« 【書籍】運輸と経済2010年3月号 | トップページ | 【書籍】TRAMWAYS&URBAN TRANSIT 2010年4月号 »

【書籍】図解・新世代鉄道の技術/川辺謙一著

Sdinsedai

図解・新世代鉄道の技術~超電導リニアからLRVまで 
川辺 謙一著
ブルーバックスシリーズ 
講談社刊
280ページ
発売日:2009/8/21
ISBN-13: 978-4062576499
発売日: 2009/8/21

2009年の夏にブルバックスシリーズから出た本で、高速鉄道から都市鉄道までの最近の鉄道技術について書いてあり、なかなか面白かったです。

<目次>
はじめに

第1章リニアモーターカー
 1-1 東京~大阪が1時間の時代に
    2025年開業が目標
    正式名称ではない
    愛知万博に登場した2つのリニアモーターカー
 1-2 なぜリニアモーターが開発されたのか
    推進方法が大きな特徴
    従来の鉄道の限界と問題点
    ロケットエンジンまで検討された
    なぜ浮上する必要があるのか
    空気浮上式と磁気浮上式
 1-3 超電導リニアモーターカーの世界(JRマグレブ方式)
    超高速運転を目指して日本が開発
    着手45年目めにようやくメド
    超電導磁石を使った理由
    車両の構造
    推進・浮上・案内の原理
    車両とトンネルの断面
    超電導リニアモーターカーの将来
 1-4 実現した常電導リニアモーターカー(HSST方式)
    日本初の営業用磁気浮上式鉄道
    航空会社が開発した鉄道
    走行原理
    「リニモ」の車両構造
    都市交通機関としての特徴
 1-5 時速430km運転の上海トランスピッド(トランスピット方式)
    ドイツが生んだリニアモーターカー
    走行原理
    車両とガイドウェイ
    超高速走行と安全性
 1-6 リニアメトロは日本の5都市で活躍中(鉄輪式リニアモーターカー)
    浮上しないリニアモーターカー
    地下鉄に導入された理由
    従来の地下鉄建設の問題点
    リニアメトロの走行原理
    コンパクトな車両

第2章 新世代の新幹線技術
 2-1 新幹線の新しい方向性

 2-2 「まる顔」から「カモノハシ顔」へ(先頭形状の変化)
    変化と遂げた先頭形状
    航空機をモデルにするのは正しいか
    先頭形状はどうやって決めるか?
    理想型はくさび形
    最後尾になったときも考える
    ノーズの長さを最小限に抑える工夫
 2-3 どんどん軽くなる車両
    車体の軽量化
    台車の軽量化
 2-4 乗り心地を向上させる技術(サスペンションとダンパー)
    サスペンションの構造
    E2系1000番台に導入されたアクティブサスペンション
    安価で丈夫なセミアクティブサスペンション
    500系から導入された車体間ヨーダンパー
 2-5 騒音を減らしたパパンタグラフ
    8個から2個に
    風切り音を減らす工夫
 2-6 信号システムも乗り心地に影響する
    なめらかに減速させるデジタルATC
 2-7 建設費を節約するための技術
    新幹線の高架橋を減らす工夫
    急勾配もぐんぐん登る
    高速で通過できるポイント
    周波数の違いへの対応
 2-8 在来線に直通する技術(ミニ新幹線)
    アプローチ部にはデッドセクションが
    自動化された連結・切り離し作業
    在来線区間の改良
    車両に隠されたステップ
 2-9 夢の新在直通列車・フルーゲージトレインの開発
    車輪の幅が変わる電車
    スペインではすでに実現

第3章 在来線スピードアップの技術
 3-1 高速道路整備に対抗する
    国鉄民営化後に大きく進歩
 3-2 加速・減速性能を高める技術
    加速・減速性能を高める必要性
    651系ではじまった時速130km運転
    高性能ディーゼルカー・キハ85系の登場
 3-3 車体を傾斜させる技術
    カーブを早く走るために
    新しい振子車両の技術 
    車体が傾くとパンタグラフも傾く
    難しかった振子式ディーゼルカーの実用化
    シンプルな空気バネ式
 3-4 カーブをなめらかに曲がる台車
    札幌~釧路のスピードアップに貢献
 3-5 高速化のための地上設備改良
    費用に応じた改良
    線路を強化する
    分岐器を改良する
    駅を高速で通過させる

