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2009年12月

【くりでん】2009.12/27旧若柳駅の様子・・・びっくりしました

12/27に久しぶりにくりはら田園鉄道の旧沢辺駅と旧若柳駅を見てきました。

旧沢辺駅は、12月中旬から解体がはじまるとの話で、下旬でもまだ一部は残っているかなと思い向かったものの、既に何もなくなり更地になっていました。ただ旧1番線ホームと線路は残っていました。沢辺駅は主要部材を保存するとのことで十数人の大工さんによって丁寧に解体されたそうです。部材については、若柳駅構内の物品庫に納めてありました。

2009/12の沢辺駅
▲砂利がしかれ整地された旧沢辺駅。電話BOXだけが残る・・・

2009/12の沢辺駅
▲旧沢辺駅の裏側から見る。レールとホームが残っています

次に旧若柳駅にいって、関係者の方と構内をひとまわりしてみるとびっくりでした。

構内を東西に分断する道路工事の部分の線路は既になくなり、1番ホームの一部もなくなっていました。あとは道路が作られるのを待つだけという感じで、構内は細倉方(西)と石越方(東)に分断されてしまいました。

ここまでは予想範囲でしたが、なんと北側には動態保存用車両の車庫が新設されていました。新設の車庫は、元の車庫のイメージデザインとなっていて、床下点検用のピットもある立派なものでした。

2009/12の若柳駅
▲旧若柳駅構内の北側に新設された車庫。点検ピットもあります。左の給油施設はダミーを新設

そして、それだけではなく貨物ホームと3番線ホームには車両の保存を行うために鉄骨造りの屋根が急ピッチで作られていました。駅の脇には列車の形の石碑工事、踏み切りの新設工事も行われて、たくさんの工事関係者がいてまるでこれから新線が開業するような勢いにも見えました。

2009/12の若柳駅
▲1番線ホームは綺麗に改修されて、保存車両用の屋根工事が進みます

動態保存は若柳駅から石越駅方面へ500~900mの予定で行うそうで、終端部分にはこれから信号所もできるんだそうです。さらに驚いたのは、現存する若柳駅舎については、外観、内装ともに昔の木造の状態に復元するとのことでした。また各駅には記念碑も建つそうです。

2009/12の若柳駅
▲旧若柳駅舎のこの姿もあとわずかです

そして、動態保存に使われない細倉側にある元の車庫ですが、洗浄線だけが撤去されています。このため、木造車庫については、ぐるっと一周して見ることができます。木造車庫にはKD951(ohバンです号)、鉄骨の車庫にはKD12が入っていてこのまま静態保存となるようです。鉄骨車庫に北側にあった貨車(元ワ、ワフ)の倉庫については、解体を免れ西側に台座を新設して移設されています。

2009/12の若柳駅
▲都市計画道路のために目の前のレールが撤去された車庫

2009/12の若柳駅
▲木造車庫の裏に移設された貨車車庫

くりはら田園鉄道の保存については「若柳駅で保存される」とはマスコミなどで発表されていますが、その後、全体計画や構想、そしてスケジュールなどは一切アナウンスがありません。どうなるかまったく分からない状態ですが、内々でいろいろなことを決めて着々と進んでるようです。保存にお金をかけることは良いことではあるのですが、現役のときにこれだけの投資をしても良かったような気もしないでもないです(苦笑)。

2009/12の若柳駅
▲石越方向から若柳駅構内を見る。信号機関係も既に点灯可となったとか

さて、気になるこれらの施設の公開ですが、残念ながら関係者からは「早い段階」という回答しかもらえませんでした。さてさて、くりでんの保存はこの先どうなっていくのでしょうか・・・。

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【書籍】カラー版近代化遺産を歩く/増田 彰久

中公新書のカラー版で、カラー写真がたくさん使われ全国各地の近代化遺産が紹介されています。

鉄道関係で掲載されているのは、
<駅舎>
門司港駅、東京駅、高師浜駅、浜寺公園駅、道後温泉駅、田園調布駅、国立駅、旧奈良駅、旧長野駅、旧二条駅、旧大社駅、

<機関庫>
旧手宮機関庫、旧国府津機関庫、梅小路蒸気機関庫、

<橋梁>
山陰本線餘部鉄橋、旧信越本線、碓井峠第三橋梁

<トンネル>
旧東海道本線・逢坂山トンネル、旧信越本線、碓井第五トンネル

<港湾>
旧稚内港駅の北防波堤

カラー版 近代化遺産を歩く
増田彰久著
中公新書1604
定価:1029円
新書: 222ページ
出版社: 中央公論新社
ISBN-13: 978-4121016041
発売日: 2001/09

<目次>
はじめに
1 時計塔
2 駅舎
3 機関庫
4 橋梁
5 トンネル
6 ダム
7 水力発電所
8 浄水場
9 配水塔
10 火の見櫓
11 窯
12 工場
13 煙突
14 灯台
15 港湾
16 税関
17 倉庫
18 ドック
19 運河
20 要塞
21 送信塔
22 気象台
23 天文台
24 温室
25 ホテル
26 刑務所
あとがき

都道府県別索引

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【書籍】TGV vs. 新幹線/佐藤芳彦著

図解 TGV vs 新幹線 
日仏高速鉄道を徹底比較

ブルーバックスB1615
新書: 310ページ
出版社: 講談社 (2008/10/21)
定価:1113円
ISBN-13: 978-4062576154
発売日: 2008/10/21
商品の寸法: 17.2 x 11.4 x 2 cm

目次
はじめに
日仏主要車両・世界の高速鉄道

1 プロローグ
1.1 パリ・リヨン駅からの旅たち
1.2 東京駅からの旅立ち

2 TGVと新幹線の歩み
2.1 旅客輸送量と距離帯別シェア
2.2 開発コンセプトの比較
2.3 世界記録挑戦はいつもTGV
2.4 TGVが安くできたわけ
2.5 航空機と仲良しのTGV

3 鉄道システムの比較
3.1 鉄道をシステムとしてとらえる
3.2 鉄道の経営形態
3.3 技術規制

4 高速鉄道ネットワーク
4.1 新幹線ネットワークの発展
4.2 TGVネットワークの発展

5 営業シテム
5.1 運賃比較
5.2 乗車券の日仏比較
5.3 常に混雑する駅窓口
5.4 インターネットによる切符販売

6 列車運行システム
6.1 ダイヤと列車種別
6.2 国境と越えるTGV
6.3 混雑時期への対応
6.4 列車運行管理
6.5 列車の整備

7 インフラストラクチャー
7.1 建設基準
7.2 軌道
7.3 騒音対策
7.4 電気システム
7.5 電車線とパンタグラフ
7.6 信号システム
7.7 インフラの保守
7.8 車両基地と車両保守

