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【海外の鉄道】2009.04のアテネ国際空港のアクセス鉄道の状況

マケドニアに行くために3年ぶりにアテネ国際空港(エレテリオス・ヴェニゼロス空港)に降り立ちました。この空港とアテネのアクセスは、アテネオリンピックの2004年、空港アクセス鉄道が開業して以降、大幅に改善され、たいへん便利になりました。今回も「空港から電車で一気に市街地へ!」と思って空港駅に行ったところ、なんと状況が変わっていました。窓口壌も「地下鉄はNO SERVICE」とほざいていて、列車の行き先案内もアノリオシア(Ano Liosia)駅行だけで、しかも終日全列車が・・・。

これはどうしたものかと駅の掲示板などで情報を収集してみると、工事のために都市鉄道線/プロアスティアコス(Proastiakos)の列車運行形態が変更となっていて、さらに今まで市中心部から空港までの乗り入れてをしていた地下鉄3号線がやはり工事で2009.02から半年間運休となっているそうで、以前の便利さは半減していました。

アテネ空港アクセス鉄道車輌
▲空港とアノリオシア間はドイツシーメンスのデジーロシリーズの電車タイプが走っています

もし、日本からギリシャへ着き「地球の歩き方/ギリシャ」の「空港から市内へ」のページを鵜呑みにしているとかなり混乱することでしょう(笑)。海外の鉄道は日本と違い工事があれば大幅変更はあたり前ですので、怒ったところでしょうがありません。冷静に対応しましょう。もちろん、バスで行けば簡単な話ですが、軌道系でアテネ中心部に向かう方は、どうぞ当ブログを参考してください。

Athair2
▲2009年4月の状況図(画面をクリックすると拡大します

さて、2009.4の空港とのアクセス状況です
・地下鉄3号線から空港までの乗り入れは半年間中止
・国鉄ラリッサ駅(アテネ中央駅)と空港の直通は運休
・プロアスティアコス(都市鉄道線)は、空港とアノリオシア間の折返し運転のみ

参考までに作成した地図を見てもらえると分かるのですが、空港から市内中心部へ向かう場合は、地下鉄3号線の乗り入れが中止ですのでプロアスティアコス(都市鉄道線)を利用してネラティズオティッサ(Nerariziotissa)駅で地下鉄1号線へ乗り換えるが一番の速達方法です。地下鉄1号線は、中心部オモニアやシンダグマを通りますし、アテネ中央駅(別名:ラリッサ駅)へはアティキ(Attiki)駅で1号線から2号線へ乗換えることで到達可能。料金は7ユーロ+地下鉄分0.7ユーロ。

アテネproastiakosの車輌
▲キアトとピレウス間は非電化のためディーゼルタイプのデジーロが使用されています

プロアスティアコス(都市鉄道線)だけで空港からアテネ中央駅へ行くことも可能ですが、空港からの電車はアノリオシア駅で折返しのため、ここで降りて、キアトから中央駅またはピレウス方面へ向かう列車へと乗換えとなります。空港とアノリオシア間の列車は本数が多いのですが、キアト-アテネ・プレウス間の列車は一時間に1本しかないため、事実上中央駅・空港間は1時間に1本となります。結論からするとやはり、ネラティズオティッサで地下鉄1号線と組み合わせるルートがベストで、逆に空港へ向かうときも同様です。

アテネ地下鉄車輌
▲ただいま運休中の地下鉄3号線車両は、DC750VとAC25kV60Hz対応でボディは韓国製で電装品は日本製 。写真は2004年

ここまで述べたのは、あくまで軌道系にこだわった空港アクセスです。もちろん、空港とアテネ市内を結ぶバス路線は、オモニア、ピレウス、地下鉄エスニキアミナ駅などからあるので、鉄道にこだわらずバスを使えば何も悩む必要はありません(笑)

空港アクセスバスの主な系統番号
E94 地下鉄3号線エスニキアミナ駅-空港
E95 シンダグマ広場-空港
E96 アクティバシリアディ-ピレウス(国鉄/地下鉄)-空港
このほかにもありますが省略。

アテネ国際空港ホームページ

OASA(アテネ都市交通公社)ホームページ

プロアティアコス(都市鉄道線)ホームページ

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