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2009年7月

【書籍】TRAMWAYS&URBAN TRANSIT 2009年/8月号

定期購読している「TRAMWAYS&URBAN TRANSIT」の8月号が届きました。架線レスのLRTの話題が掲載されていました。今号からチョットだけ紙面デザインが変わりました。表紙はダブリンです。

<トラムウェイズ&アーバントランジット 2009年8月号>
TRAMWAY&URBAN TRANSIT
AUGUST2009 VOL.72 NO.860

Tru0907
目次
UK News
Glasgow reveal possible LRT corridors, Nottingham extensions 'will go ahead',Blackpool's new look.

Cheltenham’s ultra-light rail project
Using fuel from household rubbish, a proposed zero-emissions ultra-LRT plan is causing a storm.

A new departure for Heathrow
It look like something out of science fiction film, but the Ultra personal’ pod' concept is very real.

Wireless trams: finding new business
What is the reasoning behind’ wire free tramways? What is out there to tempt customers? TAUT explains.

Smarten your image to double business
Make public transport as trendy as mobile phone.
That's the message from the 58th UITP congress.

Systems fact file :Geneva, Switzerland
Geneva's resurgent public transport is influenced by a spreading urban area that extends into France.

Transport investment - the benefits
Residential property price can benefit from the presence of LRT, as the latest research demonstrates.

Palm Monorail- another Dubai first
It's almost silent and finished well under budget: the Plam Jemeirah Monorail is another success.

Word news
Adelaide buys trams from Madrid, SanFranciso's USD3.4bn BART plan, Washington crash kills nine.

UK review
Black pool heritage secured, horse tram at Beamish.

Letter
Urban rail investment and Euro-centric tram orders plus should car-makers build light rail vehicles?

Classic trams: East Anglia
Historic trams happily co-exist with other forms of transport at Britain's East Anglia Transport Museum.

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【書籍】鉄道建築ニュース 2009年7月号

鉄道建築協会の会誌「鉄道建築ニュース」が届きました。

鉄道建築ニュース2009年7月号(No716)
目次
■特集
・自治体施設との合築駅について
■すていしょん・開発
・川越駅西大宮駅新築
・南武西府駅新築
・総合カウンター整備(品川駅・新宿駅南口)
・長野新河川軽井沢駅待合室新設工事
・鹿児島本線ししぶ駅新築(新駅)
■すまい
・JR九州のマンション事業(MJRシリーズ)
■ノンセクション・技術
・アルミ造りホーム待合室新設について
・線路上空建築物(低層)構造設計標準の改訂
・平成21年度通常総会議案
■INT’L ARAN(インターアラン)
・世界の新空港事情-2
    ヨーロッパの空港ターミナルデザイン
■駅舎ニュース・ミニニュース
・私のオフタイム「非日常でリフレッシュ」
■お知らせ
・第54回鉄道建築協会協会賞(作品部門)募集要項
・線路上空建築物(低層)構造設計標準(2009)講習会開催のお知らせ
・鉄道総研技術フォーラム2009
・平成21年度通常総会が開催されました
・東京駅丸の内駅舎保存・復元の現場見学会が開催されました
表紙/知床斜里複合駅舎

Aran0907

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【鉄道】7/18くりはら田園鉄道(くりでん)の車両解体の様子

7/13に車両の解体の一報があり、その後、河北新報にもその様子が掲載されました。7/18に若柳駅にその様子を見に行ってみました。

新聞によれば、初日に鉄道ファンが解体現場に現れて貴重部品をはずしていたというコメントがあり、早い者勝ちのような様子かと思っていましたら、そうではなく、地元の方が指摘して気づき、あわてて「社章と電車の形式の切り抜き文字」をはずして、くりでんで保管したそうな。気づかなかったら、そのまま鉄クズでした。

その他の部品については、一切、何ひとつ一般人に渡ることなく、処分されているそうです。事前に解体することが分かっていれば、この車両のこの部品ということで、協議もできたのでしょうが、「一切、市民には渡さない」というスタンスであれば、これで良いのでしょうが、M15型1両は行政主体でなく市民主体の手で保存したかったです。

解体されている車両は次の通りです。
M181型、M15型1両、C15型、M182、183型の5両

この解体が終わると、若柳駅構内を東西に分断する道路工事のためにKD95,KD10,DB10、ED20、貨車を東側へ移動させ留置されるそうです。

KD10型については1両保存は決まっていますが、もう一両は処遇不明です。今回同様に市民やファンに騒がれる前に壊してしまえということになるのかもしれません。清算法人となっているくりはら田園鉄道の解散は平成22年3月末。車両の解体もそうですが、委員会での保存対象とならなかった駅舎やその他の施設は一気に処分が進みそうです。

市民主体で保存活動を思っていた身としては『行政主体に保存のみ』という厳しい現実は複雑な気持ちではあります。

くりでん車両解体
▲若柳駅のホームに一両残ったM152型

くりはら田園鉄道車両解体
▲コソボ紛争の時にミサイル攻撃を受けた車両を思い出しました

若柳車庫のくりでん車両解体
▲側面がなくなってしまったM183とC15型

くりはら田園鉄道車両
▲床下の機器類がはずされたM15型

解体されるくりでん車両
▲車両の墓場的な雰囲気となっている若柳駅

解体されるくりはら田園鉄道車両
▲はずされた手すり類

くりでんの車両スクラップ
▲一列に並んで奥から手前へと解体が進む

栗原電鉄車両解体
▲元ワフとワの倉庫もいつも間にか消えて行くのでしょうか・・・

若柳駅車両解体
▲解体全景。この車両がなくなると奥にある気動車などはここへ移動するそうな

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【雑誌】ブルータス/BURUTUS 2009年8月1日号で鉄道特集