8 車両技術の概要
8.1 車両のシステム構成
8.2 車体
8.3 プロパルジョンシステム
8.4 台車と駆動装置
8.5 ブレーキシステム

9 TGVと新幹線車両比較(第一世代)
9.1 日本―新幹線電車開発までの道のり
9.2 フランス―TGV-SE開発までの道のり
9.3 国鉄末期の新幹線電車

10 TGVと新幹線車両比較(第二世代)
10.1 同期電動機から誘導電動機へ
10.2 高速化、運輸力増強への試み

11 TGVと新幹線車両比較(第三世代)
11.1 ネットワーク拡大への対応
11.2 高速列車開発の集大成

12 世界市場でのTGVvs新幹線

13 文化の違いと高速鉄道

おわりに
参考文献
さくいん

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【書籍】時刻表のヒミツ/三宅俊彦

けっこう知っていることがあるかなと思って読んでみましたら、まだまだ知らないことがあるのが時刻表の面白さと思いました。

時刻表のヒミツ
三宅 俊彦 著
定価:777円税込み
新書: 191ページ
出版社: 洋泉社 (2009/8/6)
言語 日本語
ISBN-10: 4862484573
ISBN-13: 978-4862484574
発売日: 2009/8/6
商品の寸法: 17.2 x 10.6 x 1.6 cm

<目次>

まえがき

第一章 時刻表の秘境を訪ねる旅
1.究極の運転本数
都会の秘境、昼間はお休みの区間-JR編/都会の秘境、お昼間はお休みの区間-私鉄編/究極の運転本スと区間-JR編/究極の運転本数と区間-私鉄編
2.究極の駅
一口に駅といっても/冬眠する駅、夏眠する駅/一年中お休みの駅/仙台に存在する二つの開店休業駅/秘境駅ブームになって消えた駅/究極の停車本数-JR編/停車本数が少ない駅は廃止になる-JR編/一年に二日間しか営業しない駅/一年に五日しか営業しない駅

第二章 時刻表のここが気になる~駅編~
鹿島サッカーシタジマム駅はJRの?/若井駅はJR?第三センター?/私鉄に宿借りしているJRの駅/JRに宿借りしている私鉄の駅/
短い駅名、長い駅名/東西南北最果ての駅を訪ねて/沖縄に誕生した最南端の駅/最東端の駅は終点にあらず/最西端の駅はどっちだ/長い駅間、短い駅間/ホーム番線が一番多い駅は?/駅前にある別の名前の駅―鷹ノ巣駅と鷹巣駅/駅前にある別の名前の駅―津軽今別駅前にある津軽二股駅/空港の最寄り駅/同じ駅なのに改札を出ないと乗り換えができない駅/新しい駅が開業・延長されたが、線路は短くなった仙石線

第三章 時刻表のここが気になる~列車編~
下り列車しか止まらない列車/0時過ぎに運転の特急列車/時刻表にない駅で停車/通過するはずの列車が停車/分岐駅に止まれない大川支線/ライナーは花盛り/旅客が乗車できる回送列車/同一県内を走る特急列車/特急料金を払わずに特急車両に乗車する/わずか一駅間の運転、でも立派な列車、人の名前が列車名になる/気動車から電車に変身?/バスから気動車に変身?/JR線を走る民鉄の車両

第四章 ミステリアスな線路の世界
秋田新幹線の一部は三線軌条区間/新幹線と在来線のはざま/新幹線なのに在来線と呼ばれる区間?/浦和駅に湘南新宿ラインが停車できない理由/バスも立派な鉄道?/名古屋ガイドウェイバス/カギをにぎる青梅連絡線/知らないうちに貨物線に乗車?/かつてのライバルが手を握る

第五章 時刻表ができるまで
鉄道の運転の命、ダイヤとは/すべての列車が載っている運転時刻表/車両運用にも工夫あり/時刻表はこうしてできる―JR編/時刻表はこうしてできる―会社線編/時刻表の表紙、巻頭連載ができるまで

あとがきにかえてか-時刻表マニアの独り言

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【書籍】今すぐ乗りたい!「世界名列車」の旅/櫻井 寛著

鉄道写真家の櫻井さんが乗った世界各国の列車を見開きで1列車で紹介しています。
単行本の他、新潮文庫からも同じタイトルが出ています。

今すぐ乗りたい!
世界名列車の旅

櫻井 寛著
定価:1260円(税込み)
単行本: 189ページ
出版社: 新潮社 (2007/2/24)
ISBN-13: 978-4103040712
発売日: 2007/2/24
商品の寸法: 18.8 x 12.8 x 2.4 cm

