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2011年1月

【鉄道】1月三連休にJR西日本ローカル線巡り<その3>木次線~伯備線~急行きたぐに

<【鉄道】1月三連休にJR西日本ローカル線巡り<その2>福塩線と三江線http://asian-train.cocolog-nifty.com/blog/2011/01/1-7a5c.htmlの続き>

3日目(1/10)は木次線から芸備線に入り、さらに伯備線から山陽本線、そして最後は大阪からは急行きたぐにで新潟経由で帰ります。

キハ120の2両(松江駅)
▲松江で出発を待つキハ120が2両編成の129D

129D松江8:00→宍道8:23

木次線に乗るために松江から宍道に向かうことになりますが、時刻表を見ると「D」の付いた宍道行があるので、その列車を狙って乗ることにしました。この列車、木次線から松江に直通した列車の折り返しでキハ120の2連となっていて車掌も乗務していました。明らかに宍道行9:04になることが分かるのですが、宍道では一旦下車させられホームは寒いので駅待合室へ退散しました。

キハ120の3連(木次駅)
▲木次に3連で到着した1445D。ここで後ろ2両は開放されます

1445D宍道9:04→亀嵩10:54
1447D亀嵩13:51→備後落合14:09

出発15分前にホームに行くとさらに増結されキハ120の3両編成となっていましたが、前1両だけが客扱い。この列車は、普段は木次止まりとなっていますが、日によって出雲横田まで延長運転されますので、亀嵩駅で下車して気になるそばを食べることにします。この列車では、備後落合まで直通できないため鉄系の乗客は自分のほか1組だけで、一般の乗客と併せて計10人。宍道を出るとすぐに上り勾配となり山岳線区ということがすぐ伝わってきました。宍道ではあまり雪がなかったのですが、一駅ごとに雪が深くなってくるような感じです。途中、木次でしばらく停車して、うしろ2両を切り離し作業を行います。木次からは、乗客は自分を含めて3人となり、亀嵩駅で全員が降りてしまいました。

亀嵩駅
▲雪の亀嵩駅。その後、さらに雪が降り今年は雪下ろしをしたそうな

亀嵩駅は、駅舎がそば屋になっていることで有名で、あらかじめ電話すると乗車する列車に合わせてホームまでもって来てくれるそうですが、ここはやはり下車してたべたいところです。

割子そば(680円)を頼み、冷たいそばですがボリュームと食べごたえがあり美味しかったです。雪が多い時期だからでしょうかお店はそれほど混んでなく、ビール注文して次列車まで座敷でゆっくりさせてもらいました。

亀嵩駅の割り子そば
▲割り子そば。たれをそれぞれの器にじゃぶじゃぶと掛けて食べます

ホームで備後落合行を待っていると、予約が入ったようで500円のそばをもった店主の姿も列車が到着してドアが開くと慌しくと数人が買い求めていました。車内に入るとほぼ100%鉄系の乗客で、ロングシートでさきほどのそばをほうばる方々も・・・。そうしているうちに出雲横田に到着で、しばらく停車を利用してみな駅舎の写真を撮影していました。私はついでに駅前で飲み物も調達。

出雲横田駅
▲名駅舎に数えられる出雲横田駅。腕木信号もありました

いよいよ木次線のクライマックスへと列車は進んで行きます。出雲坂根駅に到着するとエンド交換となり、右の線路へと坂を登って行きます。登りきって一旦停止、再びエンド交換をします。さすがにみなさんが立ち上がって、スイッチバッスの様子を眺めていました。観光列車であれば説明などがあるのでしょうが、通常列車ですから解説はなく発車すると車窓の下に出雲坂根駅が林の間に見えました。

出雲坂根のスイッチバック
▲出雲坂根のスイッチバック。 シェルターの中で停車してエンド交換

雪が一段と深くなり、車窓には国道ループ橋は見え、三井野原駅付近は線路の脇がスキー場となっていて、スキーヤーがみんな手をふっていました。西日本の路線ですが、甲信越辺りの様相で、これだけの積雪は珍しいでしょうから来てほんと良かったです。三井野原から備後落合に向かって一気下って、乗り換え駅備後落合駅着。

雪の木次線とおろちループ
▲雪深い線路の脇におろちループが見えます

この駅は、芸備線・木次線の列車が折り返しているので、比較的大きな駅と思っていましたら非常に閑散としていて拍子抜け。しかしながら芸備線・木次線の3本の列車が揃い相互乗り換え、しかもそれぞれに鉄系の方々が乗っていたようで写真撮影などでとても賑わっておりました。

備後落合駅
▲乗り換えで乗客が行き交う備後落合駅。駅前にはなにもなし

444D14:16備後落合→新見15:42

3本の中で新見行が一番混んでいましたが、なぜか運転席の後ろにあたるロングシートの端でに座ることができて、しかも前方展望をチラチラと見えるのでラッキーでした。備後落合から東城あたりまでは山の深いところを走っていて、住む人も少なく乗降客もなく、この付近の鉄道の厳しさをまざまざと感じました。東城の手前から雪がまったくなくなました。同じ中国山地で距離はそんなにないのに随分と違うものです。

国鉄色115系(新見駅)
▲先発の856Mが岡山に向けて出発。新見をジャンクションだけに構内は広いです

858M16:15新見→岡山17:58
1332M岡山19:16→姫路20:41
3316M姫路20:57→大阪21:58

新見では、856M15:50発岡山行を見送り25分後の858M姫路行に乗車しました。先発856Mは18キップのシーズンなので備後落合発、米子発からのお客を受けて混んだ状態で出発して行きました。ガラガラで乗った姫路行でしたが、岡山で下車して、食事の後に後続の列車の乗ったために岡山からしばらく立つことになってしまい少々後悔です。姫路では、新快速に乗り継ぎ大阪に無事に到着しました。

新見発姫路行115系
▲数が少ない新見発姫路行直通列車、4両編成で空いていて利用価値大かも

501M急行きたぐに 大阪23:27→新潟8:29

岡山から新幹線を使えばその日のうちに東京へ行くことは可能ですが、今回の最後は大きく迂回して「急行きたぐに」で新潟へと向かいます。いまや希少価値の急行列車でいつかは乗りたいと思っていたので、今回は翌日に休暇を取り、しかも奮発してA寝台。はじめて乗った開放A寝台ですが、とても快適で爆睡でした。途中、先行列車の遅れの影響で10分以上遅れて新潟に到着しました。あたふたと乗り換えて帰路に着いたのでした。(終)

