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【鉄道】栗原市・市政懇談会(くりはら田園鉄道/くりでん資産利用)

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▲市政懇談会の様子。市幹部が一同に介していて、ある意味おどろきです

8/4に栗原市の若柳地区にある若柳多目的センターにおいて、栗原市の市政懇談会が行われました。今回の懇談会はくりはら田園鉄道の若柳での保存の話題がメインということで参加してみました。

会は、開会挨拶に続いて、市担当者から今後の栗原市の財政の状況の説明があり、会のメインである栗原市民と市長をはじめ市各部局長との懇談となりました。

会場で挙手した人が質問や意見などを言いそれに市長や各部局が答えるというものです。町レベルの自治体ならともなく、市レベルでこういうことができるのはある意味すばらしいことです。大都市や政令指定都市で、市長が出席している場で「市民の方、いいたいことぞうぞ」というのはなかなかできるものではありません。

それはさておき、若柳地区でくりでんの保存が決まっているため、市からもくりでんの保存という話題が前フリとしてありましたので、市民からも当然その手の質問・意見が多く出ました。

市民と市長、市との話を総合すると
・くりはら田園鉄道はH22/3月末を持って解散。それまでに清算していない資産については栗原市へ譲渡
・若柳駅構内でのくりでんの保存(鉄道公園化)は決定しているが時期は未定
・動態の距離は往復で1000m程度
・鉄道公園に隣接して地場産品の直売所コーナーが出来る予定
・動態保存や車両の整備については、指定管理者制度でNPOに委託
・指定管理者に対しては市は援助・支援する
・若柳駅構内を分断(縦断)する道路については、H21/10月着工でH22/3月共用

市民と市とのやり取りから情報をまとめると上記の通りです。このほか、『資産譲渡検討委員会』という言葉が市側から2,3回でましたので保存にあたっての公園化については、前述の委員会が検討しているように推測されます。7/4の鉄道史学会でも、「保存検討委員会の次に、どのように保存するかの委員会において検討」という発言を平川先生がしているので、たぶんこの委員会のことだと思われます。

いずれにしても行政主導で保存方法が決まって行き、それを指定管理者としてNPOに下請けに出す形が濃厚ですが、こうなると地元のどこのNPOが取るのかという話になって、NPOの利権の世界になるのかもしれませんね。

懇談会では、このほか
代替バスがルートがよくないので元にもどせ
くりでんの踏み切りを早く撤去しろ
橋を作れ
道を作れ
給食で地場産品入れろ
などなど住民から「やってくれ系」の要望がたくさん出ていました。それにしても「いなか」では、やはり「道路」が欲しい人がいっぱいるようです。

鉄道の保存活動において、行政主導で決めてすすめて行くケースはめずらしいので、今後の動向に注目ですが、佐藤栗原市長は、加悦SL広場や小松児童公園などを視察しているのでは、イメージ的にはそのようなものになる可能性がありそうです。

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