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【鉄道】列車代行自転車・常磐線編(仙台→相馬)by DAHON DASH X20

線路の復旧を願って、不通区間を自転車で代行して仙台から相馬までいってみました。

常磐線不通区間図

H24.9.16(日)
<鉄道区間>
238M仙台10:23→亘理10:53[E721系4両]
<自転車代行区間>
亘理駅11:10→相馬駅13:00

現在、常磐線は、南側が広野まで北側が亘理まで、そして原の町-相馬間が孤立して運行されています。北側の不通区間には代行バスが運行されていて、JRのキップで仙台方面から原ノ町までは行くことが可能となっています。

仙台駅から238M亘理行きに輪行乗車して不通区間へと向かいました。仙台・亘理間については、概ね1時間おきに運行されていて、以前よりも本数が少なったり終電が早くなったりといろいろ不便もあるようです。仙台から岩沼までは立って乗っている人もいた車内でしたが、常磐線に入ると一両に10人ぐらいとなり、さらに逢隈駅で数人が下車して亘理駅に到着しました。暫定終点駅となっている亘理駅ですが2本あるホームの1つしか使っておらず単純折り返しをしていました。

列車代行自転車・常磐線編(仙台→相馬)by DAHON DASH X20
▲仙台から亘理までE721に輪行

駅前には相馬行きのJRバス東北の列車代行バスが待機していて、何人かの乗客はそちらへ乗車して行きました。暫定ではありますが、人の動きは前よりあるかもしれません。駅の隣には代行バスのプレハブも建てられていて、代行バスの面倒を見てるようでしたが、来年浜吉田まで開業しても本数が少なくて、矢本と陸前小野のように、代行バスの起点は亘理のままかもしれません。

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▲亘理駅の表示は浜吉田が消えています

駅前で自転車を組み立て、亘理駅を11:10に出発しました。坂元までは線路に沿って道があるはずなので、浜吉田、山下、坂元の各駅を見ながら進むことにしました。亘理を出てしばらくして、津波が入ったのでしょう雑草が生えた状態の田んぼや畑の風景となりました。ところどころ見える踏切は、草に覆われていますが浜吉田駅までは来年復旧することが発表になっていて、それを裏付けるように、ところどころ路盤工事が行われていました。

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▲亘理駅を出発する相馬行き列車代行バス

浜吉田駅を後にして、再び線路沿いの道へ。コンテナ貨物列車が津波に直撃されたのがあたりですが、列車はもとより線路も既に撤去されて、路盤は草に覆われていてところどころ残る架線柱がないと鉄道があったことが分からないぐらいとなっていました。住宅も残っていますが、家屋も基礎だけなっていているところも多く、被災地独特の静かさがありました。津波とその後の風の影響だと思うのですが、道路上に海砂が多く、場所によってはすべるので要注意です。

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▲亘理-浜吉田間の線路。見事に草で覆われています

主要道からはずれると標識も道番号もありませんので、これでいいのかなと思いつつ進んでいると跨線橋が見えてきて山下駅に到着できました。駅舎や周辺の建物が少し残っていますが、大部分が片付けれたいてがらんとしていました。駅は立ち入り禁止になっていて、既存路線での復旧や復興メッセージなどが看板がありました。写真を撮っていると警備中のパトカーが駅前をぐるりと回って去って行きました。

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▲浜吉田駅舎には復旧を伝える看板もありました

山下駅から坂元駅へ向かいますが、予定では線路に沿うルートを選択。しかし、途中から目印がなくなっていることもあって、現状とナビが一致せず、途中で道を見失ってしまいました。細い道は諦めて、東側へと県道にぶつかるまで走り、ようやく現在位置をつかみました。集落はおろか以前の松林が消滅していて、地平線が見えるような感じがします。雑草に覆われだけの土地をひたすら走り、本来であれば並走しているはずなの常磐線は完全に自然に帰っていて、坂元駅についてナビが「目的地付近です」と言わなければ通り過ぎてしまう状態でした。

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▲浜吉田と山下間。畔道?既に自然に帰った線路

坂元駅から県道に沿って宮城・福島県境をめざしましたが、その手前で通行止め。県道は沈下とその後の流失で海中・・・。ナビに頼ったものの、指示された道の小さな橋が流失していて、いったりきたり、勘を頼りに小さな道を進んでようやく国道6号線へ出ることができました。

突然の非舗装になったり、砂が浮いていたりした道に比べると、天下の1ケタ国道は走りやすい。新地駅と駒ヶ嶺駅はパスして、ラストスパート。13時着に相馬駅に到着しました。

本来であれば、134M相馬12:25発原ノ町行きに乗りたかったのですが、道に迷ったりと予想以上に時間がかかり、次の列車は1時間半後の14:30発・・・。本日の列車代行自転車は、相馬までということにしました。

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▲閉鎖中の山下駅には、既存ルートでの復旧を望む看板もありました

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▲山下から坂元への県道は、地平線が見えるぐらい何もなくなっていました

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▲ナビはここが坂元駅であることを教えてくれました。ホーム跡がかろうじて見えます

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▲県道の橋は落ちまま・・・

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▲県境は越せず、砂利道を通ってなんとか国道6号へ

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▲時間はかかりましたが、相馬駅に到着

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