(2011.1.10-11)

急行きたぐに
▲今回の最後は奮発して急行きたぐにのA寝台。下段は満席でした

急行きたぐに
▲愛称サボも入って夜行急行の貫禄がありのきたぐに。いつまでも走ってもらいたいものです

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【鉄道】1月三連休にJR西日本ローカル線巡り<その2>福塩線と三江線

<【鉄道】1月三連休にJR西日本ローカル線巡り<その1>播但線と赤穂線http://asian-train.cocolog-nifty.com/blog/2011/01/1-10cb.htmlの続き>

本日(2011.1.9)は、福山から福塩線を通り、さらに三江線を走破して、松江まで丸一日かけて中国地方を鉄道で横断します。最初は、福塩線に乗り、府中で乗り換えて三次へ。

115系国鉄色(福山駅
9
▲福山駅の決まりショット。115系の国鉄色ではあったのですが、本命は違いました

227M福山7:18→府中8:06
1725D府中8:10→三次9:55

福塩線の電化区間である府中までは105系、それも塗り替えが進んでいずれ消滅するといわれているオリジナルの福塩線カラーを期待したのですが、残念ながら115系国鉄色。行き違う列車にはオリジナルカラーが来るので、ホームから撮りたいと思っても停車時間が思いのほか短く諦めました。

T_dsc_1555 
▲府中で乗り換えた三次行キハ120

府中までは元私鉄らしく駅間も短く、車内には部活動へ向かう高校生も乗っていました。列車は、行き止まり式の1番ホームに到着して、斜め向かいの2番線ホームに停車中の三次行のキハ1201両に乗り継ぎ。

既に、1本前の電車で府中に着いたと思われる鉄道ファンが10人ぐらい乗っていて、自分の電車からさらにファン系の人が乗ったので計20人ぐらいになりました。府中と三次の間は閑散線区で本数がぐっと減ってしまい、次ぎは12時発ですから、福塩線~芸備線または三江線へのルートを目指すならばこの列車となり、鉄系趣味が凝縮されたのでしょう。

キハ120(福塩線)
▲備後矢野駅府中列車とで行き違い

府中から線路は、中国山地にぐっと入り込んできます。うわさの保守経費削減の速度制限区間がこの線にはあって、時々ノロノロ運転行います。川に沿って景色の良いところはサービスのようですが、毎日乗っていればイライラするかもしれません。

府中を出てからほとんど乗り降りがなく、乗客は鉄系ばかりの方でしたが、うどん屋が入っている備後矢野駅から観光客らしき2人が乗車。その後、上下からは三次に向かってポツポツと乗る人が出てきました。塩町から芸備線に入ると、気持ち線路がグレードアップしたようで、今までにない速度で定時に三次着となりました。

キハ120(三次駅)
▲三次駅で出発を待つ石見川本行キハ120

三次ではわずか2分で三江線へ乗り継ぎとなります。

424D三次9:57→石見川本12:08
426D石見川本13:51→江津14:57

今度の列車もキハ120が1両ですが、広島方面からの列車の方が福塩線よりも若干先に三次に着くために、10名の鉄系の先客がいました。そこに福塩線からの鉄系の乗客10名が加わり、石見川本行に向けて出発しました。車内を見回し、自分のなり査定してみると一般の乗客は2名のようで、18キップなどのない期間や普段はかなり乗客が少ないことが理解できます。

三江線の車窓
▲三江線は景勝路線として抜群なのですが、乗客は少ない・・・

車内では、同好の方々ではありますが「しーん」としていて、最近売れている鉄道地図を開いて人も何人かいました。見せてもらえばよいのですが、それも気が引けて、このような景勝路線を乗るときは必需かもしれません。

最後に開業したという口羽-浜原間はトンネルで山々をぶち抜いているグレートの高い線路で、その中にあるユニーク駅で知られる「宇都井駅」では乗客1/3ぐらいが立ち上がって駅をチェックしたり、車内から撮影していました。

三江線/宇都井駅
▲有名な宇都井駅。乗り降りはなく雪も積もって閑散としています

最終開通区間は、トンネルと橋で川をパスしてしまいますが、それ以外の区間は川に沿ってひたすら走るので、本当に景色の良い線でした。個人的には、線路と平行する道路を列車と川をみながら自転車でのんびりと走りたいという新たなる野望も湧き出してきました。

三江線に乗って発見しとても興味深かったのが「陸閘門」。線路がそれよりも高い堤防とクロスしていて、洪水時には線路を遮蔽するように門が作ってあり、このような施設ははじめてみました。

川本陸閘門
▲川本陸閘門。三江線でぜひ見たい施設だと思います

調べてみると三江線には「浜原陸閘門」「川本陸閘門」「因原第二陸閘門」「川戸陸閘門」の4箇所があるとのこと。年に何度か開閉の訓練もあるそうで、三江線に乗ったときはぜひチェックしたい施設です。

福塩線同様にところどころで徐行区間がありましたが景色がよいとあまり気にならず、途中から車内は100%鉄系乗客になって石見川本駅に到着しました。乗ってきた424Dは、はこのまま石見川本駅に停車して、13:51発426Dとなり江津行になるのですが、乗客を下車させてドアも施錠してエンジンも停止させますので、乗ってきた面々は駅からそれぞれに散って行きました。

T_dsc_1680
▲石見川本駅から世界遺産行きのバスもありました。平日は有人駅なんだそうです

自分も駅前を散策したものの寒くて30分もしないうちに駅に戻ってきました。降雪地の駅ですと待合室に暖房も入っていますが、川本駅は暖房はおろか電気もついておらずなんとも寒々しい待合室でした。

出発前40分ぐらい前には、先ほど一緒に乗ってきた面々が駅に戻りはじめて、なんと出発30分前にはドアの前に10人ぐらいの行列が・・・。大部分ロングシートのキハ120なので、どこに座っても似たような感じですが、プレッシャーを感じ自分も並んでしまいました(笑)。

キハ120(石見川本)
▲一般の乗客なかったガラガラ列車ですが、寒いなか出発前から並ぶ方々

再び川を見ながら走りはじめ、川幅も広くなり海も近いことを感じさせる風景となり終点江津着。ロングシートで長丁場の旅でしたが、うわさ通りの景色ですばらしいローカル線でした。ぜひ今度は夏にきたいところです。