<目次>
ご乗車の前に
「世界名列車」路線略図
[エリアⅠ] アジアの名列車
・青蔵鉄路(中国)
・シルクロード特快(中国)
・香港トラム(香港)
・超特急KTX(韓国)
・自強号(台湾)
・阿里山森林鉄道(台湾)
・カイバル・メール(パキスタン)
・ナムトク線(タイ)
・E&O(マレー半島)
[エリアⅡ] ヨーロッパの名列車
・オリエント急行(フランス)
・ロムニー鉄道
・ハルツ山鉄道(ドイツ)
・氷河急行(スイス)
・フライング・スコッツマン号(英国)
・タルゴ(スペイン)
・超特急TGV(フランス)
・超特急ICE3(ドイツ)
・ピラトゥス鉄道(スイス)
・マン島鉄道(英国)
・シャーフベルク鉄道(オーストリア)
・フレンチ・レイル・クルーズ(フランス)
・ユーロスター(イギリス・フランス・ベルギー)
・ユーロスター・イタリア(イタリア)
・CNL(スイス・ドイツ・オーストラリア)
・シベリア鉄道(ロシア)
[エリアⅢ] オセアニアの名列車
・ザ・ガン号(オーストラリア)
・インディアン・パシフィック号(オーストラリア)
・トランツ・アルパイン号(ニュージーランド)
[エリアⅣ] アメリカの名列車
・Aトレイン(米国)
・ホワイトパス鉄道(米国)
・カルフォニア・ゼファー号(米国)
・ニューオリンズ市電(米国)
・シュガーケーン・トレイン(米国)
・アラスカ鉄道(米国)
・コンブレス・トルテック鉄道(米国)
・アメリアン・オリエント急行(米国)
・オーシャン号(カナダ)
・カナディアン号(カナダ)
・オールド・パタゴニア急行(アルゼンチン)
[エリアⅤ] アフリカの名列車
・ボロスレイル(南アフリカ)
・ターボトレイン(エジプト)
・サバンナ急行(ケニア)
・特急ベイダ(モロッコ)
・エジプシャン・ワゴンリー(エジプト)
・ブルートレイン(南アフリカ)
<コラム> 桜井流 海外・鉄道の旅のツボ
①きっぷ・キップ・切符
②発車時刻表は黄色、到着は白
③スリ、置き引き、ドロボー!
④駅弁、食堂車、フリーランチ
⑤やっぱり気になる酒タバコ
あとがき

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【書籍】運輸と経済 2009年12月号

財団法人運輸調査局が出している『運輸と経済』の12月号が届きました。11月号が遅いので12月号も遅れると思いきやいつも通りでした。

今回の特集は、先日行われえた「人と環境にやさしい交通をめざす全国大会」でも話題となっていました「合意形成と住民参画」です。

<運輸と経済 2009年11月号目次>

[潮流]地域交通の環境変化と環境適応・・・衛藤 卓也
[特集]地域交通における合意形成と住民参画
 座談会:公共交通を用いた地域活性化策と住民参画による合意形成
  千葉 博正/青木 智一/小林 稔/佐藤 馨一
 地域交通政策の決定における住民参画の意義と課題・・・太田 和博
 地方鉄道における「住民参画」と合意形成への課題・・・須田 昌弥
 地方鉄道における合意形成と住民参画・・・辻本  勝久
 過疎地域におけるバス交通再編の合意形成と住民参加・・・高山 純一
 地域公共交通確保の検討プロセスにおける地方自治体および地域住民の役割
 ・・・山﨑 基浩/伊豆原 浩二
 交通計画における住民協働の有効性と展開手法・・・森栗 茂一
[論稿]
 国際航空運賃カルテルと競争政策上の課題・・・井手 秀樹/三枝 まどか
 九州新幹線(新八代・鹿児島中央間)の開業効果・・・未原 純 
[報告]
 運賃と経済フォーラム2009報告
  『低炭素社会における運輸・交通』・・・小熊 仁

海外トピックス 中国における外資の鉄道運営参入-香港MRTの事例を中心に-・・・中野 彩香

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【書籍】鉄道建築ニュース2009年12月号

鉄道建築協会の会誌「鉄道建築ニュース」2009年12月号が手元に届きました。

鉄道建築ニュース2009年12月号(No721)

目次
◆特集
■東京駅丸の内駅舎保存・復原工事の進捗について

◆すていしょん・開発
■「SL人吉」運行に伴う肥薩線リニューアル
■KTR宮福線福知山駅高架化
■オフィスパーテーションを応用した尾山台駅待合室設置工事
■横浜駅女性向け施設「リフレスタ」新設工事

◆ノンセクション・技術
■戦略的建物設備改修計画WGの活動報告

◆時の刻み
■駅の変遷-6 長崎駅

◆INT’ARAN
■ワトフォード会議2009速報

◆駅舎ニュース・ミニミニニュ-ス
■私の仕事場
■私のオフタイム
■駅前ひろば

■協会催事・お知らせ
■平成21年度「建築技術会」入賞者一覧
■平成21年度協会賞<論文・業績部門>候補募集
■平成21年度鉄道建築協会委員会一覧

表紙/はりま勝原駅
平成20年度第53回協会賞(作品部門)受賞作品

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【書籍】列車ダイヤと運行管理/列車ダイヤ研究会著

Daiya

JR東日本における列車ダイヤと運行管理について書かれた本です。個人的には第11章の運行管理のところがとても面白かったです。

交通研究協会発行
成山堂書店発売
交通ブックス116
単行本: 213ページ
ISBN-13: 978-4425761517
発売日: 2008/12
商品の寸法: 19 x 13 x 2.2 c
定価:1680円税込み

<目次>
はじがき
第1章 列車を取り巻く課題
・鉄道の使命の変化と列車ダイヤ
・利用者から見た列車ダイヤ
・事業者から見た列車ダイヤ

第2章 輸送需要に基づく列車ダイヤ編成
・輸送量を表す様々な指標
・需要の予測
・競争環境の中の列車ダイヤ

第3章 鉄道輸送におけるダイヤの意義
・列車の種類
・ダイヤの読み方
・列車の番号のつけ方
・湘南新宿ラインの列車番号
・営業用の列車名と列車番号との関係
・ダイヤの種類と用途
・列車ダイヤの基礎
・列車ダイヤの種類
・E電ダイヤ
・ダイヤの実例①
・ダイヤの実例②

第4章 列車設定の条件
・列車設定の条件
・車両性能と線路条件
・運転曲線による運転時分の算出
・到達時分短縮の方法と効果
・運転間隔短縮の方法と効果
・相互発着による時隔短縮
・折り返し駅における運転時隔
・駅の配線と列車ダイヤ
・車両基地の整備
・車両の新造・転配計画
・JR東日本の車両配置の考え方
・車両の運用計画
・乗務員の運用計画

第5章 ダイヤ改正
・ダイヤ改正の位置づけ
・ダイヤ改正の時期
・ダイヤ改正の流れ
・輸送改善構想の策定
・設備改良計画と車両投入計画の決定
・営業戦略の構築
・ダイヤ作成作業
・輸送総合システム
・会社間の調整
・ダイヤ改正のプレス発表
・移り替わり
・ダイヤ改正後のトレース