第4章 鉄道の新エネルギー技術
 4-1 通勤電車に登場した省エネルギー車両
    省エネルギー性をアピールした電車
 4-2 鉄道車両もハイブリットの時代へ
    ディーゼルとモーターを併用する
    エネルギ-の再利用
    電力回生ブレーキを使えるメリット
    世界初の営業用ディーゼルハイブリット車キハE200形
    新技術満載のJR北海道「ITT」
    海外で研究されているフライホイール式
 4-3 燃料電池で動く車両
    水素で列車は動くか
    鉄道総研の燃料電池車両・クヤR291-1
    山手線が燃料電池ハイブリットになる日
 4-4 架線がない路面電車
    蓄電池だけでも走る路面電車
    架線がなくなれば、施設も簡単に
    40秒で充電できる「Hi-TRAM」
    川崎重工業「SWIMO(スイモ)」
    冬の札幌で新世代路面電車の競演
 4-5 電気を効率よく使うための技術
    回生失効を避けるために

第5章 新しい鉄道輸送システム
 5-1 LRTと超低床LRV
    欧米で急速に普及しているLRT
    乗り降りしやすい超低床LRV
    日本で導入しにくい理由
 5-2 新交通システムの課題
    ポートライナーから日暮里・呼人ライナーまで
    ゴムタイヤ車輪を使う理由
    標準化された仕様
    車両を誘導するユニークな分岐装置
    乗務員が乗っているケースも
    予想以上の維持費が
 5-3 バスが鉄道として扱われる「ガイドウェイバス」
    「ゆとりーとライン」で日本初登場
    車両の構造
    ガイドウェイバスの利点と工夫点
 5-4  デュアル・モード・ビークルは道路へ乗り入れ自由
     道路も線路も走れる車両
     十数秒でバスから列車に早変わり
     乗車定員の少なさがネック
     JR釧網本線での営業運転
 5-5  次々と完成する新規格鉄道
     北越急行ほくほく線は6灯の信号機で高速運転
     つくばエクスプレスは鉄道技術の完成形
     新型スカイライナーは、首都圏初の時速160km運転

 第6章 身近な新世代鉄道の技術
 6-1  急速に変化した鉄道の風景
 6-2  ICカード式乗車券の仕組み
     紙に代わる新しい乗車券
     自動改札機と磁気カード式乗車券
     ICカード式乗車券
     ICチップの情報処理
     財布代わりになった乗車券
     異なる種類の相互利用サービス
     普通列車グルーン車への対応
     駅を変えたICカード式乗車券
 6-3  新しい指定席券予約システム
     駅に並ぶ必要もなくなった
     モバイルsuicaが実現したチケットレス化
 6-4  ITで進化した旅客案内システム
     駅でも車内で利用者に届く情報
     情報を共有して伝えるシステム
 6-5  新段階に入ったホームドア
     乗車の安全を守るために
    ホームドアの種類と構造
    新幹線のホームドア
    正確な位置に列車を停める技術
 6-6 駅で発電する時代
    人に踏まれて発電する
 6-7 車内で電話やネット接続をする技術
    新幹線はどうやって電波を受信しているのか
    利用者が減る車内公衆電話サービス
    最新車両で導入された無線LANサービス

参考文献および図版の出典
さくいん

|

« 【書籍】運輸と経済2010年3月号 | トップページ | 【書籍】TRAMWAYS&URBAN TRANSIT 2010年4月号 »

書籍」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/530472/47906633

この記事へのトラックバック一覧です: 【書籍】図解・新世代鉄道の技術/川辺謙一著:

« 【書籍】運輸と経済2010年3月号 | トップページ | 【書籍】TRAMWAYS&URBAN TRANSIT 2010年4月号 »