三江線/石見河本さhん
▲石見川本駅では、上下行き違いののち、発車となります

7858D江津15:04→出雲市16:58 
288M出雲市17:55→松江18:34

江津から今夜の宿泊地松江まで山陰本線に御世話になります。風と雪で10分ぐらい遅れていて、途中、遅れ特急おきの通過待ちもあり出雲市には15分遅れで到着。出雲市では乗り継ぎ列車を1本遅らせて一畑電鉄の出雲市駅をちょっと覗いてから松江に向かいました。松江についてからは、当初から松江温泉駅に行こうと鼻息を荒くしておりましたが、強風と雪でモチベーションも下がり宿へ直行となりました。(2011.01.09)

明日は木次線です。

<【鉄道】1月三連休にJR西日本ローカル線巡り<その3>木次線~伯備線~急行きたぐにhttp://asian-train.cocolog-nifty.com/blog/2011/01/132-352c.html
に続く>

スーパーおき
▲山陰本線でスーパーおきの撮影ができてラッキーでした

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【鉄道】1月三連休にJR西日本ローカル線巡り<その1>播但線と赤穂線

1/8-10の三連休は、青春18キップで出かけることには決めていたものの具体的にどこにが定まらず、出発の前日に早朝の羽田→大阪のANA便の割引キップに空席があったのでそれを利用して、JR西日本の閑散ローカル線に行くことにしました。

京急品川駅1000系
▲3連休初日ということで、早朝なのにけっこう混んでいました

伊丹空港から大阪駅へ出て、まずは阪急へ。ここで「みちのく鉄道応援団」の新年会の抽選会で使う鉄道グッズ類を仕入れました。

買い物の後は、姫新線に乗ろうと思い新快速で姫路に向かいました。しかし、当日は日中の工事運休日、西日本の閑散線区で実施されている定休日は知っているのですが、ほんとうにうかつで、大失敗です。キハ127にも乗れると楽しみにしていたのですが次回へ。

キハ127(姫路駅)
▲キハ127はうっかりミスで次回です

ということで慌てて時刻表を調べて播但線で和田山を往復することにしました。
5627M 姫路11:57→寺前11:43
1233D 寺前11:46→和田山12:35
1234D 和田山12:51→寺前13:44
5640M 寺前12:55→姫路14:30

103系3500番代(姫路駅)
▲2両編成の103系。完全リニューアルでまだまだ現役です

播但線は寺前までは電化されてるので、乗るのはワインレッドの103系3500番台ワンマンの2両編成、外見、室内ともにリニューアルした車輌でした。車内はとても混んでいて、ロングシートに無理に座っても仕方ないので、運転席直後のかぶりつき立ち席で終点まで乗りました。姫路付近は高架となっていて、もっとローカルなイメージがあった同線ですが、電化されているだけにお客も多く、終点につく頃には、ガラガラと思っていたのですが、結局座席が埋まった状態で寺前に到着。

103系3500番代(播但線)
▲途中の駅で、行き違い。ワインレッドではなく、ラッピック車がやってきました

ここでは数分の連絡で気動車へ乗り換えとなりますが、これまた予想の反して103系2両の乗客のほとんどが、1両のキハ41に吸い込まれてゆきます。不恰好で珍しいキハ41を撮っているうちに座るところなどはなくなっていました。車内では立っている人も多く、自分は料金箱の脇から先頭が見えるのでそこに立つことにしました。寺前から駅は、山間地域を走り駅間もずいぶんと長くイメージ通りのローカル線でした。結局、姫路から和田山まで立ち通しでしたが前面展望を見られたので、それなりに満足です。

キハ41(寺前駅)
▲キハ41ははじめて見ましたが、2エンド側はなんかかっこ悪いです。乗ってしまえばキハ47でした

和田山では乗ってきたキハ41でそのまま折り返し。今度は座席を確保できましたが、山陰本線の上り・下りが和田山に到着すると車内の座席は全て埋まってしまいました。さきほどではないにせよ、乗車率が良い状態で寺前に向かいましたが、途中の乗り降りはほとんどなく通しのお客が多いようでした。再び寺前で103系に乗り換えとなりましたが余裕で座り、ついでにはまかぜ3号の189系を見送り、姫路に向かいました。

キハ40(播但線)
▲途中の交換相手は、タラコ色のキハ40。やっぱりフィットする色です

姫路からは本日の宿泊地福山まで向かうことになりますが、かなり久しぶりに赤穂線に乗ることにしました。

3251M 姫路15:06→播州赤穂15:36
1923M 播州赤穂15:38→岡山16:55

223系と115系(播州赤穂駅)
▲播州赤穂駅では新快速から岡山行への乗り換えはホーム向かい側で簡単

姫路から新快速に播州赤穂へ。いつも混んでいるイメージの新快速も姫路以西では比較的すいているようで、余裕のある車内で、相生をすぎると空席だらけとなりました。播州赤穂では、115系がホーム対面で連絡してしてそちらへ乗り換えとなり、編成も半分以下でしたが、車内は空いていて、わずがですが海が見える進行方向左側に座れました。赤穂線に入るとお客もぐっと減るようで、山陽線の混む電車よりもこちら経由の方が良いかもしれません。赤穂線は10年以上乗っていないので、記憶があいまいとなっているので、風景や駅などははじめて乗るようで新鮮な感じがしました。その昔、西片上で降りて歩いていった片上鉄道などの駅はどのへんだったかと探したのですが、分からずしまいで、ここを過ぎると車窓も単純になり、西大寺から乗客も増えてきてたなと思っているうちに岡山に到着しました。

115系(赤穂線)
▲赤穂線で対向列車待ちをする115系。空いていて山陽線経由よりもおすすめです

一大鉄道ジャンクション岡山ですので、すぐに乗り換えてももったい。しばしホームと駅前の岡電を撮影してから福山へ向かいました。

翌日は福塩線~三江線を訪問します。(2011.01.08)
http://asian-train.cocolog-nifty.com/blog/2011/01/1-7a5c.htmlに続く>

JR四国2000系(岡山駅)
▲JR四国の車輌が見られるのも岡山の楽しいところです

岡電(岡山駅前)
▲岡山駅をバックに出発を待つ路面電車

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【書籍】乗ろうよ!ローカル線~貴重な資産を未来に伝えるために/浅井康次著