第6章 臨時列車の輸送計画
・需要の波動性と輸送計画の策定
・ジョルフルトレインによる着地営業
・夜間の保守間合い
・リフレッシュダイヤ
・各種工事に伴う輸送計画
・甲種鉄道車両の輸送計画

第7章 新幹線の列車ダイヤ
・大宮開業から上野開業まで
・東京開業
・山形新幹線開業
・2階建て新幹線登場
・遠近分離の列車体系
・秋田新幹線開業
・長野新幹線開業
・八戸開業
・平成16年3月改正
・新幹線ダイヤの特徴
・平成17年12月改正
・車両運用の変遷

第8章 東京圏の列車ダイヤ
・高密度運転を実現する条件
・混雑緩和
・ネットワークの充実を目指したダイヤ
・湘南新宿ラインの輸送計画
・総合直通運転
・着席サービスの提供について
・車両の座席配列
・ダイヤの変更による利便性向上
・通勤時間短縮の取組み
・中央快速線のダイヤ
・桜木町接続ダイヤ
・快速電車の停車駅
・グリーン車の連結拡大

第9章 在来線の列車ダイヤ
・在来線の特急列車
・夜行寝台特急列車
・地方圏の列車ダイヤ

第10章 輸送総合システム
・計画伝達システムの導入
・計画作成システムの導入
・次期輸送総合システム

第11章 輸送管理
・輸送障害の防止対策
・人身事故について
・輸送障害発生時の早期復旧対策
・輸送指令の組織
・輸送指令員の養成
・東京圏の輸送管理
・ATOSの導入
・運転整理の考え方
・延発
・通知運転
・列車遅延時の運転整理の例
・途中折り返し運転
・運休による運転整理
・ATOSの効果と課題
・新幹線の輸送管理について
・新在直通運転
・COMTRAからCOSMOSへ
・災害時における輸送
・山陰本線餘部鉄橋における列車転落事故
・上越線渋川~敷島における列車衝突事故
・武蔵野線新小平駅における隆起災害時における輸送の確保
・首都圏大雪に伴う輸送障害

第12章 今後の課題
あとがき
執筆者略歴
索引

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【鉄道模型】居酒屋卓上Nゲージ運転会

Nゲージ卓上運転会
▲居酒屋のテーブルでこんなことも簡単にできてしまいます。しかも邪魔にならない!

 忘年会シーズンということで、お友達から居酒屋にて卓上Nゲージ運転会をする旨とLED前照灯の威力を見よとのお誘いを受けまして出かけてきました。個室のテーブルに座ると「それでは」と卓上にレールが固定されたB4版のコルク板が登場。最後に乾電池式のコントローラーを接続すれば準備完了です。

 最近、スーパーミニカーブなどが発売され、乾電池式コントローラーもあることは知ってはいたのですが、これを使うことにより、こんなに簡単に運転会ができるとは、ほんとう感動してしまいました。

 いわゆるNゲージ車両とは違い、鉄コレやBトレ車両は低電圧で動くようで、 テーブルの上では、車両がくるくる動き回り、ビールを運んできた店員も感心しておりました。この時のお店は、ダウンライトでテーブルで直接照明するので模型は特に栄えていました。

 で、もってお誘いをしてくれた方が今、熱心に取り組んでいるのがLED照明の取り付けです。なんでも小型のLEDとダイオード、光ファイバーなので部品代数百円でできるそうで、古い非点灯のNゲージのELなどを次々に点灯化しているとのことです。当日も昔のKATOのEF65やN化したBトレのELを点灯化された車両も走っていまして、古い車両もヘッドライトが点灯するとかなり違って見えます。

 それにしても、こんなシュチエーションでもN車両を動かせる時代になったとはホントすばらしいです。次回は自分の鉄コレも持参したいところです。

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【鉄道】花ひらく優等列車の時代(東北福祉大・鉄道交流ステーション)

花ひらく優等列車の時代

東北福祉大学の鉄道交流ステーションで第9回企画展「花ひらく優等列車の時代~1960年代井東北の鉄道の発展」が12月1日から来年3月6日までの予定で開催がはじまりました。

鉄道が輝かしかった1960年代の高度成長時期に東北地方の優等列車を仙台をメインに紹介した企画展で、写真や時刻表、HOゲージなどが展示されています。復活が話題になっているC61が牽引する特急「はつかり」の写真もありました。ブルドックといわれるキハ81を先頭にする「はつかり」の写真も線路こそ変わっていませんが、背景はすっかりかわっていることが分かりました。

485系ひばり、キハ80系ひばり、旧型客車のはつかりなどHOゲージのフル編成が展示されていてこれまた見入ってしまいます。

関連企画として期間中にHOゲージの運転会も行われるそうです。

東北福祉大学・鉄道交流ステーション 第9回企画展
花ひらく優等列車の時代
~1960年代の東北の鉄道の発展

開催期間:2009/12/1~2010/3-6
日・月曜日および祝日休館
2009-23-26-2010/1/7は年末年始休館
20101/29-2/1、2/19-2/22は大学入試にため臨時休館
場所:東北福祉大学ステーションキャンパス3階
入場無料
主催:東北福祉大学・鉄道交流ステーション
後援:みちのく鉄道応援団
協力:宮城野鉄道研究会

東北福祉大学・鉄道交流ステーション
http://www.tfu.ac.jp/rmlc/index.html

東北福祉大学・鉄道交流ステーション
▲ずらりと並んだお宝写真

東北福祉大学・鉄道交流ステーション
▲展示ケースに入ったHOゲージたち・・・運転会が楽しみです

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【書籍】女流阿房列車/酒井順子著

乗り鉄の女性作家、酒井順子さんがテーマを与えられて鉄道を使った旅行記が満載されています。男が書く鉄道紀行文と違って、意外に面白かったものです。それにしても鉄道旅の各テーマはよく思いついたものだと思います。

女流阿房列車
定価:1575円
単行本: 245ページ
出版社: 新潮社
ISBN-10: 4103985062
ISBN-13: 978-4103985068
発売日: 2009/9/19