ブルータス2009年8月1日号

鉄道ブームということで、やはり部数が伸びるのでしょうか。雑誌ブルータス(マガジンハウス刊)でも鉄道特集です。おまけということでブルートレインのヘッドマークシールまで付いていました。ブルータスで特集したということになるとT-FM系の番組であるサントリサタデーウェイングバーアバンティにも登場するのでしょうか・・・。

BURUTUS  NO.667   8/1 2009 マガジンハウス 650円
<目次>※鉄道分のみ
・列車で行こう、どこまでも  ニッポン鉄道の旅。
・消えゆくもの、進化するもの。
・絵で見る列車の系譜1(新幹線編)。
・鈴木京香、新幹線で移動中。
・時空を抜けるブルートレイン物語。
・星野 源、北斗星乗車紀行。
・絵で見る列車の系譜2(ブルートレイン編)。
・知って得する、尊敬される、新幹線&ブルトレクイズ。
・ニッッポンの名駅弁47。
・この夏乗りたい、ジョフルトレインBEST10。
・鉄道好き著名人30人に聞いた、私の好きな鉄道の話。
・土佐の町を、路面電車が行くよ。
・ブルータス特別版 新鉄子の旅/横見浩彦乗り鉄の心得。
・絶景を切り取る、鉄道写真家、渾身の1枚。
・祝・JTB版1000号にして問う。時刻表を本当に必要か?
・鉄道グッズを巡る旅。
・一度座ってみたい、ザ、運転台!
・読み鉄
・内田百聞の鉄道偏愛紀行『阿房列車』の旅とは?
・日本を再発見させた鉄道広告の原点
特別付録 ブルートレインヘッドマークシール

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【鉄道】早起きは三文の得(7)運行中!仙石線の103系/その4

6/24、6/26と103系を撮影に行きまして、その後も早起きをして狙おうと思っていたものの雨やら寝坊やらで7月に入ってしまいました。「もしかしてEND??」と不安になりながら7/16早起きをして103系の撮影に出かけました。

仙石線103系
▲宮城野電車区の北側に停車中の103系

小鶴新田駅と福田町駅間は、直線で沿線田んぼが多い区間なのですが、意外に線路脇の草が邪魔なこととと低い位置に信号ケーブルがあるために、それほど上手には撮れませんが、103系が動いているかどうか確かめるためにも、まず6時前に宮城野電車区へいってみました。

仙石線103系
▲電車区はまわりの道路に比べて低いため、北側は撮り難い場所ではあります

一番北側の線路に103がヘッドライトをつけて待機中で、7/16現在、元気に動いています。6:15過ぎ、674Sが留置線から出発線へ移動し、そこで下り列車の通過を待って、5:22分ゆっくりと本線へとでてくるところを撮影しました。

仙石線103系
▲ 6:22に本線へ下り線を跨いで出てきます

その後は、福田町駅-陸前高砂駅間に七北田川の鉄橋で741Sを狙います。この鉄橋では、741Sが走ってくる下り線側が朝の順光なのですが、これまた信号ケ-ブルがあるために、その処理が必要となります。上り線側にはケーブルがないのですが、逆行となるために曇天が良くなります。

仙石線103系
▲七北田川を渡る103系

<<仙石線103系(RT235編成)運用(月~金曜)>>
674S 小鶴新田6:24→あおば通6:36
741S あおば通7:03→東塩釜  7:36
746S 東塩釜 7:45→あおば通8:18
871S あおば通 8:25→小鶴新田8:37
(2009.07.16現在)

仙石線103系
▲ここでは、鉄橋に電車が乗ってしまうとサイドのケーブルが目障りとなります

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【書籍】鉄道ひとり旅 郷愁の昭和鉄道紀行/芦原 伸著(講談社刊)

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昭和47年から昭和50年という高度成長期、そしてSL全廃前夜という時代の鉄道を鉄道ジャーナルを発表したものを収録したものです。当時を知っている人は、そうっだよな~と思うところもありますし、知らない世代はなるほどと思うところも多いかもしれません。ところどころで出てくる国鉄職員を描写などは、ほんと愛想の悪い職員がけっこういたことなど当日を思い出します。また、妙に親切な職員もいたりして、このあたりも読んでいて共感しました。

とても分厚い本で、読み応えがあって、当時の日本の鉄道の感じを知るのには好都合なのですが、全般的に文章が暗く、「地方が良くで都会がダメ、古いものが良くて、新しいものは軽薄」というようなコメントや、都会目線で地方を見ているところも多いようです。当時の流行なんでしょうけど左翼ぽい感じがするところもありますが「郷愁」というサブタイトルが付いているので、これでよいのかもしれませんね。

それにしても、今の鉄道ジャーナルの記事とはスタンスがずいぶんと違うものなのだなと思いました。

鉄道ひとり人旅 郷愁の昭和鉄道紀行
<目次>
はじめに
1 北海道、廃線づくしひとり旅
 今はなく標津線、湧網線、名寄本線、興浜南北線、天北線をたどる道東、オホーツク北上の旅