交通新聞社新書014
乗ろうよ!ローカル線~貴重な資産を未来に伝えるために

地方鉄道鉄道の活性化についての本は最近多くなってきましたが、地方鉄道、路面電車、そしてあまり話題にあがることのない観光鉄道(ケーブルカーなど)なども含めてローカル線として1冊にまとめて存続や問題を語った本はめずらしいかもしれません。とても分かりやすい語り口で解説していて、ローカル線存廃問題の入門となりそうな本でした。

著者:浅井 康次
定価800円+税
新書: 212ページ
出版社: 交通新聞社 (2010/04)
ISBN-13: 978-4330136103
発売日: 2010/04

<目次>
はじめに
第一章 ローカル線のいま
 ローカル線とその歴史
  あいまいな定義
  事業者と路線長
  国鉄再建の経緯
  ローカル線廃止の基準
  第三セクター鉄道の誕生
  並行在来線問題
 最近の動向
  山待った規制緩和
  追い討ちをかける天災
  相次ぐ事故に伴う監査の強化
  この手があった、近鉄の分社化
  地域交通再生法はローカル線の救世主となるか
  おそろしい高速動労無料化
 相次ぐ廃止
  近年の廃止状況
  廃止路線の共通点
  事故で廃業した京福福井線
  最後の“鉄道員”逝く
  みんなで支えるという思い
  涙の名残乗車
  失われた昭和の原風景
  その他の鉄道
  新しい輸送モード
第二章 ローカル線の運営と展望
 設備面からみたローカル線
  線路
  動力
  保安システム
  鉄道技術をどう伝えるか
  車両
  産業遺産としての鉄道
  道路整備と自動車保有
 減少続く輸送人員
  衰退の原因をよく考えてみる
  残された学生客
  地方鉄道の輸送密度
 厳しさを増す鉄道経営
  高い運賃と割引
  収支構造と損益状況
  生き残りをかけて
  運行成績を決めるカギは何か
  過疎路線には格別の配慮を
 鉄道廃止の是非
  ローカル線の輸送特製
  脅威となるかEV革命
  鉄道が廃止されるとどうなるのか
 三位一体で存続へ
  自助努力と地域の支援
  鉄道再生“先発組”の功績
  廃止か存続か、その別れ目は
  費用便益分析でみる鉄道の重要性
第3省 “三セク鉄道だより”から(第三セクター鉄道等協議会)
応援歌がこだまする鉄道 明知鉄道㈱専務取締役 今井祥一朗
買って残そう明知鉄道/DMVの視察/大正100年カウントダウン行事/明知鉄道シンポジウム

秋田内陸線の存廃論議の中で 秋田内陸縦貫鉄道㈱代表取締役専務 竹村 寧
秋田内陸線の生い立ち/三セク鉄道共通の環境/「頑張る三年間」の取り組み/秋田内陸線沿線懇話会/「秋田内陸線再生計画」と秋田内陸線再生支援協議会/あらたな「内陸線の存廃論議」/最近の状況/今後の行方

鉄道生活の還暦を過ぎて 土佐くろしお鉄道㈱取締役運輸部長 立石 光弘
機関助手の思い出/運転士見習い及び運転士/土佐くろしお鉄道に就職して/土佐くろしお鉄道の紹介/運輸部の仕事/重大事故の発生/最後に

“アイデア鉄道”フラワー長井線! 山形鉄道㈱代表取締役 野村 浩志
駅前で駄菓子屋を開いていた男がその鉄道の社長に?/「合コン」の発想で「ついでに乗ってもらおう」/マイナスをプラスに!/自分の強みは弱点の中にある!/五ヶ月で延べ60回マスコミに紹介される/旅行会社へ売り込み方

乗ってみたくなるローカル鉄道をめざして 北近畿タンゴ鉄道㈱取締役経営企画部長 中島 茂晴
「経営活性化5カ年計画」の策定/便利で地域に愛される鉄道への取り組み/地域との連携による魅力的な鉄道への取り組み/新たな課題の中でのチャレンジ

第四章 路面電車は走る
 見直される路面電車
  路面電車の盛衰
  LRTの誕生
  優れたLRTの特性
  安い整備コスト
  各地で登場する連接低床車
 依然厳しい路面電車の経営
  事業規模
  インフラ面
  輸送人員の推移
  損益状況と高い運行コスト
 路面電車はLRTへ再生を
  路面電車に対する法規制
  大切なソフト面の施策
  新設構想を冷静に考える
 路面電車でまちづくり
  街はコンパクトに
  富山ライトレール
  たのもしい環状線の復活
第五章 がんばれ 観光鉄道
 はじめに
 観光鉄道とは
 施設・運行面での特徴
 観光地アクセスとしての地位
 経営状況
 将来に向けて
 “わが半生の記”より 立山黒部貫光㈱金山秀治
 立山の観光開発/アルペンルート開通/多難だった資金調達/雪の大谷/社長就任/環境の保全/貫光の使命を全うして
参考文献
あとがき

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【書籍】運輸と経済2011年1月号/運輸調査局発行

運輸調査局の「運輸と経済」2011年1月号が来ました。表紙が変わっていますが、中身の構成はいつもの通りです。

運輸と経済2011年1月号

<目次>

潮流
わが国の経済成長における交通の役割・・・杉山 雅洋

特集:新成長戦略と交通
「新成長戦略」と日本の交通課題・・・松原 聡
立地・アクセス・モビリティの競争力・・・山崎 朗
航空政策・空港政策に関する誤解と疑問
 ―成長成長戦略に向けての本質課題―・・・中条 潮
アジア成長戦略に活かす日本流ロジスティック・・・苦瀬 博仁
観光立国の実現に向けた取り組みについて・・・指田 徹
高速道路無料化と「新成長戦略」
 ―社会実験結果による検証― 入江 啓彰
PFIの活用における留意点と交通インフラへの適用可能性・・・手塚 広一郎

報告
運輸と経済フォーラム2010報告
「わが国の鉄道産業における海外事業展開」(前編)・・・小熊 仁

交通情報・統計
海外トピックス
交通文献
輸送動向指標
編集後記

次号予告
特集「九州・沖縄地方における交通の諸問題」(仮)

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【書籍】トーマスクック ヨーロッパ鉄道時刻表 2011冬・春版

トーマスクック ヨーロッパ鉄道時刻表 2011冬・春版

今年5月にヨーロッパに行きますので、トーマスクックのヨーロッパ鉄道時刻表冬・春版(日本語解説版)を買いました。日本語解説版は年々発行回数が少なくなって、昨年は日本語解説にあった各路線の動きもなくなってしまいました。こうなると為替のおかげて価格差がなくなった本国発行版でもよいかもしれません。