目次
はじめに
メトロな女 東京の地下鉄を全線完乗16時22分
鈍行列車の女 24時間耐久 1343.9km
秘境駅の女「鉄子の旅」同乗記
鉄子の旅プラス「菊地直恵 酒井順子さんとの水のある風景を求めて
膝栗毛な女 東海道五十三のりつぎ
トロッコ列車の女
廃線跡の女 日傘片手に北陸本線旧線を歩く
こだま号の女 東京~博多10時間半
スイッチバックの女 信州本線・篠ノ井線「スイッチバック銀座」
旧国名駅の女
鉄と油の二泊三日 九州一周揚げ物紀行
徐行列車のふたり 秋田周遊車掌対談 原武史×酒井順子
あとがき

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【パーク&ライド情報】JR気仙沼線、大船渡線・気仙沼駅

JR気仙沼駅

JRの気仙沼駅には、キップ購入者を対象者とした駅前にある無料駐車場と駅舎隣接の市営の有料駐車場があります。
(H21.10.18現地調べ)

<JRきっぷ購入者を対象としたパークアンドライド>
駐車場が数台用意されているようです。
■対象となるJR利用者
・盛岡以遠・仙台以遠の往復乗車券を気仙沼駅で購入者へ駐車無料サービス

■利用方法
・乗車券購入の際にJR駅窓口へ申し込む
・駅で発行した「使用証明書」をダッシュボードの上に提示する
■注意事項
・満車の場合は利用できない場合がある

<気仙沼市気仙沼駅前駐車場>
駅舎に向かって左側に旧貨物用地を利用した市営駐車場があります。62台駐車可能。

市営気仙沼駅前駐車場

駐車場利用案内(掲示看板より)

入出場時間  午前0時から午後12時間までの24時間

駐車料金  普通駐車 入場から30分未満/無料
           1時間まで/100円
           1時間を越えるごとに/100円
           10時間を越え24時間まで/1000円
      定期駐車 1月につき6000円

利用できる車 長さ5.0m以下、幅1.9m以下、高さ2.3m以下

問い合わせについて
(1)料金清算機及び駐車場の管理での問い合わせは
①料金清算機について
 24時間 同和警備
②駐車場の管理について
日中(8:30~17:00)気仙沼市役所産業部商工課
夜間(17:00~翌8:30)同和警備
   (土、日、祝祭日含む)
利用上の注意
1、一般的な事項について
(1)駐車の際は、必ずサイドブレーキ及び施錠願います。
(2)次のような場合は、駐車場の使用を禁止します。
 ①発火性・引火性の物品を積載しているとき。
 ②駐車場の施設を汚損し、又はき損するおそれがあるとき。
 ③その他駐車場の管理に支障をきたすおそれがあるとき。
(3)利用者に守っていただくこと。
 ①駐車帯以外に駐車しないこと。
 ②施設又はほかの車両を損傷、汚損しないこと。
 ③火気を使用しないこと。
 ④他の利用者の迷惑となる行為をしないこと。
 ⑤駐車チュウは、積載物等の盗難予防措置を行うこと。
2、駐車場内でのトラブル等について
(1)駐車場内での損害については、次のとおりとします。
 ①駐車所の利用に際して、生じた事故が、管理上の原因によるもののほかその責めを負いません。
 ②駐車場の施設に損害を与えたときは、田立に市に届け、その指示に従ってください。
 ③他の車に損害を与えたとき等、利用者同士のトラブルは双方で解決してください。
3、料金の精算について
(1)料金の精算上の注意
 ①駐車券は、料金清算の際に必要となります。
 ②駐車券を紛失・破損をし、入場時間が確認できないときは、入場当日の供用開始時間(午前零時)からの料金となります。
 ③清算機では、5千円札及び1万円札は利用できませんのでご注意願います。

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【書籍】運輸と経済 2009年11月号

Unyu0911

財団法人運輸調査局が出している『運輸と経済』の11月号がようやく手元に届きました。随分と遅いなと思っていましたら、旬の話題の「高速道路料金の引き下げ」特集で、ページも倍増、たくさんの論文が掲載していますので、どうりで発行が遅れるわけですね。今回かなりの読み応えです。

<運輸と経済 2009年11月号目次>

[潮流]高速道路料金の「混沌」と「再構築」・・・杉山 武彦
[報告書]「高速道路料金引き下げに関する研究会」報告
     ・・・高速道路料金引き下げに関する研究会事務局
[特集]高速道路料金引き下げの社会経済的考察
   座談会:高速道路料金引き下げがもたらす交通事業者への影響
   本郷 譲/鈴木 修/田中 信浩/江田 猛/山内 弘隆
論稿:
高速道路料金をめぐる諸施策に関する一考察・・・一ノ瀬俊郎
高速道路料金の割引政策の影響・・・井原 健雄
高速道路料金の割引政策の実施について・・・井堀 利宏
関西経済は高速道路料金割引の恩恵を受けるのか
-関西経済予測モデルによる観光消費のシュミレーション分析-・・・入江 啓彰
交通政策のパラダイム転換に向けて・・・太田 和博
高速道路の大幅値下げによる本州・四国間の公共交通への破壊的な影響・・・加藤 琢二
高速道路料金の割引政策の論理的検討・・・城所 幸弘
高速道路料金大幅値下げについて・・・庄司 健一
望まれる受益者負担原則の実践・・・杉山 雅洋
高速道路料金の割引政策と宿泊旅行・・・田中 靖
あまりに単純な高速道路料金値下げ策・・・中条 潮
高速道路料金の引き下げが高速バスに与える影響とバス事業者側が直面する課題・・・寺田 一薫
高速道路の無料化について・・・中村 文彦
料金による高速道路の維持管理、更新・・・根本 敏則
高速道路料金大幅割引がトラック輸送業者に与える影響・・・林 克彦
高速道路料金施策の影響・・・半井 真司
原則無料の中の高速料金-混雑課金-・・・藤井 彌太郎
高速道路料金の割引政策に伴うバス事業の影響について・・・船戸 裕司
環境の視点から見た高速道路料金割引政策の評価・・・細田 衛士
高速道路の低料金化(無料化)政策-総合交通政策論議への期待・・・松澤 俊雄
創造的政策への進化の必要性・・・宮脇 淳
基盤整備から利用促進へ-「地方」活性化の切り札・・・山崎 朗