2 夕張炭鉱へ。最後の蒸気機関車の旅
 時代とともに走りゆく蒸気機関車、最後の蒸気旅客列車に乗る

3 消えたC62を追って、ニセコ街道を歩く
 日本で最大、最強だったC62型蒸気機関車の最後の舞台、函館本線を歩いた

4 日本海列車縦貫、冬の旅
  電化された日本海縦貫線を北から南へ、日本海沿いに乗り歩く

5 三陸海岸、「盲腸線」をめぐる旅
 気仙沼から田老まで五つのロカール線でたどる陸前・陸中の旅

6 出稼ぎ急行「津軽」の夜
 出世列車、出稼ぎ列車と呼ばれた急行「津軽」はみちのじゅの夜を貫いて走った。そこには望郷の思いが凝縮されていた

7 東海道・山陽を「普通電車」で乗り継ぐ
  人気だった347Mからはじめ、七つの普通電車で乗り継ぐ東海道・山陽の旅

8 列車食堂の二四時間。花咲く「みずほ」の乙女たち
  郷愁ブルートレインの食堂車。ウエイトレたちほ人間模様を追う

9 消えた「森林鉄道」の跡を訪ねる
  かつては日本の森を駆け巡った森林鉄道。現存する木曾森林鉄道の面影を偲んで廃線歩きに出かけた

10 古都京都のSL群像
  鉄道開業100周年記念事業。生きた「蒸気機関車館」がオープンした

11 山陰「亜房列車」の旅
 われらが百聞センセイの跡を追って、山陰の各駅停車を楽しむ

12 行商列車「最長距離どん行」824列車
 夜明けの門司から日本海沿岸を走り続け、十八時間半かけて深夜の福知山へ

13 懐かしの名特急12列車、にっぽん縦断鉄道旅行
  日本列島をジグザクに縦断して三泊四日、3653キロを名列車で乗り継ぐ

14 九州横断、絶滅した「急行列車」への挽歌
  博多から九州をジグザクに縦断して南の果ての山川まで。今はなき急行列車を縦横に乗りつぶす

おわりに
註訳

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【パーク&ライド情報】東北新幹線・くりこま高原駅(宮城県栗原市)

くりこま高原駅
▲在来線の接続もなく、空港的な感じもするくりこま高原駅

在来線の連絡がない新幹線駅であるくりこま高原は、バスでのアクセスもそんなに良くないために、車で来る駅利用者が多く、パークアンドライドが充実しています。最近では、駅前にイオンも出来ましたがもともと田んぼのド真中に作った駅ですので、土地には余裕がありますので、その立地が生かされて駅を取り囲むように駐車場があります。A~D駐車場までが有料で機械式で無人(一部月極め専用)、E駐車場が無料で仙台方向へ数百メーロルいった高架下にあります。有料についてはかなりの台数があり、よほどでないと一杯にはならないものと思われます。

もともとは行政が設置した駐車場のようですが、現在は管理を警備会社に委託しているようです。駐車場にあった看板によると

入出場時間:年中無休・24時間
駐車料金 入場から6時間まで100円
6時間以上12時間まで300円
12時間以上24時間まで500円
24時間を超えた場合 500円に超えた時間料金が加算されます。
月極め  1カ月3600円、2カ月7200円、3カ月10800円
利用できる社長 普通乗用車・軽自動車

清算機で使えるお金は、10円50円100円500円硬貨及び1000円札のみ

ここから新幹線利用はもちろんですが、仙台との高速バスもありますので、パーク&バスライドにも使えると思います。この駐車場を使って、仙台へ通勤している人もかなりいるようです。

くりこま高原駅駐車場
▲まさに駅前立地に駐車場が豊富なくりこま高原駅。イオン以外に何もありません

 

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【鉄道】くりはら田園鉄道(くりでん)の車両解体開始

7/13の朝に栗原市のTさんから電話がかかってきまして、内容は「くりでん(くりはら田園鉄道)の車両の解体が突然はじまった」とのこと。解体対象は、M18福島交通からきた2両、西武所沢工場製のM18、C15、M15型。7/4保存検討委員会が検討結果である『解体の免罪符』を公表して、1週間で解体の開始ですから、あまりの早さにびっくりです。

前回、当ブログにも書きましたが「検討委員会が結論を出したので、市民には手をつけさせない」ということなのでしょう。先日の鉄道史学会で検討委員会の結果を見た市民などが騒ぎ出す前に解体してしまえということがうかがえます(笑)。

車両については、県内のある人が欲しがっていましたし、地元でも買いたいという人がいました。自分自身も先頭部分(運転台)を保存できないかを模索していたのに残念で、車両については「壊すときは連絡ください」とも関係者に言っていたのに・・・・(涙

これから先も「免罪符」を元に知らぬ間にどんどん処分が進むのでしょう。
まあ、当事者にしてみれば、外野のよけいな話を聞きているよりも、さっそと解体処分したいところですよね。

次はKD10型1両があぶないです。

<参考>
【鉄道】くりはら田園鉄道の保存車両等が明らかに・・・鉄道史学会

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【バス】仙台駅前路線バス交通環境改善社会実験実施

2009/7/4~7/10まで仙台駅のまん前の道路を一般車乗り入れ禁止にする社会実験が行われました。100万人都市の駅前を大胆に一般車乗り入れ禁止する実験の実施はなかなかものだと思います。

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社会実験の詳細については、下記の通りで、仙台市交通政策課のホームページにも記載してあります。はっきりしたアナウンスはないのですが、実験の目的は、現在2つあるバスプールの『島』の北側にもうひとつ『島』追加するためのものかなと思ってしまいます。どうなるかは、今後の動向に注目ですね。