日本語解説版では、巻頭に「ユーレイルパスで行く鉄道&豪華フェリーの旅~ギリシャ~イオニア&アドリア海~イタリア」が掲載されています。また、最近急速に広まっているオンライン発券について「ヨーロッパ鉄道チケットのオンライン購入の注意点」も掲載されています。

定価2095円+tax
単行本: 543ページ
出版社: ダイヤモンドビッグ社 (2010/12)
ISBN-13: 978-4478040829
発売日: 2010/12
商品の寸法: 24.2 x 15.6 x 1.8 cm

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【書籍】鉄道建築ニュース2010年1月号

Aran1001

鉄道建築ニュース
2011年1月No734
<目次>

■会長就任と新年のご挨拶
◆特集
―平成22年度第55回協会賞/作品部門―
■入賞作品紹介
■応募作品一覧
■協会賞作品部門審査概要
■応募作品概要紹介

◆すていしょん・開発
■姫新線播磨新宮駅橋上化・自由通路新設
■新幹線博多駅リニューアル
■東急東横線学芸大学駅高架下店舗新設工事
◆ノンセクション・技術
■JR東日本研究開発センター増築他
■2011年卯年 としおとこ としおんな

◆駅舎ニュース・ミニニュース
■私の仕事場
■私のオフタイム

◆協会催事・お知らせ
■平成22年度協会賞<論文・業績部門>候補募集
■平成22年度会員名簿追加・訂正表
■平成22年度鉄道建築ニュース総目録

表紙/東急田園都市線 たまプラーザ駅

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【書籍】JICA’s World 2010年12月号で鉄道特集

Jica

JICA(独立行政法人国際協力機構)の月刊PR誌であるJICA's Worldの2010年12月号で鉄道特集が組まれました。日本はODAでいろいろな国に鉄道関連の援助を行っていますが、なかなか紹介されることがないので、たいへん良い特集になりました。内容的には、インドネシアの首都圏電車(ジャボタベッグ)にページを多く裂いています。今後もこのような特集をしてもらいところです。

JICAのホームページから閲覧も可能ですが、知り合いの海外青年協力隊に関連の方に頼んで手に入れることができました。

JICA's World 2010年12月号
編集発行/独立行政法人 国際協力機構

目次(鉄道関連のみ)
特集 
鉄道物語 ニッポンから世界へ
 海を渡る日本の列車
 鉄道で快適な都市づくりをinベトナム
 From ヨルダン 週末は家族で行楽列車に
ジャボタベック鉄道を交通の大動脈に インドネシア
 インドネシアにも鉄ちゃんが!
国境をつなぐ架け橋 カザフスタン
日本の鉄道に運営と維持管理を学びたい トルコ
ゲンバの風 五十嵐 英晴 JICA専門家/JR東日本
国際協力の担い手たち
 東京メトロ 安全第一の精神を途上国へ(デリーメトロ)
国際協力 鉄道すごろく

http://www.jica.go.jp/
独立行政法人 国際協力機構webサイト

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【書籍】SUBWAY&LIGHT RAIL in the U.S.A/VOL1 ESAT COAST

Usalrt

Robert Schwandl からメトロインヨーロッパシリーズとして9カ国が出版されていますが、いよいよアメリカ編が2010年9月に登場しました。Vol1はボストン、ニューヨーク、フィラデルフィアなどがある東部(EastCoast)編で、この地域にある日本製車両もたくさん登場しています。英語、日本語を問わずアメリカの鉄道というと貨物列車や保存鉄道がメインで都市鉄道を紹介する本はほとんどありませんので、今回は出版はアメリカの都市鉄道を知る上では非常に資料性が高いものと思われます。続編が楽しみなシリーズになりそうです。

SUBWAY&LIGHT RAIL in the U.S.A  VOL1 East Coast

金額2080円(税込み)
160ページ
出版社: Robert Schwandl (2010/9/20)
言語 英語, ドイツ語, 英語, ドイツ語
ISBN-13: 978-3936573282
発売日: 2010/9/20
商品の寸法: 23.8 x 16.8 x 0.8 cm

<目次>
・BOSTON
・BUFFALO
・NEW YORK CITY
・NORTHERN NEWJERSEY
・PHILADELPHIA
・PITTSBURGH
・BALTIMORE
・WAHINGTON,D.C

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【海外の鉄道】〔イタリア〕港町ジェノバの鉄道乗り歩き<その3>古典車輌使うラック鉄道と地方鉄道

<【海外の鉄道】〔イタリア〕港町ジェノバの鉄道乗り歩き<その2>生活の足となっているケーブルカーhttp://asian-train.cocolog-nifty.com/blog/2011/01/post-9ee4.htmlの続き>

ジェノバで一番渋い乗り物がプリンペチ駅近くから出ているラック鉄道でしょう。なんといっても小さな古典電車1両いったりきたりしていて、まさに模型チックな世界です。fsプリンペチ駅からメトロに乗り換えるときに、ちらっと乗り場と車輌が見えましたので、迷うことなくアクセスできました。

ジェノバのラック鉄道
▲ディズニーランドで走っても良さそな、かかわいい古典車輌が使われているジェノバのラック鉄道

乗り場は、プリンペチ駅構内をまたぐ陸橋のたもとにあるのですが、fsプリンペチ駅から歩くと「ぐるっ」とまわらなければならず必ずしも乗り換えは便利ではありません。乗り場にいってみるとちょうど真っ赤で小さな電車がゆっくりと降りてきました。窓まわりなど見るからに古典的な電車でうれしくなってしまいます。車内は木のベンチですが、内外ともに昔からのスタイルを大事にしながらリニューアルされているようです。

ジェノバのラック鉄道
▲室内は木室となっています。傾斜がついているので、車内は階段状になっています

今回訪問では、この電車が楽しみひとつだったので、喜び勇んで乗ってみたのですが、出発してすぐの一つ目の停留所Centunone に到着して、ドライバーから「終点」と告げられてしまいました。路線図では、プリンチペからGranaroloまでの1.1kmに途中4つの停留所があるものの廃止なったのか、それとも工事中なのかは不明ですが、2009年5月に運行区間はほんのわずかな距離しか動いていませんでした。線路の脇には道もあるので、歩いて降りてきても数分でしたので、上りはともかく下りの乗客もとても少なく将来がちょっと心配になります。なんとか復活して末永く走ってもらい電車です。

