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【海外の鉄道】テッサロニキから鉄道でスコピエへ(列車名:オリンパス/OLYMPUS号) 

<【海外の鉄道】ギリシャで一番大きいテッサロニキ駅の続き>
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ギリシャのテッサロニキからマケドニアのスコピエまで鉄道に乗って移動してみました。利用したのは、テッサロニキ発セルビアのベオグラード行336列車で、トーマスクック時刻表などには列車名「OLYMPUS」と掲載されている国際列車です。一応、列車名はついているものの駅の案内や時刻表、列車そのものにも表示・記載はありませんでした。

テッサロニキ駅・オリンパス号
▲テッサロニキ駅で出発を待つオリンパス号。牽引は120型機関車

 列車は、下記の図の通り3ケ国の客車をつないだもので、1等車はなく、客車もギリシャ国鉄所属は新型でしたが、マケドニア国鉄、セルビア国鉄の車輌はそんなにきれいではない車輌でしたので、ローカル国際列車という感じです。最後部のセルビア国鉄の客車は「JZ」と旧ユーゴスラビア国鉄の表記とカラーリングとなっていました。

オリンパス号編成図

 この列車は、前日夜にベオグラードにからテッサロニキに到着した337列車の編成がそのままホームの端に留意されていて、発車15分ほど前にホーム中央へと引っ張りだされてきます。ホームにはけっこう人が集まっていたので、車内は混み合うと思っていましたら、みなさん新しいギリシャ国鉄の客車へいってしまい、最後尾のセルビアの車輌は6人用コンパートに1人づつでしたので余裕でした。

ギリシャ・イドメニ駅
▲ギリシャ・マケドニア国境のイドメニ駅。カフェもあり、意外にのんびりした国境でした。

 テッサロニキと国境イドメニ駅間の区間列車はなく、この336/337列車と334/335列車の2往復しかなく、特に昼間はこの列車のみ。テッサロニキから乗った乗客は、ギリシャ側の駅に着くだびに少しずつ降りて行き、結局ギリシャ-マケドニア国境を越えたのは数人でした。マケドニアに入るとギリシャ側よりは少し多いぐらいの乗客がいましたが、スコピエまで1コンパートをひとりで占領ができるぐらいの乗車率でした。

イドメニ駅の時刻表
▲手書きのイドメニ駅の時刻表。上下あわせて4本のみ

 テッサロニキを9:44に定時発車し、各駅に停車しながらギリシャ側の国境駅DOMENI10:35着。出国手続きとなりますが、パスポートを持って事務所へ来いということで一旦列車を降りて出国スタンプをもらいました。国境を越える国際旅客は数人しかなく10分程で終了。構内にはレストランや免税店見てなどがありましたが、両替所などはありませんでした。

マケドニアのGEVGELIJA駅
▲マケドニア最初のGEVGELIJA駅。マケドニア国旗が見えます

 11時07分定刻にIDOMEINI発車してマケドニアに向かいます。所要にして約5分、マケドニア側のGEVGELIJA駅着。ギリシャとマケドニアの間には時差が1時間あるため時計を1時間戻します。わずかの距離ですが小奇麗な駅舎が多いギリシャに比べるとマケドニアの鉄道は少々朽ちているかなという感じです。

マケドニア国鉄441型交流電気機関車
▲ 旧ユーゴ圏の標準機関車ともいえる441型。クロアチアのCONCAR製

 GEVGELIJA駅では入国手続きとなりますが、あっさりしたもので日本人はノービザですからすんなり入国。入管、税関職員が列車を一巡して10分程度で終了、その作業が終わる頃に国内利用の乗客達が乗り込んできます。ここでギリシャの120型機関車が切り離され、マケドニア国鉄の441型に替わりました。

 駅構内で写真を撮っているとベオグラードからテッサロニキへ向かう335列車「HELLAS EXPRESS」が約1時間遅れで到着。やはり夜行列車だけにこちらの列車よりも編成が長く乗客も多いようです。

335列車ヘラス急行(ベオグラード→テッサロニキ)
▲遅れてGEVGELIJA駅に到着したヘラス急行。先頭は461型機関車。カラーリングまでルーマニア国鉄と同じルーマニア製

 10時35分定刻通り、GEVGELIJA駅を出発です。本日の目的地スコピエは、セルビア国境近くにあるため、南のギリシャ国境から列車に乗車すると南北縦断となります。比較的平坦だった線路もマケドニアに入ると山岳地帯が多くなり、渓流に沿いながら走ることも何度かしながら、12時50分定刻より5分遅れでマケドニアの首都スコピエ着。5分程度ならばほぼ時間通りの範疇でしょう。

マケドニア鉄道の車窓
▲渓谷に沿って走るルートが多い

列車とはここスコピエでお別れです。336列車はこの後13時05分にスコピエを出て、セルビアに入りNISを経由して22時半過ぎに到着する予定です。EU圏から非EU圏へ入る約4時間の国際列車の旅ですが、治安上もまった問題なく、緊張するルートではないのでお気軽な鉄道国際ルートといえます。陸続きではありますが、ギリシャとは違う風景が広がりますので、テッサロニキからちょっと足を伸ばしてみても面白いと思います。

【スコピエ駅については後日掲載します】
【海外の鉄道】マケドニア・スコピエ駅・・・パっとしない首都駅

オリンパス号(マケドニア・スコピエ駅)
▲スコピエ駅に到着した336列車「オリンパス号」

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