実験の詳細<仙台市ホームページから>
■実験名 : 仙台駅前路線バス交通環境改善社会実験
■実施箇所 : 南町通の一部区間
 (規制区間) (仙台駅前交差点~バスプール隣接区間) ※仙台ロフトの東側及び南側
■実施期間 : 平成21年7月4日(土)~平成21年7月10日(金)まで
■実施主体 : 仙台駅前路線バス交通環境改善社会実験実行委員会
【構成メンバー】 宮城県警察本部,仙台中央警察署,JR東日本仙台支社, (社)宮城県バス協会,宮城交通(株),(社)宮城県タクシー協会仙台地区総支部, 仙台駅前商店街振興組合,仙台市(都市整備局,建設局,青葉区,交通局)
■実施内容 : ①期間中,規制区間において一般車を終日進入禁止とし,それに伴う周辺道路に与える交通の影響を検証します。
【調査方法】周辺交差点での交通量調査,渋滞状況の調査の実施
②規制区間に路線バスの待機バースを設けることで,西口バスプー ル内の混雑軽減や,バスの定時性向上を図り,バスプール内乗降場の環境を改善します。
 【調査方法】バス乗客,運転手等へのヒアリング調査
※本社会実験に合わせ,次のとおり周辺道路の走行環境改善についても調査を行います。
規制区間にタクシーの待機スペースを設け,周辺道路のタク シー駐停車に起因する道路混雑を解消し,通行の安全性を図ります。併せて仙台ホテル前のタクシー乗場も休止します。
  【調査方法】駅前広場の一般車乗降場及び駐車場利用者等へのヒアリング調査
(注)本社会実験では,路線バスの運行ルート等の変更はありません。

今後の取り組み;
平成21年度は,本社会実験を踏まえ,道路空間活用の効果と影響を検証し,引き続き関係機関と協議しながら,仙台駅西口広場再編に向け取り組んでいきます。

仙台市交通政策課
http://www.city.sendai.jp/toshi/kotsukeikaku/sendaieki/index.html

さて、実験はどんな感じだったのか・・・。

実験初日の7/4(土)に、くりこま高原駅へ行くために、バスプールから出る東日本急行バスに乗りました。実験前は、バスプールから南町通りへ出る際には、ロフト前角にある信号機が青になって出ることになるのですが、実験中は信号を殺していました。タクシープールからどんどんタクシーが出てきて、なかなかバスの出るタイミングがつかめません。バスとタクシーが輻輳して、バスプールから仙台ホテル前に来るまでに10分もかかってしまいました。

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▲実験前の仙台駅前。地下鉄工事で車線は少なくなっています。既にタクシーが入りきれず、路上にあふれている。

そして、この日は中心商店街で夏のバーゲンということで郊外から中心部に流入する車が多く、青葉通り、広瀬通り、西道路なども渋滞していました。仙台宮城ICの降り口が大渋滞していたことを考えると中心部の渋滞は、社会実験の直接的な影響ではないように思えるのですが、社会実験のPRが行き届いたせいか「社会実験の影響で混んでいる」と語る人がとても多くしました。この日の印象があるせいでしょうか、その後の乗ったタクシーやバスの乗務員からは実験に対する悪い評判の話を聞きました。

もしやと思いこの日からラジオの交通情報もチェックしていたのですが「社会実験の影響で混雑」という無責任でネガティブ発言はなかったので、ほっとしました。

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▲実験初日の仙台11時10分発のバスの最前列から撮影。本当は直進したいのですが、次々にタクシー、バスが来てなかなか出られません。その先もバスが詰まって進めません。

実験最終日にもお昼にどんな状況か見に行ってみました。さすがに暗黙のタイミングが出来上がってきたのか、バスプールからはスムーズに出て、初日とは大違い違い。仙台ホテル前は、青葉通りから愛宕上杉通りへ左折(南行)する一般車で若干の混雑がある程度でバスの走行を妨げるものではなさそうです。しかし実験があるということで、今回、つぶさに車の流れを観察したのですが、根本的に仙台駅西口にタクシーが多すぎです。東口に分散するなどの対策も考える必要があるかもしれません。

P1000932
▲実験最終日のお昼12時。バスの流れはスムーズで道路も空いています。やっぱりタクシー多すぎ

今回の実験のデータをこれから解析するのでしょうが、どのような結果になるのでしょうか・・・。バスの出発ルートも変更すると走行環境はかなり改善するのではないでしょうか。今回の実験はとてもよいことだと思います。将来的には、制限をぜひ実施してもらい、バスプールも増設してもらいですよね。

おそらく、一般車を制限する社会実験をやると利己主義な方々がクレーマーと化して、市に相当文句をつけているはずでしょうから、クレームにめげず車制限の方向でがんばってもらいところです。

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【鉄道】北越急行が「東北の光り輝く企業」に選ばれる

東北電力系のシンクタンクである(財)東北産業活性化センターがこのたび「東北の『光り輝く』企業たち~2009年サービス産業」として北越急行を選びました。

北越急行
▲直江駅に停車する北越急行HK100型

東北電力は、新潟県も営業エリアにあることから、その系列のシンクタンクですから新潟県内の企業も対象としていて、選定にあたっては、東北大学の先生が座長となり委員会を作り、対象となる49,726社の中から独自の商品開発、新規分野開拓、新技術等に積極果敢に挑戦して大きな成果を上げている先進的企業を精査し、最終的112社を選んだとのこと。

112社中、鉄道会社は「北越急行」だけで、成長・発展に向けての取り組みの中で①新技術開発②サービスモデル化・最適化③地域貢献が優れていて、具体的には、シアタートレイン「ゆめぞら」と田舎体験事業」が選定の決めてとなったようです。