ジェノバのラック鉄道
▲電車がプリンチペへ下りてきました。上の終点は写真で人が写っているあたりなので、運行距離はわずかです

イタリアは、トレンタリア(国鉄)のほか各地に民営鉄道が存在しますが、ジェノバから「ジェノバ-カセッラ鉄道」という私鉄が出ているので、その起点「Genova Piazza Manin駅」を訪ねてみることにし、もしチャンスがあれば往復乗れればと向かいました。

ジェノバ・カセラ鉄道
▲住宅地のなかにある小奇麗なGenova Piazza Manin駅。カフェもあります

Genova Piazza Manin駅は、細い路地を入った住宅地の一角にある小さな建物で、地図を持っていたので間違えることなくアクセスできましたが、駅は大通りから一段高いところにあります。その上、公共交通は、たまに来る64系統バス(起点終点が地下鉄やfs駅ではない)以外ありませんので、事前準備がないとアクセス難易度は高いので、タクシーのお世話になるのが一番かもしれません。

ジェノバ・カセラ鉄道
▲午後1時の列車が出発すると夕方まで動きがありません

この鉄道は、メーターゲージで直流3000vとなっていてGenova P.ManinとCasella Paeseまでの延長約24kmあります。地図でみるとクネクネカーブを描きながら北の山岳地帯へ走っていて終点の標高は400m以上あるようで、既に公共交通としての役割は終えてレクレーション的な路線のようです。車輌はボロボロですが、起点駅はリニューアルされたようで小奇麗になっていますが、列車の発着が少なく非常に閑散としていました。

ジェノバ・カセラ鉄道
▲一応現役の電車ですが落書きだらけ・・・。このような車輌が機関車役となり客車を牽引します。終点では機回しをします。

駅でもらった時刻表をチェックするとジェノバ発は10本設定されていますが、そのうち6本がバス代行となっています。片道1時間なので乗った列車で折り返せば、なんとかなりそうな規模なのですが、午後はバス代行ばかりで、13時過ぎの列車にのらなければ終点を往復することは不可能でした。カラーパンプレットには、1924年製の古典電車No29がトレーラーを引いて風光明媚な路線を走る写真があり機会があればぜひ再チャレンジしたいところです。ということで、最低区間のキップを記念に購入して構内で少々を写真を撮らせてもらってジェノバ乗り物三昧の一日を終了することにしました。

ギリシャから延々と鉄道に乗ってきた2009年の旅は、ジェノバからミラノへ戻り、翌日の飛行機で日本へ帰国することになりました。

AMT Genova(ジェノバ公共交通)サイト
http://www.amt.genova.it/

<2010年の旅/アルバニア・ボスニアヘルツエゴビナへ続く>
【海外の鉄道】〔イタリア〕ローマのトラム(路面電車)
http://asian-train.cocolog-nifty.com/blog/2011/02/post-742a.html

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【海外の鉄道】〔イタリア〕港町ジェノバの鉄道乗り歩き<その2>生活の足となっているケーブルカー

<【海外の鉄道】〔イタリア〕港町ジェノバの鉄道乗り歩き<その1>ナローボディのジェノバ・メトロhttp://asian-train.cocolog-nifty.com/blog/2011/01/post-eda4.htmlの続き>

メトロを降りて、せっかくなので少し中世の町の散歩を楽しんだ後、市街地にあるケーブルカーをチェック。ジェノバ市内には、Zecca-Righi線とSant Annna線の2つのルートあって、観光用ではなく地元の足として運行されています。

ジェノバのケーブルカー
▲Zecca駅。到着と同時にたくさんの人が降りてきました

ジェノバのケーブルカー
▲階段状の2車体で運行されています

最初は、規模の大きいRaggio-Caproniのケーブルカーに乗ってみます。延長1.4kmで途中に5つの駅があります。傾斜ボティの2両編成となっていて、利用者は多いようです。起点Zecca駅は地下になっていて、途中まではトンネルになっています。トンネルを抜けて中間駅で行き違いをすると住宅地の庭先をノロノロと登ってゆきます。景色は期待できませんが、日本の住宅地に比べるとずっと緑が多いと思います。どうやら駅の間隔が合っていないようで、もうひとつの車輌が駅に止まったときに何もないところで止まってしまいます。これでも坂道を歩くよりははるかに早いでしょうからこれでよいのでしょう。

ジェノバのケーブカー
▲途中の停留所に停車しながらRighiに向かって登ってきました

もうひとつのケーブルカーSant AnnaケーブルのPortello広場の乗り場を目指したのですが、見つけて人の流れについてゆくとなんと「公共エレベーター」でした。傾斜地ジェノバには、長崎のように公共エレベータが何箇所かあり、公共交通マップにもルートが記載され、その上にエレベーターマークが付いています。日本のようなエレベーターであれば、間違えることもないのですが、古い町並みに溶け込んだ渋い乗り場だったために間違えてしまいました。ついでなので上まで登ってみると展望台になっていて港町の風景を見物してきました。エレベータを降りてみるとケーブルカー乗り場は路地を挟んだ向かい側にありました。ケーブルカー乗り場は街と一体化されているので、日本の感覚で探すと見つけにくいようです。

ジェノバ公共エレベーターからの眺め
▲公共エレベーター降りると街を展望するポイントになっていました

Sant Anna線は、延長357m。無人運転で真っ赤な小さな車輌がいったりきたりしています。開業は1892年ですのでボディは綺麗ですがリベットがありましたので、かなり古い車輌なのかもしれません。半地下駅のようなところを出発して、住宅地の庭先のようなところをノロノロを走り数分で到着。乗っただけで景色はそんなによくありません。終点でケーブルカーと撮影しそそくさと退散です。

ジェノバのケーブルカー
▲無人運行のSant Anna線のケーブルカー

 日本でケーブルカーというと観光地へのルートが相場ですが、こちら都市内の足としての乗り物ですから観光客などはもちろん乗っていませんので、両ルートとも住宅地で何もありませんので、どちらかとといえば地味。ただ展望はそこそこ見られますので、夜の夜景はいいのかもしれません。生活圏をノロノロと走る上、特有の地形を実感できる乗り物かもしれません。

