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【鉄道】7/18くりはら田園鉄道(くりでん)の車両解体の様子

7/13に車両の解体の一報があり、その後、河北新報にもその様子が掲載されました。7/18に若柳駅にその様子を見に行ってみました。

新聞によれば、初日に鉄道ファンが解体現場に現れて貴重部品をはずしていたというコメントがあり、早い者勝ちのような様子かと思っていましたら、そうではなく、地元の方が指摘して気づき、あわてて「社章と電車の形式の切り抜き文字」をはずして、くりでんで保管したそうな。気づかなかったら、そのまま鉄クズでした。

その他の部品については、一切、何ひとつ一般人に渡ることなく、処分されているそうです。事前に解体することが分かっていれば、この車両のこの部品ということで、協議もできたのでしょうが、「一切、市民には渡さない」というスタンスであれば、これで良いのでしょうが、M15型1両は行政主体でなく市民主体の手で保存したかったです。

解体されている車両は次の通りです。
M181型、M15型1両、C15型、M182、183型の5両

この解体が終わると、若柳駅構内を東西に分断する道路工事のためにKD95,KD10,DB10、ED20、貨車を東側へ移動させ留置されるそうです。

KD10型については1両保存は決まっていますが、もう一両は処遇不明です。今回同様に市民やファンに騒がれる前に壊してしまえということになるのかもしれません。清算法人となっているくりはら田園鉄道の解散は平成22年3月末。車両の解体もそうですが、委員会での保存対象とならなかった駅舎やその他の施設は一気に処分が進みそうです。

市民主体で保存活動を思っていた身としては『行政主体に保存のみ』という厳しい現実は複雑な気持ちではあります。

くりでん車両解体
▲若柳駅のホームに一両残ったM152型

くりはら田園鉄道車両解体
▲コソボ紛争の時にミサイル攻撃を受けた車両を思い出しました

若柳車庫のくりでん車両解体
▲側面がなくなってしまったM183とC15型

くりはら田園鉄道車両
▲床下の機器類がはずされたM15型

解体されるくりでん車両
▲車両の墓場的な雰囲気となっている若柳駅

解体されるくりはら田園鉄道車両
▲はずされた手すり類

くりでんの車両スクラップ
▲一列に並んで奥から手前へと解体が進む

栗原電鉄車両解体
▲元ワフとワの倉庫もいつも間にか消えて行くのでしょうか・・・

若柳駅車両解体
▲解体全景。この車両がなくなると奥にある気動車などはここへ移動するそうな

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鉄道」カテゴリの記事

コメント

こんにちは。はじめまして、ひろと申します。
私は東海地方に住んでいるので、これまでくりでんの情報をネットなどで拾ってきましたが、
突然の車両や駅舎解体には驚いています。

KD10も危ないのですか・・・
もと名鉄の車両で、豊田市にはKD10の走っていた名鉄三河線の駅舎や廃線跡が文化財として指定され残っているので、
解体されるぐらいならそこで保存できると良いのですが。

投稿: ひろ | 2009年7月21日 (火) 11時13分

こんにちは。はじめまして、ひろさま
コメントありがとうございます。
当ブログ設置者「へっち」です。

くりでんの解体開始は、検討委員会が保存リストを公表して、
それから漏れたものを1週間で解体開始ですので、ほんとう
におどろきでした。

KD10型については、1両については栗原市による静態保存
が決定していますが、もう一両については、くりはら田園鉄道
なのか検討委員なのか不明ですがどこかの会社に保存を持
ちかけたとのことです。

ただ、流動的とかで、その保存話がなくなれば、残り1両につ
いては、若柳駅で解体の可能性も否定できません。今後とも
動向には注目したいと思っています。

本当ならば、出身元の三河線沿線などで保存できればよい
ですけどね。車両本体の売却価格はほとんどないに等しい
のでしょうが、運び出すのには500万円ぐらいかかるそうです。

コメントありがとうございました。
今後ともよろしくお願いします。

投稿: へっち(管理人) | 2009年7月21日 (火) 12時38分

こんにちは、初めまして日向といいます。電車の解体は先週の土曜日でおわったはずです。仙台から栗原までは遠いものですから、
見に行けないんですよ。私はED20が好きなのですが、3号機は保存が決定されてますが、1号機がどうなるのかが心配です。

投稿: 日向 | 2009年7月28日 (火) 21時19分

こんにちは。日向さま、コメントありがとうございます。
解体は土曜日で終了したのですね。解体が終わると、気動車が若柳駅構内東側に移ってきていよいよ道路工事による構内分断です。

ED20ですが、ED203が若柳の車庫の奥にありますが、こちらも道路工事の前に移動するはずですので、屋外で見ることができるようになるかと思います。

ED202は旧マインパーク駅前あります。ちょっと色がおかしいのですが、廃止直前に再塗装されこちらもこの地で保存決定とのことです。

ちゃちゃワールドにあるED201ですが、入場料がかかることもあって、ノーチェックでして、今はどうなっているのかイマイチ分かりません。今年の春に電車は再塗装したそうですが、EDはやっていないかもしれません。

あまり痛んでいないのであれば現状のままかもしれませんが、機会があったら見に行きたいと思います。

今後ともどうぞよろしくお願いします。

投稿: へっち(管理人) | 2009年7月28日 (火) 23時36分

こんばんは、またコメントさせていただきます。
ED20について、調べてみたところ塗装はどっちとも更新されたそうです。なので安心しました。
質問なんですが、ト100型も旧若柳駅の表にでてくるんでしょうかね?

投稿: 日向 | 2009年7月29日 (水) 18時23分

日向さま

こんにちは。
くりでんの車両は車庫に入っているものを含めて全て車両を東側に移動
させる予定だそうです。

車庫の前に道路作るそうで、10月には工事に入り、来年3月には完成
とのことです。

この工事によって、構内の線路は分断されてしまいますので、車庫へ車両は戻りません。展示保存の方法がきまるまでは、しばらくの間は、雨ざらし状態となるようです。


投稿: へっち(管理人) | 2009年7月30日 (木) 08時32分

こんにちは、あの10月から3月には完成って、鉄道公園のことですか。

投稿: 日向 | 2009年8月 1日 (土) 17時44分

こんにちは。日向さま

10月~3月までの工事は若柳駅構内を東西に分断する都市計画道路のことになります。鉄道公園構想は、地元では、ちょこちょこと話には出てくるのですが、具体的にどのようなものか市からアナウンスがないので、内容が良く分かっていませんし、いつオープンするかも分からないのです。

ただ、道路からはずれた構内の東側(石越寄り)の線路で動態を含めて保存するはずです。

こんな中、8/4夜に若柳で市主催の「い・ど・うセミナー」というものがあり「くりでんの保存」についての話があるようです。どのようなものかは、分かりませんが、もしかして今後のスケジュールのアナウンスがあるのかもしれません・・・


投稿: へっち(管理人) | 2009年8月 1日 (土) 21時59分

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