選定基準の詳細や各企業の紹介については、同センターで発行している「東北の『光り輝く』企業たち~2009年サービス産業版」に掲載されています。

イベント列車と田舎体験ですと、東北各地の三セク鉄道や民鉄も該当するような気もしますが、鉄道会社では「北越急行」なのは残念。次回は他の鉄道会社も選定となってもらいたいものです。

北越急行ホームページ
http://www.hokuhoku.co.jp/

東北の「光り輝く」企業たち

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【鉄道】あるのは整備新幹線だけ??・自民党パンフ「日本の底力」

議員の国政報告会に行くと、他の議員やら党のパンフなどなどたくさん渡されます。先日の愛知議員のときには、自民党で発行している「日本の底力」というパンフレットが入っていました。

このパンフレットは、
・社会インフラ整備関連<国民生活便利性向上>編
・環境関係対策<新・3種の神器>編
・農林魚業対策<むら・もり・はまの賑わいに>編
・雇用、金融、中小企業編
・社会保障対策編
の5冊で1セットになっていました。

どれも6ページぐらいで、イラストを交え政策を紹介・説明しています。

Sokojikakara

乗り物や地域活性化というキーワードで探ってみると・・・
「社会インフラ整備関連<国民生活便利性向上>編」に、いきなり道路整備が出てきます。それによりと高速道路ではなく、未開通区間をつなぐ道路なんだとか・・・。道路かぁ・・・。その次は、羽田空港の拡張・機能強化。そして、ようやく次に鉄道が出てきますが『整備新幹線の着実の整備』とあるだけ、具体的には「北海道・九州・東北・北陸の各新幹線」の整備となります。この他、離島航路の対策もありました。

鉄道は、新幹線だけ・・・・。以外はスルーでした(涙)。
車社会を推進するんじゃ、公共交通による街づくりというのは夢ですね。

そして、環境関係対策<新・3種の神器>編では、どうかと見てみると、一番最初には、やはりエコカー推進がどーんと来て、やっぱり「車」。購入バックアップ!とうたっていて、環境にやさしいの鉄道利用促進などは一切ありませんでした(涙<)。/p>

このパンフレットを見る限りでは「鉄道」は冷遇なのですが、それとも、LRTや地方鉄道、地域活性化を書いた他の「編」があるのか・・・。

民主党の機関紙も目を通しているのですが、そちらには、鉄道や公共交通のことはまず書いていなので、書いてあるだけマシということでしょうか。

どっちが政権政党でも「鉄道」や「公共交通」はたいへんそうです。ショボーン

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【鉄道】仙台市電やLRTの話題が飛びだす・・・愛知和男国政報告会

7/5は、自民党の国会議員「愛知和男」の国政報告会が開催され党員ではないのですが、いって話を聞いてみました。愛知和男議員は一度、引退をしているのですが、2005年に比例東京ブロックで国会議員に返り咲いています。ということで宮城県では影の薄くなった国会議員となっていたのですが、昨今の情勢からでしょうか「国政報告会」が行われました。とはいえ、選挙が近いですから、報告会に先立ち、宮城県の現職議員の紹介などなどいろいろ挨拶がありました。

Aichikazuo
▲意外に路面電車やLRTに詳しい??愛知和男議員

で、核となる国政報告会わけですが、
冒頭に、ちょうど仙台市長選挙が今月投票ということから、36年前の仙台市長選では、当時現職の島野 武と愛知氏で争った話になりました。「仙台市電の廃止」を掲げる島野陣営に対して、愛知陣営は「仙台市電の存続」。加えて「鶴ケ谷団地方面への延伸」も掲げたとのこと。結局、愛知氏は破れ、国政へ行くことになったわけですが、もし当選していれば現在も「仙台市電」は存続していたに違いありません。当時、市電は坂を登れないなどと、反対陣営からずいぶんと攻撃されたそうな。

そして、次に環境面や中心市街地活性化から路面電車やLRTを導入・検討するところが増えているという話がでてきました。富山市の事例や外国のLRTについても良く知っているようで「これからはこういう乗り物の時代ですよね」と語っていました。仙台では、行政もマスコミも、路面電車やLRTについての話題をあえて黙殺していますので、愛知議員が冒頭からこのような話をしたことには驚いた方もいたことでしょう。そして、「仙台でも導入できれば、本当は活性化するのでしょうが、東西線を作っているから、それを生かしてゆくしかないのかもしれませんよね」といって一応、まとめておりました。

宮城の選挙区から出ている自民党の議員ならば「ぜったいに語ることのないLRT擁護」の発言は、びっくりです。建設が進む東西線関係のバイアスがかからないと自民党でもずいぶんと本当のことを話せるものだと関心してしまいました(笑)。

政策報告はこの後、観光立国推進基本法を成立させたことと「地域活性化と観光」ということをベースに話が進み、こちらもけっこう興味深く、面白かったです。地元選挙区をはなれ、ある意味しがらみがなくなってしまった分『我田引水』とならずに全国を視野に入れた仕事ができるのかもしれないです。

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【鉄道】くりはら田園鉄道の保存車両等が明らかに・・・鉄道史学会

7/4に栗原市築館にあるエポカ21において、鉄道史学会2009年度第1回研究例会シンポジウム「くりはら田園鉄道の歴史と遺産」が一般公開形式で開催され、学会関係者及び市民など約100名が参加して開催されました。一応、学会という名前はついていますが、事実上、くりでん保存検討員会の結果を公表する内容ですので参加してみました。

鉄道史学会の関係者の中には、著名な方々がずいんぶんと見えていまして、マスコミも地元中心に多数参加、市民参加者には、これまでくりでんにかかわっていたがたくさんいました。