<【海外の鉄道】〔イタリア〕港町ジェノバの鉄道乗り歩き<その3>古典車輌使うラック鉄道と地方鉄道http://asian-train.cocolog-nifty.com/blog/2011/01/post-e1b5.htmlに続く>

ジェノバのケーブルカー
▲Sant Anna線の小さな車輌が中間地点で上下がすれ違い

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【海外の鉄道】〔イタリア〕港町ジェノバの鉄道乗り歩き<その1>ナローボディのジェノバ・メトロ

<【海外の鉄道】〔イタリア〕無刻印乗車で罰金を払うhttp://asian-train.cocolog-nifty.com/blog/2010/12/post-2704.htmlの続き>

イタリア有数の港町であるジェノバには、いろいろな鉄道があるということで、ミラノから日帰りで訪れてみました。途中、列車で罰金を払わせられましたが気を取り直し、ジェノバ・プリンチペ駅に降り立ちました。

ジェノバ・プリンチペ駅
▲イタリア国鉄fsのジェノバ・プリンチペ駅

ジェノバには、この駅とブリニョーレ駅のふたつのターミナルがあります。観光案内所などはプリンチヘ駅の方にあり、また中心市街地に近く分かり易い印象なのですので、ジェノバの玄関口はどちらかというとプリンチペ駅を拠点にした良いように思います。イタリア一の港町ですが、駅は、ローマやミラノなどに比べるとずっとコンパクトなので何事分かりやすく進みやすいです。

AMTの路線図
▲ プリンチペ駅で手に入れた冊子状の公共交通路線図(含むエレベータ)。これがあれば怖いものなし

駅前にあるインフォメーションに寄ってみるとAMT GENOVA(ジェノバ公共交通会社)のA4版で冊子となってオフィシャルルートマップが手に入り、縮尺通りの地図の上にバスやメトロ、ケーブルカーのルートと系統番号などがカラーで記載されているので、はじめて来た街ですが気軽に公共交通に乗ることが可能となりました。

ジェノバには、トレンタリア(FS)の国電2路線のほか、メトロ、ラック鉄道、ケーブルカー、民営ローカル鉄道、公共エレベータなどの乗り物があり、一日券3.5ユーロを買うと市街地エリアで乗車可能となります。観光地となっている旧市街地は、プリンチペ駅からそれほど離れていないので、乗り物に乗らないことも可能ですが、訪問の目的が「乗り物」ですから一日券を購入しました。

ジェノバ・メトロ
▲fsの駅の海が側にあるメトロプリンペチ駅。連絡通路などはなし

まずは最初の目的はFSプリンチペ駅から歩いてすぐのあるメトロです。メトロの駅も同じ駅名ですが、両者をつながっておらずしかも不案内なので、はじめてでは地図でもないと迷う可能性がありそうです。

ジェノバ・メトロ
▲一応地下鉄ですが、車輌の小ささにびっくり。プラグドアを採用。

ジェノバ・メトロは、webサイトによって『LRT』と表現していることもあるので、路面上を電車が走っているタイプかと期待したのですが、大部分はトンネルでわずかに終点近くで高架を走る地下鉄でした。しかし地下鉄といっても車体幅2.2mしかないナローゲージ並に小さい車輌を使っているので、最近、海外で増えている『ライトメトロ』に分類してよいのだろうと思いますし、広い意味で「ライトレイル」と表現しても良いのかもしれません。

ジェノバ・メトロ
▲車内の様子。向かい合った人と話ができるぐらい近い

ナローボディの割には、軌間は1435mmで、路線延長は旧市街地の中心地De ferrariから西のBrinまでの6.5km。全線完成しておらず両端の延長工事をしているそうです。小さい車輌を生かしてか地図上でみると旧市街地ではかなりの急カーブの線路となっています。

一旦プリチペからBrinまで乗り、折り返し旧市街地のDe ferrariで乗り通しわずか約10分で完乗しました。

ジェノバ・メトロ
▲終点Brinには留置線もありました。支柱がおしゃれな駅でした

路線が完成していないこともあるかもしれませんが全般的に利用者は少なめで、駅は閑散としています。朝夕にはもっと利用者がいるのかもしれませんが、もっとも利用者が多いならば輸送力のある車輌を導入するのでしょうから常にこんなものなのかもれません。

メトロの次はケーブルカーに乗ってみます。

<【海外の鉄道】〔イタリア〕港町ジェノバの鉄道乗り歩き<その2>生活の足となっているケーブルカーhttp://asian-train.cocolog-nifty.com/blog/2011/01/post-9ee4.htmlに続く>

ジェノバ・メトロ
▲2両連接型を2編成にして常時運転していました

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【書籍】神戸市電と花電車/奥田秀夫

神戸市電と花電車

神戸市電の前身の会社が電車を走らせたときから100年を迎えたということで、2010年に新刊された本です。市電廃止前10年ぐらい前から廃止までの神戸の街を走る市電の姿がカラーとモノクロで纏められています。各形式を詳しく紹介したページはありませんが乗車券、系統や歴史など一冊に網羅しているので、この一冊で神戸市電の様子が良くわかります。これだけの内容で3000円が安いかもしれません。

神戸市電と花電車
奥田 英夫 著
定価:3000円+税
単行本: 215ページ
出版社: 神戸新聞総合出版センター (2010/12)
ISBN-10: 4343006085
ISBN-13: 978-4343006080
発売日: 2010/12
商品の寸法: 25.6 x 18.2 x 2.2 cm

<目次>
神戸市電の行先表示幕
神戸市電の経由幕・系統板
電車運転系統図
まえがき

みなと神戸とみどりの市電
 三宮
 元町 栄街
 山手
 松原 和田岬 高松
 神戸駅
 楠公前 大倉山
 長田 尻池 大橋
 石屋川
 西灘
 王子
 布引
 脇浜
 新開地 兵庫 湊川
 板宿
 須磨
花電車が走るまち
 ―花電車の思い出―
 第30・31・32回神戸みなとの祭
 神戸開港百年祭
 第36回神戸みなとの祭
 第37回神戸みなとの祭=市制80周年=
 第33会神戸みなとの祭=最後のみなとの祭・最後の花電車=
さよなら神戸市電
 ―半世紀を超える歴史に幕ー
 さよなら神戸市電展
 市電路線廃止案内チラシより
 車庫の神戸市電車輌
 神戸市電の保存車
 神戸市電資料室から名谷車輌基地へ
 本山交通公園
 神戸の神戸市電
 御崎公園
 消えた神戸市電の保存車
 電車運転系統図Ⅱ
 神戸市電の乗車券
 追想の記
 神戸市電のあゆみ
あとがき
電停名さくいん
著者プロフィール

