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【バス】仙台駅前路線バス交通環境改善社会実験実施

2009/7/4~7/10まで仙台駅のまん前の道路を一般車乗り入れ禁止にする社会実験が行われました。100万人都市の駅前を大胆に一般車乗り入れ禁止する実験の実施はなかなかものだと思います。

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社会実験の詳細については、下記の通りで、仙台市交通政策課のホームページにも記載してあります。はっきりしたアナウンスはないのですが、実験の目的は、現在2つあるバスプールの『島』の北側にもうひとつ『島』追加するためのものかなと思ってしまいます。どうなるかは、今後の動向に注目ですね。

実験の詳細<仙台市ホームページから>
■実験名 : 仙台駅前路線バス交通環境改善社会実験
■実施箇所 : 南町通の一部区間
 (規制区間) (仙台駅前交差点~バスプール隣接区間) ※仙台ロフトの東側及び南側
■実施期間 : 平成21年7月4日(土)~平成21年7月10日(金)まで
■実施主体 : 仙台駅前路線バス交通環境改善社会実験実行委員会
【構成メンバー】 宮城県警察本部,仙台中央警察署,JR東日本仙台支社, (社)宮城県バス協会,宮城交通(株),(社)宮城県タクシー協会仙台地区総支部, 仙台駅前商店街振興組合,仙台市(都市整備局,建設局,青葉区,交通局)
■実施内容 : ①期間中,規制区間において一般車を終日進入禁止とし,それに伴う周辺道路に与える交通の影響を検証します。
【調査方法】周辺交差点での交通量調査,渋滞状況の調査の実施
②規制区間に路線バスの待機バースを設けることで,西口バスプー ル内の混雑軽減や,バスの定時性向上を図り,バスプール内乗降場の環境を改善します。
 【調査方法】バス乗客,運転手等へのヒアリング調査
※本社会実験に合わせ,次のとおり周辺道路の走行環境改善についても調査を行います。
規制区間にタクシーの待機スペースを設け,周辺道路のタク シー駐停車に起因する道路混雑を解消し,通行の安全性を図ります。併せて仙台ホテル前のタクシー乗場も休止します。
  【調査方法】駅前広場の一般車乗降場及び駐車場利用者等へのヒアリング調査
(注)本社会実験では,路線バスの運行ルート等の変更はありません。

今後の取り組み;
平成21年度は,本社会実験を踏まえ,道路空間活用の効果と影響を検証し,引き続き関係機関と協議しながら,仙台駅西口広場再編に向け取り組んでいきます。

仙台市交通政策課
http://www.city.sendai.jp/toshi/kotsukeikaku/sendaieki/index.html

さて、実験はどんな感じだったのか・・・。

実験初日の7/4(土)に、くりこま高原駅へ行くために、バスプールから出る東日本急行バスに乗りました。実験前は、バスプールから南町通りへ出る際には、ロフト前角にある信号機が青になって出ることになるのですが、実験中は信号を殺していました。タクシープールからどんどんタクシーが出てきて、なかなかバスの出るタイミングがつかめません。バスとタクシーが輻輳して、バスプールから仙台ホテル前に来るまでに10分もかかってしまいました。

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▲実験前の仙台駅前。地下鉄工事で車線は少なくなっています。既にタクシーが入りきれず、路上にあふれている。

そして、この日は中心商店街で夏のバーゲンということで郊外から中心部に流入する車が多く、青葉通り、広瀬通り、西道路なども渋滞していました。仙台宮城ICの降り口が大渋滞していたことを考えると中心部の渋滞は、社会実験の直接的な影響ではないように思えるのですが、社会実験のPRが行き届いたせいか「社会実験の影響で混んでいる」と語る人がとても多くしました。この日の印象があるせいでしょうか、その後の乗ったタクシーやバスの乗務員からは実験に対する悪い評判の話を聞きました。

もしやと思いこの日からラジオの交通情報もチェックしていたのですが「社会実験の影響で混雑」という無責任でネガティブ発言はなかったので、ほっとしました。

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▲実験初日の仙台11時10分発のバスの最前列から撮影。本当は直進したいのですが、次々にタクシー、バスが来てなかなか出られません。その先もバスが詰まって進めません。

実験最終日にもお昼にどんな状況か見に行ってみました。さすがに暗黙のタイミングが出来上がってきたのか、バスプールからはスムーズに出て、初日とは大違い違い。仙台ホテル前は、青葉通りから愛宕上杉通りへ左折(南行)する一般車で若干の混雑がある程度でバスの走行を妨げるものではなさそうです。しかし実験があるということで、今回、つぶさに車の流れを観察したのですが、根本的に仙台駅西口にタクシーが多すぎです。東口に分散するなどの対策も考える必要があるかもしれません。

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▲実験最終日のお昼12時。バスの流れはスムーズで道路も空いています。やっぱりタクシー多すぎ

今回の実験のデータをこれから解析するのでしょうが、どのような結果になるのでしょうか・・・。バスの出発ルートも変更すると走行環境はかなり改善するのではないでしょうか。今回の実験はとてもよいことだと思います。将来的には、制限をぜひ実施してもらい、バスプールも増設してもらいですよね。

おそらく、一般車を制限する社会実験をやると利己主義な方々がクレーマーと化して、市に相当文句をつけているはずでしょうから、クレームにめげず車制限の方向でがんばってもらいところです。

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