さて、プログラムは下記の通りでした。

日時:2009年7月4日
会場:くりはら市エポカ21
主催:鉄道史学会
協賛:栗原市
●開会の挨拶・・・老川慶喜(立教大学)
●くりでん資料を未来に
   -宮城資料ネットの保全活動-・・・平川 新(東北大学)
●宮城県の鉄道発達史とくりでん・・・高嶋修一(青山学院大学)
●くりはら田園鉄道の諸建築について
  -若柳駅舎(本屋・機関車庫)及び沢辺駅舎・・・長井康雄(東北大学)
●大河原・村田・蔵王を走った仙南温泉起動・・・岡崎明典(白石高校)
●パネルディスカッション「戦後のくりでんを語る」
  進行役 大平 聡(宮城学院女子大学)/パネリスト くりでんOB3名

開会に先立ち、佐藤勇栗原市長から挨拶があり、その中で、保存場所については、
『若柳駅構内』
『動態保存を行う延長は700m』

ということを言っていましたので、保存されることは間違いなさそうです。

続いて、プログラムの平川さんによる「くりでん資料を未来に」の発表が行われ、宮城資料ネットの活動報告につづいて、これまでベールに包まれていた「くりはら田園鉄道の資産の保存活用に関する検討委員会」のメンバーや活動内容が紹介され、そして、くりでんで『何を保存するか』の発表が行われました。

それによると、

<車両関係>
KD95・・・保存(たぶん一部)
KD10・・・保存(たぶん一部)
M15・・・保存(たぶん一部)
M18・・・保存せず
M182-183・・・保存せず
C15・・・保存せず
ED20・・・保存
DB10・・・保存
ト10・・・保存
ワフ7・・・保存
保線用モーターカー・・・不明
<駅舎関係>
若柳駅・・・保存
若柳駅車庫・・・保留
若柳駅検修庫・・・保留
本社・・・保留
沢辺・・・解体
その他の駅については、保存対象外

発表されたものを見ると、概ね予想通りというところでした。また、参加者の中からも「予想通り」との声が聞こえました。

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▲保存される車両を発表する平川さん(検討委員)  

          ★

くりはら田園鉄道の保存については、実は、廃止のずいぶん前から市民らによる廃止後の保存活動を目指す動きがありました。その動きは、新聞、テレビ、ラジオなど各マスコミでも取り上げられ「行政、学識、市民が一緒に検討」を主張していたにもかかわらず、市民を排除した形での保存検討委員会が立ち上がり、検討が進められました。委員会は、非公開で行われていたために、その内容は本日まで公開されることはありませんでした。

当日の発表を聞いていると廃止の前から「産業遺産」というキーワードで保存への機運を盛り上げた市民の方々の努力や活動は、まったく無駄だったように思えてきました。結局は、行政が選んだエライ先生たちやってきて、すべてを考えてくれ、『市民は黙ってそれに従え』ということで何もしなくても良かったのかもしれません。

思い返せば、検討委員会での結論が出ていないときは「車両や資産には、市民に手を付けさせない」といわれ、そして検討委員会が保存の結論を出した途端に「検討委員会が方針を決めたので、市民には手を付けさせない」というのが現実で、それを表すように沢辺駅舎については、地元で購入して保存しようとの話もありましたが、既に『解体』が決定していて、地元でも、もう取り付く暇もないのが実態です。

今回、保存対象物が選定されましたので、今後は、保存や展示の方法を考える委員会が再びできるそうで、こちらも市民が入るのかは疑問で、委員会が決めたものを「あとは、だまって、栗原市民やマニアが下請けとして保存活動をやれ」という感じになるのでしょか・・・。

栗原の人たちは、素朴で良い人が多く、行政が決めたこと、学識が決めたことに対して、あまり疑問をもちません。このような気質だから廃止にもなったわけで、その代替バスもやばい状態となるわけですが、たぶん「東京のエライ先生がくりでんを残してくれた」とありがたく思っている人は多かもしれません(笑)。

もう済んだことなのですが、検討委員会のみなさんももうちょっと、地に下りて地元の活動をして方々からヒアリングや交流をしてみてもよかったのでは、と思います。もしもの話でしょうが、検討委員会に市民が入り、地元で活動を行っている方々とワイワイ交流を持ちながら進める検討委員会であったならば、お二人の委員も、もしかすると亡くなることはなかったかもしれません。

検討に市民が入ったか入らないか別として、くりでんが保存されることは決定したわけで、ぶつぶついいましたが、もちろんそれは喜ぶべきことであります。

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▲意外に受けた高校生の発表。マスコミにも受けてました

さて、プログラムの方ですが、
仙南温泉軌道の白石高校の岡崎さんの発表は、熱い思いが伝わってきて面白かったと思います。マニアであることを隠さずに堂々と発表する姿は今後を期待させました。

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▲パネルディスカッションの様子

そして、最後のパネルディスカッションの「戦後のくりでんを語る」。
パネリスト3名は、大勢の前で発言することには無理が高齢な方で、司会の大平さんが誘導尋問みたいなこと一生懸命やるのですが、発言がまったくかみ合わず、見ていて何も得るものはありませんでした。高齢な方は体調もあるのですから、ビデオなどに証言を記録したものを見せるなどをしても良いのではないでしょうか。会場からも気の毒がるため息が出ていました。

