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【海外の鉄道】[モンテネグロ]バールから列車でポドゴリツアへ

<【世界の乗物】[アルバニア]白タクで国境を超えてモンテネグロへ
http://asian-train.cocolog-nifty.com/blog/2012/04/post-fa56.htmlの続き>

アルバニアのシュコドラから白タクに乗ってに国境を越えてモンテネグロの港バールに来ました。鉄道にこだわる旅のゆえ、バール鉄道の終点であるバール駅でタクシーを降りました。バール鉄道については、ちょうど1年前にセルビアのベオグラードからバールまで1往復乗車しているので、一年ぶりの訪問ということになります。

バール鉄道・バール駅
▲バール鉄道の終点バール駅。貨物線はここから港まで伸びています

バールからは、鉄道を使って首都ポドゴリツアへ移動します。この区間は56キロあり列車では約1時間。各駅停車のほか急行列車も走っているので、出発時刻に偏りはあるものの、このあたりの国では比較的便利本数があるといえます。11時40分発のポトゴリツア行の普通列車出発まで、時間がありましたが、ちょうど2時間ほど遅れてやってきたベオグラード発の夜行列車や貨物列車の写真に撮っているとあっという間に待ち時間は解消しました。

バール駅構内の機関車
▲構内には入れ替え用機関車とルーマニアと同形の交流機関車が見えました

ポドゴリツア行普通列車は、東側諸国の電化区間で幅広く使われていたラトビアのRVR(リガ車両工場)製412系交流電車。共産圏らしい無骨なデザインの4両固定編成電車で、基本は各車両3ドアで中央が両開きになっています。後に塗装はブルーに塗られていますが、今となっては古い電車の部類で、客車にモーター付けて走っているような感じです。近年ヨーロッパに急速に導入されているデジーロなどにいつ置き換わってもおかしくない車両かもしれません。室内はクロスシートで、背の高い背もたれで座り心地は悪なく、シートモケットがブルーなので、日本の旧型客車のような雰囲気かもしれません。ほかの国の同型車両に比べるとこぎれいでゆったり感の車内だと思います。

モンテネグロ鉄道412形交流電車
▲ボドゴリツアからの412形電車到着。折り返しポドゴリツア行きになります

11:40定時にバール出発しました。この電車は吊り掛けモーターのようで、車体が重いのかモーター音がよく響き、一方でレールジョイントをしっかり刻む走行音などはこれまた日本の旧型客車のようで、マニア心をくすぐるナイスな車両です。1ボックスに1人という感じの乗客ですので、景色の良い場所によって右と左を移動して写真を撮りました。

【バール鉄道については下記にも記事があります】
【海外の鉄道】旧ユーゴ圏随一の景勝路線・・・ベオグラード・バール鉄道<その1>
http://asian-train.cocolog-nifty.com/blog/2009/12/post-35d4.html
【海外の鉄道】旧ユーゴ圏随一の景勝路線・・・ベオグラード・バール鉄道<その2>
http://asian-train.cocolog-nifty.com/blog/2009/12/post-4e6a.html

バール鉄道の自動車運搬貨車(バール駅)
▲モンテネグロ412形交流電車。日本の旧型客車の雰囲気がありました

ベオグラード発バール行き急行列車(バール駅)
▲バール朝8時40分着予定の夜行が11時近くに到着しました。バール鉄道の長距離列車はよく遅れます(笑)

出発してしばらくは、アドリア海を進行方向左に見ます。前回と違い小さな駅もひとつひとつ停車するのが魅力的で、海が見えなくなりトンネルを抜けるとポドゴリツアまでの最大の見せ場である湖を渡る築堤を走りました。天気もよくはるかアルバニアの方まで見えました。湖を渡ると平坦な葡萄畑の中を走ります。昨日、泊まったシュコドラからの国際線路が見えてきて終点ポドゴリツアに定時に到着しました。バール鉄道は、景色が良いところが多いのでわずか1時間でも充実の海外鉄道旅行が楽しめます。

ポドゴリツアから今回の目的地のひとつであるボスニアヘルツエゴビナのサラエボまでは1日何本かバスが出ているとのことで、もしダメならばベオグラート経由サラエボと遠回りするつもりでしたが、駅前バスターミナルにいってみると13:30発のサラエボ行(到着予定20:00)があるということで、バス移動に決定です。

<【バス】[モンテネグロ・ボスニア]ポドゴリツアからサラエボへの路線バスの旅
http://asian-train.cocolog-nifty.com/blog/2012/04/post-b4c2.htmlに続く>

バール鉄道の個室寝台車(バール駅)
▲かつての欧州スタンダート個室(1等)寝台客車も連結されています

バール鉄道の自動車運搬貨車(バール駅)
▲夜行列車にはカーキャリーも連結されていて到着するとすぐに積み下ろし線に転線

バール鉄道の自動車運搬貨車(バール駅)
▲ベオグラードから乗ってきた乗客が自分の車を降ろしてゆきます

001
▲バールを出発するとしばらくはアドリア海が広がります

バール鉄道車窓
▲シュカダルスコ湖畔を走る列車。ここは何度通ってもGOODです

バール鉄道の自動車運搬貨車(バール駅)
▲12:40定刻にポドゴリツアに到着

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