« 【自転車】輪行/秋田市と横手市をミニ・ポタリング | トップページ | 【海外の鉄道】〔イタリア〕ミラノを拠点にすると何かと便利 »

【海外の鉄道】〔イタリア〕未だ現役!ミラノの路面電車「ベントット」

<〔海外の鉄道】〔イタリア〕乗り換えに便利なベネチア・メストレ駅http://asian-train.cocolog-nifty.com/blog/2010/10/post-fa5b.htmlの続き>

ミラノ路面電車
▲ミラノ中央駅の西側を行く1系統。ドアの開閉と同時に乗降用ステップが出てきます

路面電車の走る街はとても魅力的に感じてしまうのですが、ミラノもそのひとつで、最近は中欧、旧ユーゴ圏から帰国するといはミラノ経由もしばしばです。今回のセルビア方面を旅行した最後はミラノに立ち寄り路面電車で街中散歩です。

ミラノの路面電車は、路線規模を大きいことも去ることながら、車種が豊富なことと、アメリカ発祥のピーターウィットスタイルで今や古典に分類できる通称「ベントット」と呼ばれる車両が多数現役であることでしょう。毎回、この電車を見るとミラノへ来たなということを実感します。

ミラノ路面電車
▲市街地をぐるっと回る29/30系統が時間調整のため小休止。停留所は公園化されていて街路樹のトンネル

ベントットは、イタリア語の28のことで、1928年から製造開始からこう呼ばれるそうです。このときの設計の元になったのが、アメリカのピーターウィットという人が提案した半流線型に正面3枚窓、そして大量に乗客を裁けるように片側3ケ所の扉をスタイル。現在走っている車両は、パンタクグラフをはじめ電装品、そしてワンマン化改造をされていますが、ほぼ昔のスタイルのまま、現代ミラノの石畳を行き交っています。500両ほど製造され、第二世界大戦や老朽化で数を減らしたものの現在でも100両以上が使用されているから驚きです。オレンジ一色と茶色+ベージュのリバイバルカラーの二種類があって、ラッピング広告車などはありません。

ミラノ路面電車
▲ミラノ中央駅近くを行くベントット。片側トアなのでドア側を取るならば交差点で狙うのが一番

室内も木目調で、ベンチも木製、室内灯は電球を浸かっていますので、夜乗っても雰囲気がとても良いです。もちろん、釣り掛け式駆動ですから、音も低音からうなる独特なもの。

ベントットは、郊外のLRT化され乗客の多いところには入らないようですが、中心市街地では多く走っています。最近では、アテネと同系のシエロシリーズの最新車両が多くなってきて、おそらくその数は確実に減らしてくることと思います。

見てよし、乗ってよし、聞いてよし「ベントット」。欧州の路面電車では大好きな車両の一つです。実は地下鉄ミラノ・ドーモ駅の総合案内所では、この車両の精密模型が発売されていて、高価なだけにいつかは購入したいと思っています。

<【海外の鉄道】〔イタリア〕ミラノを拠点にすると何かと便利http://asian-train.cocolog-nifty.com/blog/2010/10/post-d6e1.htmlに続く>

ミラノ路面電車
▲レッパブリカ広場近くの門で行き違う2系統。この系統はベントットばかり

ミラノ路面電車
▲ミラノ中央駅西側を走るベントット。意外に腰高です

ミラノ路面電車
▲最近式の車庫で休むベントットたち

|

« 【自転車】輪行/秋田市と横手市をミニ・ポタリング | トップページ | 【海外の鉄道】〔イタリア〕ミラノを拠点にすると何かと便利 »

海外の鉄道」カテゴリの記事

路面電車&LRT」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/530472/49722175

この記事へのトラックバック一覧です: 【海外の鉄道】〔イタリア〕未だ現役!ミラノの路面電車「ベントット」:

« 【自転車】輪行/秋田市と横手市をミニ・ポタリング | トップページ | 【海外の鉄道】〔イタリア〕ミラノを拠点にすると何かと便利 »