それに加えて、パネリストOBに細倉鉱山において、捕虜なのか、囚人なのか、強制労働者なのか、単なる朝鮮人出身の労働者なのか区別がいまいちはっきりしない断片的な発言にもかかわらず、無理やり「強制労働」に誘導して発言させて、司会役の大平さんが「これは重要な証言です。みなさん!」と煽っていましたが、違和感があり「反戦や反日活動に話をもって行くならば勘弁してよ」という気分になりました(涙。

本来、地元には、ああいう場所に強く話題も豊富なくりでんOBがたくさんいるのに、司会者の方は、地元とのパイプがあまりないのかなと思ってしまいました。

       ★

本来であれば、検討委員会が出した結論受けて、栗原市がマスコミ向けにリリースを出しても良さそうですが、それもないため、保存内容やその理由を知る上では有意義な学会でした。保存はこれからが本場です。

なんだかんだいっても、『祝』・くりでん保存決定です。

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【鉄道】由利高原鉄道のこの夏のイベント情報

 先日、鉄道関係の会議に出席したときに、由利本荘市の方から今年の由利高原鉄道関連のチラシをいただきました。由利本荘では「由利本荘市地域公共交通活性化再生協議会(活性化再生協)」を設置して、由利高原鉄道を含めた総合的な交通対策に乗り出しているとのことでした。

これから由利高原鉄道に関連したイベントは、

■H21年7月10日(金)15:30-17:15
由利高原鉄道鳥海山ろく線平成21年度利用促進シンポジウム
会場:由利地域・喜隣館
最寄駅:前郷

■H21年7月11日(土)11:15-15:00
「おばこ号 ゆりちゃん」まつり
会場:前郷駅
写真展、鉄道グッツ展、音楽祭り
無料列車 矢島10:50発,本荘10:50発
     前郷15:11発(矢島・本荘行き)

由利高原鉄道ゆりちゃん祭り

■H21年7/18 8/7
納涼ビール列車運行(本荘発着)
申し込み制:3000円
時刻:本荘18:49→矢島→本荘20:46
ビール列車参加のための交通手段として前後の列車は無料。
申し込み先 由利高原鉄道0184-56-2736

■H21年7/1~H22年3/31
楽楽遊遊乗車券
土日祝限定全線フリー券
おとな1100円、こども500円

このほか秋には、おばこゲートボールカップ、沿線探訪ウォーク、特産品まつりなどがあるそうです。

由利高原鉄道フリーきっぷチラシ

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【書籍】週間東洋経済2009年7/4号「特集鉄道進化論」

東洋経済鉄道進化論表紙

週間東洋経済2009年7月4日号の特集は「鉄道進化論」。昨年2008年にも「鉄道革命」と題して特集したのですが、たぶんその時の反響が大きく、部数も繋がったのでしょう。鉄道第二弾で、今回は国内鉄道が中心となっていて、外国の実例は少な目です。最後の格付けは、東洋経済のお家芸ですね。

去年の「鉄道革命」「鉄道進化論」と2つの特集を続けて読めれば、有益な基礎情報になるのではないでしょうか。第3弾目にも期待です。

週間 東洋経済 2009年7月4日特大号 定価720円
<目次>特集分のみ
「鉄道」進化論
■鉄道を世界に売り込め!
・図解 “日本製”鉄道車両の輸出額
・インタビュー 石田義雄 国際鉄道連合会長・JR東日本副会長
■鉄道で変わる日本の未来
・整備新幹線の救世主?フリーゲージトレイン
・本格化するリニア計画、最初のヤマは駅の選定
・「新幹線悪玉論は大きな間違い。全国にもっと新幹線を作れ」
・逆風にあえぐ地方鉄道会社、高速道路値下げが代打撃
・インタビュー 松田清宏 JR四国社長
・どっこい生きている地方の中小私鉄
・コラム JR北海道“鉄陸両用車”の実力
・自動車王億・豊橋の奇跡
■大都市鉄道網の期待と不安
・関東編 新線、新型車両で成田アクセス争奪戦
・関西編 新線ラッシュの関西鉄道 運用状況は明暗くっきり
・新幹線から通勤電車まで。列車はデザインの時代
・満員電車も遅延も許せない。通勤問題に特効薬はあるか
・世界3ケ国5年の最近通勤事情を現地ルポ
・最強「私鉄」東京メトロ 上場したら株価はいくら?
・インタビュー 原 武史 明治学院大学教授
・インタビュー 水戸岡 鋭治  ドーンデザイン研究所
■将来最も有望な駅はどこだ 変貌遂げる「駅」の現在
・インタビュー 花崎 淑夫 ルミネ会長
■住みたい「駅力」ランキング&格付け 3大都市圏427駅

「鉄道」進化論 ブログ版は http://blogcaster.seesaa.net/

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【海外の鉄道】列車でスコピエからベオグラードへ(390列車)

<【海外の鉄道】マドニア・スコピエ駅・・・パっとしない首都駅>の続きです。
 マケドニアの首都スコピエからセルビアの首都ベオグラードまで鉄道で向かいました。

マケドニア鉄道ベオグラード行
▲スコピエ駅で出発を待つ390列車。わずかに2両の国際列車

 スコピエからベオグラードへは、セルビアのNIS(ニス)経由と揉め事の絶えないコソボ経由があるのですが、コソボ経由は直通列車がないために乗換えが必要で、しかもコソボを国として認めた国とそうでない国があるので、国境通過の際に持っているパスポートによっては面倒なことがあるような気もします。コソボルートについては、どなたかに挑戦してもらって、そのレポートに期待したところです。