海外トピックス フランス国鉄が駅管理部門を独立・・・萩原 隆子

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【鉄道】今日は一日まるごと長野電鉄

12/5の「人と環境にやさしい交通をめざす全国大会」の参加のあと、長野へ移動して宿泊、翌12/6はフリー乗車券を使って丸一日長野電鉄で遊んできました。

余談ですが、前日の全国大会では、長野-屋代間のLRTを走らせた場合の需要予測の発表もあったのですが、そんなことも片隅に置きながら全線乗車してきました。

当日は、元ロマンスカーの1000系1編成がお休みのためA特急運用に2000系が入るこということで、頻繁に2000系が走っていましたので、たくさん写真が撮れ、最後に1000系の展望室に乗って長野-湯田中を一往復してきました。

全線走破ははじめてでしたが、思っていたよりもローカル色の強い民鉄だったことに加えて40‰の勾配があったりして面白い鉄道でした。2000系については再度撮りに行きたいところです。

長野電鉄2000系A編成
▲前夜に新幹線で到着後、長野駅にいってみると22:38発27B列車(B特急)A編成がいました

長野電鉄2000系室内お(A編成)
▲室内は集団見合い型のクロスシート。土曜の夜で乗客も少なめ

長野電鉄8500系
▲12/6は朝から複線区間で撮影を開始。桐原駅で8500系をパチリ

長野電鉄3500系と2000系
▲511列車で信州中野へ向かうと2000系が湯田中へリレーします

小布施を出発する2000系
▲長野電鉄は右側通行の交換駅が多いようで写真は後追いです(4B列車・小布施駅)

須坂に停車中の2000系D編成
▲各駅215列車~214列車は須坂折り返しでしばらく停車します(須坂駅)

須坂車庫の3500系
▲須坂駅に隣接した車庫もなかなか良い雰囲気です。点検中の3500系

長野電鉄1000系
▲1000系使用の8A列車(A特急)の先頭車は満席でした(須坂駅)

長野電鉄2000系D編成
▲須坂に到着する215列車

長野電鉄3600系L2編成
▲3600系で唯一残るL2編成も動いていました。夕方の111列車に使っているようです

A特急代走の2000系A編成
▲本日の1000系代走は2000系A編成でした。須坂に到着する5A列車(A特急)

2000系A編成とD編成
▲A編成(5A列車)とD編成(214列車)のツーショット(須坂駅)

長野電鉄3500系
▲柳原-付属中学校間で3500撮影

長野電鉄2000系(A編成)
▲A編成も柳原-付属中学校間で撮りました。9A列車

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【LRT】12/5「第4回人と環境にやさしい交通をめざす全国大会」に参加

12/5に東京大学を会場に行われた「第4回人と環境にやさしい交通をめざす全国大会」に参加してきました。

学01東大構内行バス
▲東北新幹線・上野駅からは 東大へは学01系統が便利。その昔、良く乗った系統でなつかしいです

都バスみんくるシート
▲乗ったバスのシートはみんくる柄となっていました。さすが都バスです。

この大会は、人と環境にやさしい交通を進めていこうと毎年開かれている大会で、大会名こそ入っていませんがLRTをはじめとした公共交通を発展推進していこうというものです。

午前中は、6つの分科会に分かれて63の研究・発表が行われ、聴講者は好きなテーマをいったりきたりします。今年は昨年に増してLRT関連が多いようです。

第4回人と環境にやさしい交通をめざす全国大会
▲研究・発表の様子。写真はhitramのJR四国でのテスト走行の報告

本当ならば全てのテーマを聞きたいところですが、各分科会同時進行のため私は、分科会「新たな技術を考える」を手始めに「各地域の取り組みから」を周りましたがこの分科会は聴講者が非常に多く立見状態でした。そして「最新海外事例」「交通政策の分析・提言」をつまみ食いするのがせい一杯でした。

この発表会は、各テーマ概ね10分という枠ですが、要点コンパクトにまとまっていて、どのテーマもとても面白かったです。

第4回人と環境にやさしい交通をめざす全国大会
▲LRTの是非で ホットな都市の方々が勢ぞろい。LRT導入に対しての問題点が厚く語られました

そして、午後からは
①人と環境にやさしい交通を提供する企業の取り組み
②人と環境にやさしい交通の実現をめざす地域の取り組み
という2つのワークショップが同時スタートではじまりましたが私は②を選択。

宇都宮、横浜、豊島区、堺、岡山のLRT関連団体団体や研究者が現状報告をして、LRT導入についての市民への合意形成はどのようにしたら良いかなどを会場とのやり取りをしながらのシンポジウムとなりました。

LRTを政争の具にさせたくないという意見があった一方で、議会・議員を完全に巻き込み政治化するのも方法のひとつとも発言がありました。やはり各都市ともLRT導入への道へは、苦労が絶えないようです。

続いて、
全国フォーラムとして
森富山市長の基調講演で、富山ライトレール、市内線の環状線化など公共交通にも目を向けた街づくりのプレゼンがありました。はじめて講演を聴きましたが、公共交通についてよく知っていて、リーダーシップもある市長さんだなと関心しました。ただ、自動車普及率の高い市だけに車と公共交通を選択できる街づくりで【自動車否定】ではないとも言っていました。

第4回人と環境にやさしい交通をめざす全国大会
▲最後のシンポジウムの様子。会場は満席でかなり盛り上がりました

最後は、
パネルディスカッション
コーディネーター東京大学  原田 昇教授
パネリスト 富山市長  森 雅志 氏
宇都宮市長  佐藤 栄一 氏
豊島区長  高野 之夫 氏
作家・評論家  神津 カンナ 氏
作家  三戸 祐子 氏

LRT関連の自治体の首長と作家の組み合わせでしたがけっこう面白かったです。

来年は、11月27日岡山大学で行うそうです。この大会は、毎回、とても刺激になり、勉強にもなるので岡山にも行きたいところです。

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【海外の鉄道】旧ユーゴ圏随一の景勝路線・・・ベオグラード・バール鉄道<その2>

