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【鉄道】松山人車軌道/松山町の人車運行・・・2009コスモス祭り

松山人車軌道(コスモス園)
▲お客さんも待つ人車と車夫の方

宮城県大崎市松山(旧松山町)のコスモス園で恒例のコスモス祭りが9/19~10/20まで始まり9/20に行ってみました。もちろんコスモスの花が一番の売りの祭りなのですが、この祭りに併せて日本では唯一乗ることができる『人車』の運行も行われるのが最大の魅力といえるでしょう。なんといってもこの人車は、年に数日しか運行されませんので、看板にあるように「幻の人車」かもしれません。

松山人車軌道(コスモス園)
▲200円を払うとちゃんときっぷもくれます

なぜに公園で人車がというと、大正時代に東北本線松山町駅と松山町の中心までの2.5kmに「松山人車軌道」というのがあって、その本物車輌は鉄道博物館にあるものの、公園のアトラクションとして平成4年にJR東日本で復元された人車が祭りに併せて運行されています。

松山人車軌道(コスモス園)
▲木製の室内から進行方向を見る

コスモス園の人車の軌道は、コスモス畑を回るようにのU字に敷かれていて、車夫スタイルの2人が車輌を押し、その線路を行ったり来たりします。折り返すときは車夫は前後を変えて押しますので、機回し不要のある意味、両運転台です。

松山人車軌道(コスモス園)
▲振り向くと車夫の方が押してます。重そうですが、そうでもないようです

車夫の人に話しを聞きましたら、車体の重さは300kgあるそうで「そんなに重くないです」とのことで、試しに1mぐらい押させてもらいましたが、ほんと大人1人で簡単に動き出しました。前後にゆらゆらと動かすこともできて、あらためて、鉄軌道の摩擦の少なさを実感です。

松山人車軌道(コスモス園)
▲ゴロゴロと人車が公園の中を走ります

車夫の方に200円を払い「人車乗車券」をもらい乗車します。人車はサイドに出入り口があるのではなく、前後にあって、乗るときは後ろから、着いたときは前から降ります。4人分ぐらいのロングシートがあって定員8人。窓は下降式でした。

松山人車軌道(コスモス園)
▲2軸の車体で前後にブレーキが付きます

乗ってみるとスピートがゆっくりなので、ゴロゴロを車輪がレールの上を転がる音がして、時々ジョイントのゴトンという音と揺れが伝わってきます。動力源が人間ですからそれ以外の音はしません。会場の人の声や鳥の鳴き声など聞きながら約3分ぐらいで終点です。スピード感はまったくなく、インドネシアの製糖工場で乗ったナローゲージの列車もこんなスピードだったかもしれないことを思い出しました。

松山人車軌道(コスモス園)
▲カーブを曲がって行きます

地域にあった鉄道を後世に伝えて行くことはたいへん重要なことだと思います。公園の遊戯施設として動いている人車ですが、レプリカとはいえ車輌の造りはしっかりしている本物です。その動いている姿を現在の我々が見ることができるのは感動的。原始的鉄道である人車は、一度乗ってみる価値はありそうです。

松山人車軌道(コスモス園)
▲面白がって子供が人車の後ろから付いてきます

場所 宮城県大崎市松山(最寄駅 東北本線松山町駅)
   コスモス園
人車の運行日
2009/9/19,20,27
2009/10/4,11
時間10時頃から15時頃まで

乗車料金 ひとり200円、幼児無料

問い合わせ先
大崎市松山観光協会 TEL0229-55-2114

松山人車軌道(コスモス園)
▲緑をバックにゆっくりと進む人車

松山人車軌道(コスモス園)
▲人車の台車部分。とてもシンプルです

松山人車軌道(コスモス園
)
▲乗り降りは前後のドアから、ドアの下にはステップが付いています

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