スコピエ駅に停車中のベオグラード行
▲休日のレクレションでしょうか自転車をデッキに積み込む乗客

 さて、コソボ経由が実用的ではありませんので、ニス経由と選ぶことになります。スコピエからベオグラードまでの列車は、日に3往復の運行。隣国の首都同士を結ぶルートの割りに、少ないようにも思えるのですが、日に1往復というルートも珍しくない東欧地域ですので、朝昼夜と選択ができるまずまずの本数だと思います。

スコピエ発ベオグラード行列車編成図

 先日乗車したスコピエ発13:05発のオリンパス号でも良いのですが、途中日没で車窓が楽しめないことに加えて、ベオグラードに夜遅く着くのは気分的にも良くないので、スコピエ発07:40発ベオグラード着16:33の390列車に乗ることにしました。料金は、距離にして462キロ2等で1415マケドニア・デナールと日本円にして2900円ですから、日本よりもかなり安いです。

マケドニアの電車
▲スコピエを出発をして約40分、小さな駅でスコピエ行電車とすれ違います

 朝7時、駅近いユースホステルを後にして、徒歩5分でスコピエ駅到着。駅構内では食料は期待できないので、隣接のバスターミナルでビールと水と食べ物を購入します。前述した通り、薄暗いコンコースに入り、まずは張り出してある発着時刻表で番線を確認ののち1番線ホームへ上がりました。

マケドニアの国境駅
▲マケドニア側の国境Tobanoci駅、係官が詰め所に引っ込んだ隙にパチリ

 1番線ホームに止まっていたのは、CONKAR製交流電気機関車+コンパートメントスタイルの2等車2両だけ。ほかに列車は止まっていないので、目的の列車で間違いないと思うものの、客車には一切、行き先表示がないので、念のため車掌に確認の上乗車をしました。国際列車といっても実際に国境を越える車両は1両だけだったりしますので、やはり乗車前に確認は怠りなく・・・。

セルビア国境駅に停車中のベオグラード行
▲セルビア側の国境PRESEVO駅に停車中の390列車

 07:40定時にスコピエ駅を出発です。順調に走ると思いきやわずか5分走ったところで次の「スコピエなんとか」という駅で10分ほど停車。いつ発車するかと窓から乗り出しているとベオグラード発テッサロニキ行335列車ヘラス急行とすれ違いました。スコピエ着が06:50ですから約1時間の遅れということになります。

セルビア国境駅
▲セルビア側の国境PRESEVO駅。パスポートコントロールの時間を含めるとそれほどぶらぶらしている時間がなく駅舎には行けませんでした

  その後、各駅に停車しながら約1時間ほど走り、マケドニア側の国境駅Tobanoci駅にほぼ時間通りの08:37に到着。ここでマケドニア側の出国手続きを行いますが、コソボが近いせいか分かりませんが、なんとなく緊張感を感じる駅で、いつもならばホームへ降りて機関車交換などを眺めて列車の写真を撮るところですが、窓からの撮影にとどめておきました。この駅の周りには何もなく国境のためのようです。

セルビア鉄道車窓
▲ニスNISを過ぎるとなだらかな車窓へと変わります

 マケドニア側を出発して約10分、セルビア側のPRESEVO駅に到着します。国境を超える人は10人前後で、あっけなく入国審査が終了。駅前には、6輪の装甲車も見えるものの、こちらは、あまり緊張していない様子で、ホームに降りて列車の撮影も可能でした。

セルビア鉄道の駅
▲ベオグラードから50キロぐらいにあるMALA KRSNA駅

  グーグルアースを見てもかわるのですが、セルビアに入ると森林の多い丘陵地を右に左にカーブしながらの線路で、60キロぐらいで巡航して行きます。途中のNISからはなだらかなとなり、スピードも比較上げてベオグラードへと向かいます。

セルビアの列車
▲MALA KRSANA駅に反対方向への列車が停車中

 セルビアに入ると徐々に遅れが増して行くようで、NISで約30分の遅れ、そしてベオグラード駅の手前からはノロノロ運転が続き、平行道路の路面電車にも抜かされる始末で、結局定刻から1時間半近い遅れとなり18時前にベオグラート本駅に到着したのでした。

ベオグラード本駅
▲ベオグラード本駅に到着

 車内は終始空いていて、一時コンパートメントに2人になったこともありましたが、それも長い時間ではなく、実質コンパートメント貸切状態で、丸一日を過ごしました。この列車には、車内販売があるようにも記載されているものもありますが、2009年5月にはありませんでした(繁忙期のみかな?)。途中で買い物ができそうななのがNIS駅ですが、売店は駅舎にあるので、遅れて到着して、何時に出発するのかが分からないときは、買い物はリスクがありそうです。後で分かったことですが、セルビアの鉄道はほとんど遅れるので、飲み物・食料はスコピエ駅で調達が確実です。

<参考>
スコピエ/ベオグラード時刻表(2009.4)
    テッサロニキ→スコピエ→ベオグラード
390列車        0740        1633
336列車 0945    1245-1305   2233
334列車 1705    2014-2040   0544
※336列車:オリンパス号、334列車:ヘラス急行号

    ベオグラード→ スコピエ   →  テッサロニキ
337列車 0750     1700-1710   2233
391列車 1405     2250 
335列車 2220     0610-0650   1231
※337列車:オリンパス号、335列車:ヘラス急行号

ベオグラード本駅
▲行き止まり式のベオグラード本駅。ひととおり何でもそろいます

<続き>
【海外の鉄道】旧ユーゴ圏随一の景勝路線・・・ベオグラード・バール鉄道<その1>
http://asian-train.cocolog-nifty.com/blog/2009/12/post-35d4.html

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