【海外の鉄道】旧ユーゴ圏随一の景勝路線・・・ベオグラード・バール鉄道<その1>
http://asian-train.cocolog-nifty.com/blog/2009/12/post-35d4.htmlの続きです。

 もっとも景色が良い区間を楽しむために、ベオグラードを22:10に出発するLOVCEN号を利用します。

ベオグラード・バール鉄道
▲日本ではお目にかからない壮大なスケールのMala Rijeka橋

2人用個室寝台、3段クシェット、座席車、2等コンパートメント車、カーキャリーと計13両編成の堂々したもので、祝日前ということで混みあっています。個室寝台は空席があるのか出発1時間前でもゲットでき、しかも1人で個室が使えました。ちなみに寝台券込みの料金は3100RSDで日本円にすると4100円でしたのでかなりの割安です。

 列車は22:10定刻に出発して、深夜にウッジなどに停車しながら薄暗い早朝5時過ぎにセルビア側国境駅、モンテネグロ側の国境駅にそれぞれ停車して機関車交換とパスポートコントロールが行われます。

ベオグラード・バール鉄道
▲峠でローカル列車と交換のため数分の停車

 列車は徐々に太陽が昇ってくるなか、渓谷や山すそに沿って、徐々に高度を稼いで行きます。そして長いトンネルを抜けてされに高度が増すと車窓には雄大な山々の景色が広がります。この区間は1976年に開通した比較的新しい鉄道ですが、よくもこのような山に線路を引いたものだと関心してしまいます。

ベオグラード・バール鉄道
▲断崖にある駅なのですぐ脇は深い谷底

 列車に乗っていても「空が近いな」と感じてしまうぐらいで、最高地点は海抜1034mあるそうです。線路は、深さ1000m近い渓谷の断崖を走るために窓の下はまさにスリル満点で、日本では考えらないスゴイ景色です。これだけでも乗ってよかった感動してしまいました。

ベオグラード・バール鉄道
▲山のすそにそって高度を稼いで行きます

 車内の乗客が「もうすぐ大きな橋よ」と教えにきてくれ、再び車窓に目をやると、渓谷の対岸ににこれからこの列車が走る線路が見えてきました。その距離がだんだん近づいて来たとおもったら、延長500m、高さ200mのMala Rijeka橋を通過、橋というのは乗っていると列車から見えないものですが、Uの字に線路があるために、どのような橋なのかもばっちり見えて、これまたすごいところに線路があるということを実感してしまいます。

ベオグラード・バール鉄道
▲1000mの峠を越えて海抜80mのポドゴリツアに到着。大部分の乗客は降りてしまいました

このあたりになるとポドゴリツアの平地が遥かに見えてきて、山裾に沿って一気に下って行きます。ポドゴリツアの海抜は80mなんだそうで、かなりの連続勾配なんだろうと推測できます。約2時間近く感動的な山岳鉄道風景を満喫して、ポドゴリツアに到着しましたが、バール鉄道の見せ場はこれで終わりません。

ベオグラード・バール鉄道
▲ 両サイドの窓にシュカダルスコ湖に広がる・・・。終着駅はもうすぐ

ポドゴリツアを出発して15分ほど走ると今度は『シュカダルスコ湖』を築堤で渡ります。湖は細長い形をしているため列車で横断するには10分ほどですが、湖面上からは遥かアルバニアの山々が見えます。乗客たちは、外国人が乗っているということで、右が良い、左が良いと丁寧に教えてくれたので湖も良く見ることができました。そして、湖を渡り終えると今度は長いトンネルへ。そこを抜けると今度は車窓には真っ青なアドリア海が広がり、進行方向右手に見ながら20分ほど走ると終点バールとなります。

ベオグラード・バール鉄道
▲湖が終わり、トンネルを抜けるとアドリア海が一気に広がります

バール鉄道でバールへ向かうとラスト3時間は、山、湖、海とテンポよく景色が変化するので乗っていてほんとうに楽しく、どうせ乗るならばバール行きがお勧めです。ガイドブックにも風光明媚ということで、鉄道ファンでなくても乗った方が良いというのは本当だと思います。

【海外の鉄道】8の字ループを行くセルビアの保存鉄道「シャルガンスカ・オスミツア」
http://asian-train.cocolog-nifty.com/blog/2010/03/post-dfd4.htmlに続きます。

ベオグラード・バール鉄道
▲ベオグラードを出発して10時間でバールに到着。楽しく美しい列車旅を提供してくれたLOVCEN号

ベオグラード・バール鉄道
▲ウッジ(セルビア)市内を走るバール発ベオグラード行の列車

ウィキペディア
Wikipedia/Belgrade - Bar railway
http://en.wikipedia.org/wiki/Belgrade_-_Bar_railway

路線図
http://www.bueker.net/trainspotting/map.php?file=maps/serbia---montenegro/serbia---montenegro.gif

セルビア国鉄
http://www.serbianrailways.com/

モンテネグロ国鉄
http://www.zcg-prevoz.me/

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【鉄道】市議の考える仙台の将来・・・民主クラブ仙台ニュース

自民党系の資料というのは資料頒布会に入ると手に入りやすりので、ちょくちょく目を通すのですが、仙台市議会の民主党系の会派である「民主クラブ仙台ニュース/2009年11月号」というA4版の4ページの冊子がたまたま手に入りました。この会派は、仙台市議会で議員数9名で第二会派とのことです。

冊子によると会派の基本政策を見直して、10/20にそれを発表したことが伝えらえていて、その政策内容も記載されていました。今年、市長も変わったことですし、見直しを図ったのでしょう。

基本政策には、市政に関して細かくいろいろなことが記載されていますので、その中にある交通に関することを拾ってみたいと思います。民主党は、国レベルではLRTに賛成と思いきや堺や宇都宮で地方議員が反対の狼煙を上げるなど、国レベルと地方レベルでねじれることもあったりしますので、たまにはこういう市議会資料を見てみるのも面白いかもしれません。