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【書籍】週末夜汽車紀行/西村健太郎著

Photo

第一部が夜行列車の紀行で、第二部が夕方から列車ででかける紀行文の構成となっています。仕事が終わってから風景も見えない夜にわざわざ列車で出かけるという行為がなかなか新線でした。

週末夜汽車紀行
西村健太郎著
定価1400円+税
単行本: 293ページ
出版社: アルファポリス (2010/06)
ISBN-13: 978-4434146428
発売日: 2010/06
商品の寸法: 18.8 x 13 x 2.2 cm

<目次>
週末夜汽車紀行
1泊1日 ムーライト信州と不思議女子登山行
2泊2日 急行能登と北陸・山陰・日本海紀行
3泊2日 上野発江差・奥尻連絡、寝台特急「あけぼの」青森行

七つの鉄道夜旅
第一話 鶴見線異空間逍遥(しょうよう)
第二話 東京湾右往左往
第三話 通勤快速河口湖行
第四話 常磐線と太平洋の旅
第五話 小田急発、熱海温泉行
第六話 名古屋駅から渓谷へ
第七話 南海電車と阿波への路
あとがき

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【鉄道】1/2三陸鉄道&IGRに景品買出し

自分の所属する鉄道趣味団体「みちのく鉄道応援団」の新年会が1/30にあり、抽選会で使う景品の買出しに三陸鉄道とIGRに出かけました。

今年初の鉄活動となり、仙台から快速南三陸で気仙沼、大船渡線で盛へ。ここでグッズを買い込み南リアスの乗りながら釜石へ向かいました。青春18キップなので、経路は自由なのですが、山田線は雪のため終日運休となっていて、次の買出し地IGR盛岡駅に行くためには、釜石線しか選択肢がなく、盛岡まで激込みの快速はまゆりに乗車しました。

盛岡はいつもになく積雪があり、IGRの窓口に行くと雪のために運休との表示。グッズ関係には影響はないので、クリーナーとボールペン類を購入しました。

今年の新年会では、ひたちなか海浜鉄道、青い森鉄道、三陸鉄道、IGRのグッズが当りますので、みちのく鉄道応援団の会員の方は楽しみに・・・

<みちのく鉄道応援団の入会などは東北福祉大・鉄道交流ステーションで御照会下さい>

快速南三陸
▲はやてからの接続もよいので乗り換え組も意外に多い快速南三陸。本日は指定席車が先頭でした

快速ドラゴン
▲気仙沼で乗り換えた快速ドラゴン。こちらは3両でした

三陸鉄道グッズ
▲盛駅でチョロQやピンバッチなどをグッズを購入

盛駅構内
▲岩手開発鉄道の年末年始運休で構内にはポッパー車がたくさん留置されていました

三陸鉄道盛駅
▲こちらは三陸鉄道の車庫。こちらもお正月で静かです

三陸鉄道綾里駅
▲綾里で交換

山田線バス代行
▲釜石に着くと山田線は全線で普通でバス代行となっていました

混雑する釜石駅
▲「快速はまゆり」は増車なのに発車30分前から行列できて大混雑

快速はまゆり
▲釜石から新花巻まで立ち通しの人もいた混みこみの快速はまゆりで盛岡へ

IGRいわて銀河鉄道ズッグ
▲IGRではクリーナーとボールペンを購入しました

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【書籍】TRAMWAYS&URBANTRANSIT/2011年1月号

Lrta

イギリスのライトレイルアソシエーションの機関紙トラムウェイ&アーバントランジットの新年号がきました。インドの地下鉄の記事のほか、クロアチアのトラムは過去に訪れて撮影した場所なのでとても親近感がわきました。いつのまにか中心市街地は無料で乗れるようになっていました。

TRAMWAY & URBANTRANSIT 2011/1月号(No877)

<目次>

News
City defends decision to curtail Edinburgh tramway; Can Toronto’s new mayor derail the advanced light rail plans?; Dallas completes USD 1.8bn Green line; Skoda Transportation in management buy-out; Panama City Metro works to begin in January.
15 minutes with… Steve Tough
Nottingham City Council’s NET Team Leader
India’s mass transit revolution
Aprana Lall discusses how the world’s second largest nation is supporting multi-billion dollar urban rail growth.
Croatian tramways today
TAUT reports from Zagreb and Osijek - two cities with very different objective for tramway growth.
System Factfile: Sheffield
Neil Pulling takes a closer look at operation and developments on the UK’s first low-floor system.
Lowell: US Pioneer set for expansion
A partnership between the US National Park Service and a museum has reaped the benefits for a dying city.
Worldwide Review
Row over proposed removal of 25% of Melbourne tram stop; Mulhouse tram-train service to Thann opens; Augsburg to test Primove surface current supply system; Amsterdam metro mock-up delivered; Galati extension plans revealed.
Letter
Light rail’s back in fashion in the UK; Irish crisis will hit public transport; can LRT learn from motor sport?
Classic trams: Black pool 125
Mike Russel examines the setbacks for Black pool anniversary and give the verdict: Could do better

表紙の写真はアメリカのダラスのグリーンライン

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謹賀新年/今年の年賀状

謹賀新年

今年も当ブログをよろしくお願いします。

今年の趣味人向けの年賀状に使用した写真をご紹介。昨年に訪れたアルバニアやボスニアです。

今年はどこらあたりの鉄道に行こうか。。。。

ボスニア鉄道
▲ボスニアヘルツエゴビナCaplijina駅。わずか21Kmですがここからプロチェまではクロアチアの国鉄飛び地となるために機関車交換が行われます(2010/05)

スルプスカ共和国鉄道
▲ボスニアヘルツエゴビナ・スルプスカ共和国鉄道Novi Grad駅に停車中のサラエボ発ザグレブ行急行396列車(2010/05)

サラエボ市電
▲サラエボのスナイパー通りを走る市電KT2(2010/05)

サラエボ市電
▲サラエボの観光地となっている旧市街地バシチャルシァを走る市電(2010/05)

アルバニアの鉄道
▲アルバニア国鉄・Vore駅にて、チェコ製のT663型ディーゼル機関車

アルバニアの鉄道Vore駅
▲アルバニア国鉄Vore駅。遅れ対策でここまで重連でやってきた(2010/05)

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