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【書籍】みどりの窓口を支える「マルス」の謎/杉浦一機 

普段良く使っているシステムの割に、その内部や歴史が知られていないマルスですが、この本を読んで良く分かりました。航空会社の予約システムにも触れていて、なかなか面白かったです。

みどりの窓口を支える「マルス」の謎
世界最大の座席予約システムの誕生と進化
杉浦一機著
草思社
定価1500円+税
231ページ
ISBN:4-7942-1433-2

目次
はじめに
第1章
マルスへの素朴な疑問
一日に200万枚の発券が可能なわけ
1.そもそも「きっぷ」とは何か―「前払い」が原則の鉄道運賃
2.発券まで6秒間で何をやっているのか―空席を探す時間は1000分の4秒
3.機械がミスをしない工夫とは? 入力データと在庫の照合が合わないと処理しない
4.座席はどのように割り当てるのか―混雑期と閑散期で割り当て方を変える
5.希望する座席をどこまでリクエストできるのか―機械特定の一席まで絞り込める
6.「乗り継ぎきっぷ」の賢い買い方は?-急ぐときは「任意乗り継ぎ」で
7.なぜ満席なのに席が買えるのか―短距離区間は満席でも長距離区間を買えることがある
8.なぜ「みどりの窓口」で航空券を売っているのか―航空券の販売でもトップグループの成績
9.どんなきっぷを取り扱っているのか―1日に列車3500本、120万席の指定券を発券

第2章
マルス開発の歴史
正解最大の座席予約システムの誕生と進化
1.なぜ国鉄はコンピュター化に取り組んだのか-回転台での職人芸に限界
2.「みどりの窓口」の誕生-高速鉄道に見合った販売体制が確立
3.旅客販売総合システムへと発展-省コスト、小型化の要求も強まる
4.進化する端末機-操作盤からワークステーションへ
5.私鉄の事例:小田急MFITTシステム-「旅客の使いすさ」を追求
6.エアラインの事例:CRSの元祖-予約管理から経営システムの一環へ

第3章
マルスの秘密
成功に導いたノウハウとは?
1.いかにして二重発券を防いでいるのか-重複発券を発券するプログラム
2.ピークをいかに分散させるか-人気列車の座席の獲得は最初の一時間が勝負
3.システムダウンを防ぐ秘策-自ら修理する機能を持つ
4.なぜ当初は新幹線が外されたのか-信用されていなかったマルス
5.どのようにコンピュータが使われているのか-当初は能力が追いつかなかった
6.なぜマルスのベンダーは日立なのか-忍び寄る日立離れ
7.指定券を確実に入手する方法は、-最適の選択とフォローが大事
8.マルスは何が進化してきたのか-「高い信頼性」と「簡便な利用」が課題

第4章
マルスが拓く鉄道の未来
ICカードと改札の自動化で旅が変わる
1.車内での検札がなくなる-廃止に踏み切ったJR東日本
2.窓口に行かずにきっぷが買える-指定席の自動販売機が増えている
3.家にいて指定券が買える-パソコン、携帯電話で予約ができる
4.「座席の指定」から「時間帯」の指定へ-座席の指定は改札時に決まる
5.きっぷの電子化で旅が変わる-1枚のカードですべての用が足せる
6.携帯電話で乗車できる時代に-改札機にかざすだけでOK
7.携帯解禁車を用意してみては?-喫煙・禁煙席の例を活かせ
8.「みどりの窓口」は、やがてなくなる-普通の「きっぷ売り場」と統合する?
マルス開発年表
用語解説

その他の参考資料
あとがき

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