で、その項目からひろって見ると・・・

2、市政の主要課題に対する基本政策
(1)安全・安心で安定したまちづくり
 ①福祉の充実
  (b)高齢化社会に対応するため、地域の足としてのバス路線など公共交通システムの見直しを努める。
 ③暮らしの安全の確保
  (c)自転車と歩行者の接触事故防止対策を進め、小中学校などにおける自転車走行ルールの指導を徹底するとともに、バリアフリーの歩道整備を優先的に行う。

(2)安定した市民生活を支える経済政策の展開
 ④観光・コンンベンションなどの集客事業を本市の重要産業と位置づけ、国内外からの観光客にとって魅力的な都市環境を整備するなど、都市としての魅力を向上させる諸施策を計画的に推進する。
  (c)地下鉄東西線の国際センター駅周辺地区、及び仙台城址を含む青葉山地区の魅力的な整備を推進する。

(3)行財政改革の促進
 ①外郭団体については、指定管理者制度の拡大など、民間にできるものは民間に任せることを基本とし、整理・統合の推進に加えて、人件費総額の抑制や定員の削減、委託のあり方の見直しを進める。また外部からの管理職の採用拡大や、プロパー職員の育成に努める。
 (a)類似性の高いものとして、仙台市交通事業振興公社と仙台交通株式会社を統合する。

(6)インフラ整備の再構築
 ①地下鉄東西線について、住民の意向を踏まえた予定駅周辺や沿線まちづくりの促進、バス結節の強化、、また工事費や運行経費の一層の節減などにより、採算性の向上をはかるとともに早期完成に努める。
 ⑤アクセス30分構想の実現に向け、都市計画道路は必要性や優先順位を踏めて整備を進める。またパークアンドライドなどを一層充実するため、JR及び地下鉄の駅前整備や駐車場の確保、またこれに対応したバス路線の再編や結節機能の集約を進める。さらに、歩道の確保やバリアフリー化を積極的に推進する。

そして最後のページに別枠で、発行人の木村市議の推進事項なのでしょうか?「東西線の街づくりを促進するとともに、東北本線への新駅や道路網の整備で、交通の円滑化をはかります」と書いてありました。

と、まあいろいろ書いてありまして、それぞれツッコミを入れてみたくなりますが、交通についてはそれほど大胆なことは書いてありませんでした。すみっこにでも「地下鉄南北線と東西線を結ぶ軽量交通機関導入への調査」などと入れてあるとがぜん面白くなのるのですが・・・。今回のニュースでは、むしろ政策に反映されていない市議の個人目標である「東北本線への新駅」の方が気になりました。

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【海外の鉄道】旧ユーゴ圏随一の景勝路線・・・ベオグラード・バール鉄道<その1>

<【海外の鉄道】列車でスコピエからベオグラードへ(390列車)>
http://asian-train.cocolog-nifty.com/blog/2009/07/390-9be3.html
の続きです。夏に、このブログでギリシャからマケドニアを通り、ベオグラードまでの乗車記をアップしたまま放置状態でしたが、久しぶりに続きです。

ベオグラードからは、旧ユーゴ圏で景勝路線として1,2位を争うといわれるベオグラード・バール鉄道(以下バール鉄道)に乗車します。

バール鉄道は、セルビアの首都ベオグラードから国境を越えモンデネグロのアドリア海に面した港町バール(Bar)までを結ぶ延長約476キロの国際路線です。セルビア国内部分※301キロがセルビア国鉄、国境からバールまで175キロがモンテネグロ国鉄で、1435mmゲージでベオグラード近郊を除いて単線、交流20000Vで電化されています。

※ボスニアヘルツェゴビナ国内を9キロほど線路が走っていますが、列車は全て通過のみでセルビア国鉄扱い

この鉄道が景勝といわれるのは、セルビアからモンテネグロに入ると1034mの峠で山岳地帯を越えて、海抜80mのポドゴリツアに一気に下り、その後、シュカダルスコ湖を堰堤で渡り、そしてトンネルを抜けると一気に車窓にアドリア海が広がるという感動的な車窓の展開です。このほかセルビア国内でも森林地帯やダム湖の脇を走ったりして、旅行者の目を楽しませてくれます。

で、その景色が良い区間は、かなりアバウトですが・・・
森林:Prijepolje-Valjevo
川:Prijepolje-Priboj
峠(山岳越え):Kolasin-Podgorica(★オススメ車窓)
湖:Podgorica-Sutomore(★オススメ車窓)
海:Sutomore-Bar(★オススメ車窓)

ベオグラード・バール鉄道路線図

残念ながら距離も所用時間が長いため、日没など、一列車で全ての景色良い区間を楽しもむことはできません。特に、一番の見せ場である峠越えは、ベオグラード発午前10時の列車では、日没で、峠も湖もアドリア海も闇の中。理想的には、ベオグラードからバール行きの夜行列車に乗って、戻りは、バールからは日中の列車で戻り、途中のウッジあたりに1泊すると全線の景色を楽しむことができます。ちなみにセルビアの列車は1時間遅れは当たり前ですので、時刻表上では日没前だろうと思って乗ると「遅れて日没・・・(涙)」ということもありえそうです。

ということで、今回はベオグラードからバールまでを夜行列車を利用、戻りはバールからウッジで宿泊をして、そこから再びベオグラードへと列車を利用しました。

<【海外の鉄道】旧ユーゴ圏随一の景勝路線・・・ベオグラード・バール鉄道<その2>
http://asian-train.cocolog-nifty.com/blog/2009/12/post-4e6a.htmlに続く>

ベオグラード・バール鉄道の車窓
▲標高1000mを越える地点を走る列車

ウィキペディア
Wikipedia/Belgrade - Bar railway
http://en.wikipedia.org/wiki/Belgrade_-_Bar_railway

路線図
http://www.bueker.net/trainspotting/map.php?file=maps/serbia---montenegro/serbia---montenegro.gif

セルビア国鉄
http://www.serbianrailways.com/

モンテネグロ国鉄
http://www.zcg-prevoz.me/

<続きは>
【海外の鉄道】旧ユーゴ圏随一の景勝路線・・・ベオグラード・バール鉄道<その2>
http://asian-train.cocolog-nifty.com/blog/2009/12/post-4e6a.html

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