと思ったのですが、折り返し渡波発小牛田行きに乗る乗客がちらほらと駅に集まってきて、そしてほぼ満員で代行バスが到着すると、ほぼ全員が駅に向かい列車に乗り継ぎ、小牛田行きは座席がほぼ埋まる状態となっていました。石巻-渡波-女川は震災前から路線バスと並行しているのですが、やはり鉄道があるとそちらを利用する人が多いのかもしれません。

列車代行自転車・石巻編by DAHON DASH X20
▲自転車をセットしていると代行バスから乗客が駅に向かってゆきました

渡波駅からは、いよいよ列車代行自転車として女川駅へと向かいます。
まずは国道398号を走り少々走って、住宅地へ入り万石浦駅へ。この駅はほとんど震災の影響がなく、線路の草などもなく荒れた状態ではないのですが、なぜか待合室にはラジオや生活用品がたくさんあって、住人なのか常連なのかはわかりませんが、この駅を拠点している人がいるようでした。

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▲生活っぽいものが散乱する万石浦駅

再び398号に出て女川をめざします。地盤沈下が激しいようで国道の車道は約50cmかさ上げされていて、歩道はそのままなので、一段低くなっています。鉄道の状況も同じで、沢田駅周辺では路盤のかさ上げ工事が行われていました。ここから浦宿駅までは国道、鉄道ともに万石浦に沿ってはしる石巻線の見せ場的な景色で、当日は天気も良く、浦がとてもきれい見ました。

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▲沢田地区の国道398号。歩道はそのままに車道だけかさ上げ

途中、国道沿いにある浦宿駅に立ち寄ました。この駅周辺でも路盤整備工事中で、今まで雑草に覆われた駅などをたくさん見てきたので、石巻線については復興に向けて動いているということがわかりました。ただし女川駅の位置が未定なので、もしかすると当面はここが終点になるのかもしれません。

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▲工事中の沢田駅

浦宿駅からの先の国道398号はちょっとした坂になっていて、その先のピークがあるのですが、津波が高すぎてピークを越えて浦宿側まで波が来たとのことです。そのピークの先が女川市街地だったのですが、そこを過ぎると、何軒かの基礎からひっくり返ったコンクリート建築を除いて、建物は何もありません。自分の記憶から女川駅に向かったのですが、一体更地になっていて、場所に自信が持てず結局GPSで元の女川駅の位置を確認しました。

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▲国道から見る万石浦

以前の女川駅は行き止まり式で、盛り土の上にホームがあり駅舎が1階となっていたのですが、駅舎はもとより盛り土ごと撤去されていて、ここに鉄道があったことすら分からない状態でした。まさに何もないので、再開した魚市場を見に行きましたが、ガレキ輸送のダンプカーが非常に多く、また土ほこりっぽいが多いので、折り返し仙台へ戻ることにしました。

<【自転車】列車代行自転車の戻り(女川→仙台)by DAHON DASH X20 http://asian-train.cocolog-nifty.com/blog/2012/10/bydahondashx2-1.htmlに続く>

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▲浦宿駅も工事が行われいました

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▲女川旧市街地を通り女川駅を探します

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▲女川駅到着。GPSでもなければ駅はちょっとわからないかもしれません

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