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【ふね】太平洋フェリー/名古屋→仙台~所要21時間、意外に飽きません

太平洋フェリー・ニューいしかり
▲金城埠頭から徒歩でフェリーふ頭へ

たまには船の旅も良いなと思い太平洋フェリーの名古屋→仙台航路に乗ってみました。

スケジュールは、名古屋港19時出航、仙台港16時40分で実に所要時間21時40分というかなりのんびりした行程となります。乗船した時は1等などは貸切料金が必要とのことで、S寝台というカプセルホテルのようなクラスを選択しました。

太平洋フェリー・ニューいしかり
▲ターミナルで乗船手続き。クレジットカードもOK。今回はS寝台

名古屋港は、WEBサイトによると名古屋バスターミナルから名古屋フェリーターミナルまで連絡バス(片道のみ)が走っていますが、地図で見るとあおあみ線の金城埠頭から近かそうなので歩いてみました。料金も安く徒歩20分でしたが、そのような乗客は皆無でした(笑)

太平洋フェリー・ニューいしかり
▲船に入ると円形の広場があって案内所がありました

乗船したのは今年3月に就航したばかりの「ニューいしかり」で、18時に手続きを終えて船内に入ると、とてもきれいでホテルのようです。レンストランや売店などは出航前から開店していて、レストランは、2000円で食べ放題+ソフトドリンク飲み放題となっていて20時までの営業。朝・昼は同じく「食べ放題」で1000円ですが、明日はパスすることにして、ディナー1本勝負で、元を取るべくたらふく食べました。

太平洋フェリー・ニューいしかり
▲基本は食べ放題となるレストラン「サントリーニ」

出航後しばらくは伊勢湾を進み、プラントの夜景や中部国際空港に着陸する飛行機なども見えていて、暗くて良くわからないのですが伊良湖岬らしい灯りを見て、あとは闇へと進んで行くだけとなりました。

太平洋フェリー・ニューいしかり
▲出発してしばらくは港湾施設の夜景が良くみえました

こうなると暇なのですが、21時から客室後方にある舞台のあるラウンジで無料の生ライブが行われるという館内放送が流れ、売店で買った「サッポロ・クラッシク」を片手に行ってみると自分の好きなジャスの生演奏でしたので、とても楽しめました。このラウンジでは、この後映画の上映もあるそうで、さすがに眠くなってきましたので、展望風呂経由で就寝です。

太平洋フェリー・ニューいしかり
▲ステージ完備のラウンジでは生ライブ。終了後は映画館になります

名古屋出航時は晴れて天気も良かったのですが、翌日は起きてみると前線の中にいるようで非常に湿度の高い曇り。場所的には房総半島の沖合のようですが、陸はまったく見えません。この船は海が見えるパブリックスペースがかなり大きくとってあるため、S寝台でもここのテーブルに陣取り本を読むことなどは可能で、自分もビールを片手も読書となりました。

太平洋フェリー・ニューいしかり
▲伊良湖岬ぐらいまで展望デッキでて夜景を眺める乗客が多い

そうこうしているうちに、パブリックスペースのピアノ演奏などが行われ、それが終了して外を見ていると「福島原発が見える」などと乗客がにぎわっていて、デッキにでるとそれらしきものがうっすらと見えていました。この直後は船が上下に小刻みに揺れを感じて、なんと福島沖を震源とする地震が発生して、津波注意報が発令。船も地震で揺れることが分かりました。

太平洋フェリー・ニューいしかり
▲朝起きると前線の影響で、湿気のあるどんよりとした天気となっていました

知らない人乗客と原発やら地震などの話をしていると「仙台港から名古屋に向かう僚船とすれ違う」という船内放送があり、2つの船が汽笛を上げてすれ違ったものの、小雨の上に地震もあり、向こうに手を振っている人もいましたが、乗客のモチベーショーンはそれほどでもなかったようです。

15時を過ぎると牡鹿半島や仙台も見えはじめました。牡鹿半島から福島県の原発付近が見渡せるので、かなりの沖合を航行しているようです。徐々に仙台港に近づてきますが見えてから港の中に入るまではけっこう時間がかかります。

太平洋フェリー・きそ
▲福島県沖で、名古屋・仙台航路の僚船「きそ」とすれ違い

港に入ってくると崩れた防波堤や灯台、岸壁に打ち上げらた大型船舶などが見えますが、船の上から見ると意外に津波の被害というのはよく見えないということが分かりました。名古屋から苫小牧まで行く人は、あまり被害の実感はないかもしれません。

16時半過ぎ、時間通りに仙台フェリーターミナルに接岸しました。今時、こんな時間がかかる船を使う人は少ないと思っていたのですが、親子連れを中心にたくさんの人が下船していましたので、家族連れにはメリット大の移動となるようです。

太平洋フェリー・ニューいしかり
▲仙台港に定時に到着

最初は所要21時間40分に飽きるかなと思ったのですが、風呂は入り放題でゆっくり眠れるし、イベントやパブリックスペースも充実で、とても有意義な移動時間となりました。
機会があればまた移動に使いたい航路です。

太平洋フェリー
http://www.taiheiyo-ferry.co.jp/

太平洋フェリー・ニューいしかり
▲仙台港に係留し、夜の苫小牧行となる「ニューいしかり」

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